著者 :小森陽一, 橘賢一, 山本隆之
出版社:集英社
ストーリー概要:
長崎県対馬――。母親と病弱な妹と共に暮らす高校生・玄は、いつもと変わらぬ朝を過ごしていた。しかし、突如現れた正体不明の生物によって、平穏な日々は一変する。島民を喰らい、同化していくその異形な生物は、瞬く間に島を支配していき…!?
確か、表紙の画力の高さ、上手さに惹かれて買ったような・・・?
所謂、変身ものですね。
長崎県の対馬が正体不明生物に襲われ、島民が根こそぎ"捕食”されていく中、兄・玄は深手を負いながらも特殊な機関に拾われ収容される。
意識を取り戻した玄は、島に残してきた妹の安否が気になり、どうにかして助け出そうと模索するが、同時に機関によって実験体にされていた彼の体は正体不明生物に対抗し得る破壊の神と化していた、といった話。
残酷描写は結構エグく、異形生物との戦いも迫力満点に描かれていて、私的にはかなり面白く読ませて貰っていたんですよね。
しかし、唐突に5巻にて単行本は完結してしまいます。
いやいやここからが本番でしょ、て所で。
あの終わり方から推測すると、打ち切りに近い形だったんじゃないかな。
ストーリー的には特にそんなに酷いものではなかっただけに、あのような中途半端で無理矢理完結させちゃった事が残念に感じました。
ごく普通の青年が、いきなり日本の未来を担う救世主へと作り上げられる、そういう一種のヒーロー的なSF風バトルが読みたい方にはおススメです。
2024年4月時点で全5巻発売中!
ストーリー・・・4
キャラクター・・・・4
お色気・・・0
残酷さ・・・5
絵の上手さ・・・5
総合・・・4
(5段階評価での独自採点)
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