ダウンヘル

DOWNHILL
２０１６年
チリ／カナダ／フランス
８４分
ホラー／サスペンス
R-15
劇場公開（2017/01/14）




監督：
パトリシオ・ヴァラダレス
『フルリベンジ』
出演：
ナタリー・バーン
ブライス・ドレイパー



＜ストーリー＞
親友をレース中の事故で亡くしたBMXレーサーのジョーは、恋人と山を下りることに。道中、彼らは何かに感染したと思しき衰弱した男と遭遇するが、その直後、謎の武装集団に襲撃され…。

－感想－

確か『グリーン・インフェルノ』もチリだったよな。
ヤバい映画ばっかり作ってんな。

不細工なのに痴女てね、何の得にもならん女優をヒロインにすな。
こいつのせいで行く気もないチリに無理矢理出発。
こいつ一人がノリノリだったせいで、本来なら遭うはずもなかった武装集団の襲撃に巻き込まれる羽目に。
主人公、とんだとばっちりですわ。

見た目からして何かの感染にかかっているてのが丸分かりなのに、何故に助ける？
損しかねぇだろうて。

死にかけているんだし、自分等は銃撃受けているんだしでほったらかして逃げれば良いのに、そこまで面倒見なければいけない必要あるか？
そら見たことか、案の定主人公も感染してるじゃねぇか。

何なのだよこの感染の正体は。
化け物になってるんですけど！！
仮にこの状態で助かったとしても、どうやって生きて行くんだてなるよね。
絶対元には戻らないだろ、こんな姿からさ。
毒々モンスターですやん。
しかも体中から触手みたいなのが飛び出しちゃってるし。

感染と武装集団。
関係性が全く見えてこない。

森林の木々に吊るされた袋詰めの肉塊？
なんだねこれは。

動くんかいっ！

んーいやまあ訳が分かんないからこその不条理な不気味さはあったけれどもさあ、かなり説明は不足しているよねぇ。
監督は初期のクローネンバーグ作品を目指したらしく少しイメージ的なものは似せてきてはいるけれど、流石に内容・ストーリー展開が意味不明過ぎて「は？？」て理解に苦しみながらエンドロール眺めてしまったよ。

取り合えず武装集団の目的位はやんわりとでも良いので描いて貰いたかった。
支離滅裂な映画である事には間違いなし。

痴女ヒロインは尻丸出しで放尿するわ、感染を主にしているので感染者も死体を見た者もゲーゲー吐きまくるから汚ねぇし、ウネウネ触手や儀式で口から入れる謎の虫は超気持ち悪いし、全裸の女や路上に突っ立ている女は何やねんと思うし、ある意味物語を目で追うのが途中からしんどくなりました。

突き抜けたエログロ描写！と謳い文句になっているけど、それは強ち間違いではないか・・・いや別に突き抜けたエロは無かっただろ、嘘つきかっ。

評価：★☆
１７／０２／１７ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2017-02-03
メーカー：彩プロ