2021年
日本
95分
アクション
PG12
劇場公開(2021/07/30)
監督:
阪元裕吾
脚本:
阪元裕吾
編集:
阪元裕吾
主題歌:
KYONO『STAY GLOW feat.TAKUMA(10 FEET)』
出演:
髙石あかり・・・杉本ちさと
伊澤彩織・・・深川まひろ
三元雅芸・・・渡部
秋谷百音・・・浜岡ひまり
うえきやサトシ・・・浜岡かずき
福島雪菜・・・姫子
本宮泰風・・・浜岡一平
水石亜飛夢・・・田坂さん
辻凪子・・・凪子
飛永翼・・・須佐野
大水洋介・・・コンビニの店長
仁科貴・・・和菓子屋の店主
<ストーリー>
女子高生の殺し屋コンビ、ちさととまひろ。組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは、突然社会に適合しなければならなくなり…。
二人は殺し屋
その正体は
―感想―
前々から気になっていた作品ではあったが、そんなに慌てて観るほどでもなかろうと、ずるずる伸ばしていたら今になってしまってた。
来月(12月)に2作目がレンタルリリースされるのを知って、タイミング的に丁度良いかなと。
他に観たい新作映画もレンタルされてないてのもあったしね。
色んな映画情報サイト等を見ていたら、かなり高い評価を受けていて、ほんまかいな邦画やで?と半信半疑なまま観始めたら、2人組の女殺し屋の動きに鋭さがあって、オープニングバトルからして目を奪われてしまったわ。
基本的には自立しようと奮闘する2人の姿を事細かく描いているのだけど、そこに上手い具合に違和感無くヤクザ一家を絡ませてきており、最終的には手に汗握らされるアクション映画へと昇華させていた。
それよりも何、この可愛い生き物は。
髙石あかりさんという名前の女優さんだそうで、俺的にははじめまして、かな。
この子の猛烈な可愛さだけでも、もう一度観直したくなる位です。
状況によって態度がコロッと変わるのも妙に愛くるしい。
性格的にはフワフワとしているのもあってか、言動全てがチャーミングなんよね。
相方の金髪娘の女優さんも美人さんだとは思うが、やっぱ俺としては「可愛い子」の方に興味持ってしまうなあ。
けど、肉体的なハードアクションは金髪娘さんが担当しており(髙石あかりさんは銃担当)、クライマックスでは屈強な男達と続けざまに対峙していくのだが、俊敏な動きでブツブツ呟きながら初め劣勢な所を相手の強さを瞬時に見極め、徐々に優勢へと流れを持って行き、見事ぶちのめしてしまう様は痛快、爽快。
それぞれに得意の分野があり、ネガティブとポジティブの差もあるけれど、それらが生活にも戦いにも良い具合に化学反応を起こしてと、バランスが悪くないからバディとして上手くやっていけてるんやろね。
「疲れたよぉ」
「はいよしよし、疲れまちたねえ、良く頑張りました!」
決してネコとタチの関係ではないのに(多分w)、何故か変に2人の間柄を観てたらドキドキしちゃうんですが(笑)。
巧みな演出で作り上げられた格闘アクション、分かり易いストーリー性、可愛さ限界突破している髙石あかりさんと、褒める箇所は多々あれど、一つだけ実に惜しいのが
台詞が聞き取り難い!
バイトの面接官「え?なんですか?」じゃないけれど、特に金髪娘さんの喋りに、はきはきさが皆無というのあり、真剣に耳を傾けても「何て言ったか分からん」てのがしょっちゅうあった。
字幕が必要、というか必須。
聞き取れなかったから内容が分かり辛いということはないが、折角喋っているのだから、全部は聞き取りたいよねえ映画として勿体ないと思うわ。
続編の円盤には字幕を付けていて欲しいと願うけど、付いてないんだろうなあ(^^;)
評価:★★★☆
23/11/17DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-06-25
メーカー: ライツキューブ
関連作:
『ベイビーわるきゅーれ(2021)』(第1作)
『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023)』(第2作)