神探大戰/DETECTIVE VS. SLEUTHS
2023年
香港
100分
アクション/サスペンス
劇場公開(2024/02/23)
監督:
ワイ・カーファイ
脚本:
ワイ・カーファイ
出演:
ラウ・チンワン
シャーリーン・チョイ
レイモンド・ラム
キャシー・ユエン
タン・カイ
カルロス・チェン
ジーナ・ホー
カーマン・リー
<ストーリー>
20年前に未解決殺人事件の容疑者となった男たちが焼き殺される事件が発生。その後も猟奇犯罪が続き、かつて「神探」と呼ばれた元刑事が殺人犯に挑む。
―感想―
神に愛された捜査官、だからか全然彼にだけ弾が当たらんのよね。
ほぼ無防備だし、銃を持っていると錯覚しているだけで実は手の指だし。
どうやら本作は、『MAD探偵 7人の容疑者』の後日譚となるお話のようで。
忘れちゃったなあ内容。
絶対に観とかないとダメて事はないと思う。
一応展開には付いていけた私が言うのだから間違いないだろう(ほんまか?)
傍から見ても精神的なものが完全におかしい男が主人公。
でも彼は彼なりに戦っている。
他者には目に映らない人物と常に会話し、それを糧にして真実と真相を的確に突き止めていくのはユニークな演出。
彼がアドバイスしても何か信用出来ないてのは、正常な姿が大きく欠落しているからだろう。
そこに真犯人も目を付けて、完全犯罪を目論むのだが、主人公はそんなのお構いなしに証拠を提示させながら後を追い掛けてくるので、最終的には必然的に対峙する羽目となり、両者の運命が決まる。
真犯人を倒した際に主人公が見た「怪物」。
「見えたか!?」
ヒロインに問うも、勿論見えるはずがないのだが、ヒロインとしても信頼を置いていた男がまさかの犯人だった事に怒りにも似た感情が瞬時に溢れ出し、確かに奴こそが「怪物」だという思いから自然と口から言葉が漏れる。
「見えたわ」
冒頭で描かれる異なる事件それぞれを、メインへと結びつけていく流れは上手く考えられていましたね。
ミステリー要素とアクション要素をバランス良く配置させた構成は〇。
素っ頓狂な主人公が事件解決をズバッと達成させるのを楽しむ作品かなと。
本国では大ヒットしたてのも分からなくもない、何処かしこに魅力さも感じさせてくれた。
評価:★★★
24/06/15DVD鑑賞(新作)
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