著者 :羽生生 純
出版社:KADOKAWA
ストーリー概要:
『ノロイ』『貞子vs伽椰子』などで知られる白石晃士監督のフェイクドキュメンタリーを『恋の門』『アラタの獣』の異才・羽生生純が衝撃の漫画化!
私も全作観た白石晃士監督による「コワすぎ」シリーズ。
まさかあれの一篇がコミカライズされるとは思わなかった(笑)。
内容は実写版の「口裂け女」とほぼ同じ。
だけど、漫画には漫画特有の面白さがある!
漢・工藤をあそこまで忠実にキャラクター化されている所がお見事。
市川ちゃんの工藤に対した反抗的な所も丁寧に描写させていて笑える。
コマ割りが大きく、かなり読み易いのも良い。
そして、バケモノには物理攻撃、これだよな。
呪術バットで思い切り工藤が口裂け女の頭をぶん殴る場面の画の迫力が最高過ぎ。
これ、後々、漫画としてもシリーズ化してくれるのかなあ、出来ればそうして欲しい。
原作の実写版は結構な数の作品があるからね、それらを一つずつ漫画化させるのもアリだと思うし、売れるとも思うよ。
「コワすぎ」シリーズファンなら、迷うことなく本書も買うべし。
逆にこの漫画から入った人で楽しめたのであれば、実写版の「コワすぎ」を借りるべし。
2024年10月時点で全1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・3
絵の上手さ・・・5
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!