THE SNIPER/狙撃之王
2021年
中国
99分
アクション
劇場未公開
監督:
フォ・スイチアン
フォ・スイチアン
出演:
マック・ヘンリー・・・ジン・タイ
ウー・ジンファン・・・シャオ・メイ
マイケル・トン・・・ジン・ミン
シュー・トントン・・・リ・シャンジ
チェン・タオ・・・アーラン
マック・ヘンリー・・・ジン・タイ
ウー・ジンファン・・・シャオ・メイ
マイケル・トン・・・ジン・ミン
シュー・トントン・・・リ・シャンジ
チェン・タオ・・・アーラン
<ストーリー>
精鋭特殊部隊の狙撃手、ジン・ミン。犯罪組織トップの暗殺作戦を遂行中に、彼は臓器売買のため収容されていたジン・タイとシャオ・メイを命令外の行動で救出するが、肝心の暗殺に失敗する。
―感想―
そうやった、シュー・トントンさん目当てで借りたんやった。
中盤に差し掛かるまで全く出てこないから、その事忘れてましたわ。
DVDジャケットには、あたかも主役級みたいな扱いで写ってますが、ほぼ脇役、しかも普通のおばさん。
何故ジャケットでは彼女にライフル持たせているのか謎過ぎる(笑)。
凄腕の元同僚同士による因縁のスナイパー対決といった趣旨。
しかし善人側然り悪側もそうだけど、絵に描いた様な落ちぶれっぷりやね。
なんで人ってのは酒に溺れてしまうんだろ。
大体の映画で、そういう描き方をするよなあ。
で、正義感を取り戻し元の姿に戻り、再びカッコ良くなるてのがセオリー。
結構展開としても面白いやん、て思いながら観てました。
頭の上に置いたリンゴを先に撃つというシーンを、終盤の対決場面で再現してみせたり、中盤以前に起こった出来事を上手く後に活用している点が良い。
スナイパーに取っては痛手とも邪魔ともなる、光の反射を利用するとか、煙幕を放って視界を遮るとか、そういったアクションとしての面白味のあるアイデアを注ぎ込んでいる所も好印象。
只、撃ち合いしているだけ、てのが全く無く、何かしらの光る演出をプラスさせていましたから。
至近距離での銃戦なんてガンカタみたいで視覚的空間が楽しく、上手い事考えて作っているなと感心。
結局目当てだったシュー・トントンさんはおまけみたいな存在だったが、思ってた以上に満足する内容でした。
監督はこれも未公開作でありながらも斬新な設定とアクションが見物だった『ブラインド・ウォー 盲目の戦士」を撮った人、通りで未公開作とは思えない出来だった訳だ。
悪女を魅力的に描く監督さんでもありますな。
評価:★★★☆
23/07/29DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-07-05
メーカー: アット エンタテインメント