著者 :雨穴,相羽紀行
出版社:双葉社
ストーリー概要:
オカルトサークルに所属する佐々木は、後輩の栗原からとあるブログの存在を教えられる。そこには、『あなたが犯した罪』という不穏なメッセージと共に投稿者の妻”ユキ”が描いた「絵」が掲載されていた――。9枚の絵に秘められた謎を解き明かす戦慄の国民的スケッチ・ミステリー!その謎が解けたとき、すべての事件が一つにつながる……!!
雨穴氏による「変な家」に続く新たなミステリー媒体は「変な絵」。
こちらも中々面白かった。
騙し絵、重ね絵、そういう系統を知っている、興味があるという方にはおススメ。
1巻は、とあるブログに残されていた9枚の絵、そこに隠されている秘密を暴いて行くといった内容。
真実を知った(分かった)時、少なからずとも貴方もゾッとする!!
でも結構重要な謎の部分は明らかにされていないんですよねえ。
サークルの後輩君は全てを解釈している、みたいな感じでしたが、主人公はそこまでは辿り着けずに終わっている。
かなりモヤモヤとするなあ(笑)。
何か新しい話が始まった時点で1巻は終了しているが、9枚の絵から繋がる全貌てのは明確にされないのかしら。
その辺も含めて、2巻にも期待。
2024年11月時点で第1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・1
絵の上手さ・・・4
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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