銀幕大帝α

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マンハント

2018年08月16日 15時58分41秒 | 亜細亜アクション
追捕/MANHUNT
2017年
中国
110分
アクション/サスペンス
劇場公開(2018/02/09)



監督:
ジョン・ウー
『レイン・オブ・アサシン』
原作:
西村寿行『君よ憤怒の河を渉れ』
出演:
チャン・ハンユードゥ・チウ
福山雅治矢村聡
チー・ウェイ遠波真由美
ハ・ジウォンレイン
國村隼酒井義廣
竹中直人伊藤
倉田保昭坂口秀夫
斎藤工犯人A
アンジェスル・ウードーン
桜庭ななみ百田里香
池内博之酒井宏
TAO田中希子
トクナガクニハル浅野雄二
矢島健一堂塔
田中圭北川正樹
ジョーナカムラ青木
吉沢悠犯人B



<ストーリー>
実直な国際弁護士、ドゥ・チウが目を覚ますと、女の死体が横たわっていた。何者かにはめられたことに気付き逃走する彼を、孤高の敏腕刑事・矢村が独自の捜査で追う。

追う者、逃げる者、魂の出会い。

―感想―

ウー流其の一


ウー流其の二


ウー流其の三


ウー流其の四


ウー流其の五
スローモーション

ウーファン垂泣もののサービス精神たっぷりでお届け、しかし例え巨匠であれども映画て娯楽なんだから、こういう誰に向けて製作したのか分からない様な雑い映画になっていても不思議ではないし、別にそれはそれで良い。
但し真剣に観ようとすると馬鹿馬鹿しく思えてくる超絶B級アクション内容。
そもそもアクションスターでもない福山雅治にアクションシーンを撮らせようと試みた時点で、端から本作はバカなのである。
巨匠が作ったバカな作品を、わいのバカ脳を完全に休ませてボケエと鑑賞すると普通に楽しく感じる、いやあ不思議だなあ。

展開も荒々しく雑いのだが、自分が一番雑だなと感じたのが、日本人俳優が喋ると声と口の動きが全く合っていない点。
これ、アテレコの手法を取ってるよね。
その手法を批判するつもりはないが、もうちょっとどうにかならんかったのか。
気にするな、て言われても、めっちゃ気になるちゅうねん。

それとチー・ウェイとハ・ジウォンという中韓女優がヒロインを担っているのだが、シーンによってはどっちがどっちなのか分からなくなる。
チー・ウェイは知らんが、ハ・ジウォンは認識しているわいでもたまに混乱する時があった。
この辺も雑い。

全編日本オールロケという部分は高く買うが、演出も編集もささっと済ませた感がありありで、取り合えずウー流出しときゃ日本人なら喜ぶだろ的な監督の気合の入れ様が低く思えた。
逆に気合の入れ様が強く観れたのは監督の愛娘アンジェスル・ウー全出演シーンで、ここだけ満足行くまで撮り直し続けて綺麗に仕上げた感が画面から溢れ出まくっている。
もしかしたらアンジェスル・ウーの出番がある所はウー監督率いる第一班で、福山雅治その他の出番がある所は第二班に任せたのかもしれない、なんて邪推したくなる程に作りの高低差が激しい。
決して面白くないとは言わないし、ある程度オリジナルに敬意を払って脚本の準備もしているだろうけど、満足感は然程得られず乏しい気持ちにさせられるのであった。

評価:★★★
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関連作:
『君よ憤怒の河を渉れ(1976)』(オリジナル)

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