MEMORIES OF THE SWORD
2015年
韓国
120分
アクション/歴史劇
劇場公開(2016/01/23)
監督:
パク・フンシク
脚本:
パク・フンシク
出演:
イ・ビョンホン:ユベク/ドッキ
チョン・ドヨン:ウォルソ/ソルラン
キム・ゴウン:ホンイ
イ・ジュノ:ユル
イ・ギョンヨン:師匠
キム・テウ:イ・ジョンボク
<ストーリー>
高麗末期、共に死を誓い合った3人の剣士・プンチョン、ウォルソ、ユベクは、世を変えるべく反乱を起こそうとしていた。しかし、ユベクの裏切りによりプンチョンが命を落とし、計画は失敗してしまう。
その剣に宿る記憶は、
真実の愛か復讐か――
-感想-
2015年
韓国
120分
アクション/歴史劇
劇場公開(2016/01/23)
監督:
パク・フンシク
脚本:
パク・フンシク
出演:
イ・ビョンホン:ユベク/ドッキ
チョン・ドヨン:ウォルソ/ソルラン
キム・ゴウン:ホンイ
イ・ジュノ:ユル
イ・ギョンヨン:師匠
キム・テウ:イ・ジョンボク
<ストーリー>
高麗末期、共に死を誓い合った3人の剣士・プンチョン、ウォルソ、ユベクは、世を変えるべく反乱を起こそうとしていた。しかし、ユベクの裏切りによりプンチョンが命を落とし、計画は失敗してしまう。
その剣に宿る記憶は、
真実の愛か復讐か――
-感想-
まあまあかな。
基本私が余り歴史物が好きじゃないから積極的に観なかったせいもあるのかもしれないけれど、大袈裟なワイヤーアクションが用意されていた事で大分救われた感じはあった。
これが普通の立ち回り演出だったら全てに面白味を抱けず退屈してたかもしれない。
愛と憎悪と復讐の果てに
て事でストーリーは極めて暗い。
何箇所かはコミカルな場面もあったけれどオマケ程度の物。
両親の敵討ちがメインの作品なのでシビアに物語は進んで行く。
一応表向きの主人公はイ・ビョンホンだけど、裏の主人公はキム・ゴウン。
彼女の行動次第で展開は大きく変わるというのが雰囲気からして薄々と感じてくる。
関係ないけどキム・ゴウンは韓国女優としては決して美人じゃないし、一重瞼だし、どっちかというと地味な顔をしている方だが、存在感は大きく示してくれるのよね。
演技力が飛び抜けて良いんだろうなぁ。
表情の作り方とか、ソードアクションをする際の無駄が無い動きとかさ、相当目を見張らされる上手さがこの人にはあるよ。
これは個人的な事になるけれどキム・ゴウンを観る度に昔大阪でお付き合いしていたガールフレンドの顔と被ってしまって困っちゃう。
部分的にパーツが似ているんだよねぇ。
明ちゃん!元気にしているかい?
キム・ゴウンの演技を一通り観て思ったのは、こういう表情で魅せてハードなアクションでも魅せる事を同じ地味顔だけど存在感は決して劣らない武田梨奈ちゃんにもやって欲しいのよ。
特技を活かせない『ドクムシ』なんかに出演している場合じゃないだろうって、もう少し出る作品を選んで欲しいわな。
キム・ゴウンでさえもここまで有能な演技を惜しみなく披露出来るのだから、アクションに関しては彼女の上を行くはずの武田梨奈ちゃんだったらどれだけ凄いものが観られるのかと、今の日本映画じゃ期待出来ないから拠点を移してでも高いスキルを存分に発揮出来るアクション映画に出演してくれないかねぇ。
作品に恵まれない武田梨奈ちゃんが不憫でいたたまれないよ。
それはさておき、粉雪が舞うラスト決戦もそうだけど、韓国映画らしさが出た状況を盛り上げる場面作りの巧さは流石で、復讐と愛が1本の剣を通し体を重ね合わせた形で全てに終わりを告げる有情なカット後、幕を静かに閉じていく様にはしんみりと心打たされ良き余韻も残り、構成に抜かりが無いなと、ここは非常に感嘆してしまった。
評価:★★★
17/02/18DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2016-06-03
メーカー:クロックワークス
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