銀幕大帝α

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レア・エクスポーツ ~囚われのサンタクロース~

2013年08月13日 20時56分53秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
RARE EXPORTS
2010年
フィンランド
80分
コメディ/ファンタジー/ホラー
劇場公開(2011/10/08)



監督:ヤルマリ・ヘランダー
原案:
ヤルマリ・ヘランダー
ユーソ・ヘランダー

脚本:ヤルマリ・ヘランダー
出演:
オンニ・トンミラピエタリ
ヨルマ・トンミララウノ

<ストーリー>
クリスマスイヴ迎えた北フィンランドの田舎町「考古学上の発掘作業」で本物のサンタクロースが発掘された!サンタを恐ろしい存在だと信じている少年ピエタリは奇妙な事件に遭遇するが、これらはサンタの隠された秘密と関係していた・・・。

本物のサンタが町にやってくる。
しかし、このサンタ、どこかおかしい…


-感想-

悪い子はいねぇがぁ!
悪い子はいねぇがぁぁあああ!!

と、とってもチャーミングな妖精さんたちが斧を振りかざして襲ってくる作品。

妖精さん凄く可愛いです。
子供達もこんな妖精さんを目にしたら泣いて喜ぶ(叫ぶかw)だろうなぁ。

だって、真っ裸のきったねぇ爺なんだもん!!(爆)

老体に鞭打って良く頑張ったよ爺さんたち。
寒くなかったんやろか。

妙にワクワクしたりハラハラさせられる展開。
サンタを題材に、子供を主役にしているだけにファンタジーぽいのを想像しちゃいますが、結構ブラックなユーモアを効かせたダーク・ホラーな雰囲気になってます。

思ってたよりも面白かったです。

爺共を教育してサンタとして世界中に輸出していく

ワシ等新商売始めました(`・ω・´)キリッ!!

なエンディングもオチとしては中々。

評価:★★★☆
13/08/12DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2011-11-11
メーカー:アース・スター エンターテイメント

オフィシャル・サイト(英語)
情報(英語)
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トータル・リコール

2013年08月11日 23時11分16秒 | 洋画アクション
TOTAL RECALL
2012年
アメリカ
118分
SF/アクション
PG12
劇場公開(2012/08/10)



監督:レン・ワイズマン
製作総指揮:レン・ワイズマン
原作:フィリップ・K・ディック『追憶売ります』
出演:
コリン・ファレル
ケイト・ベッキンセイル
ジェシカ・ビール
ブライアン・クランストン
ジョン・チョー
ビル・ナイ


<ストーリー>
人工的な記憶を植え付けることが可能になった近未来を舞台に、記憶を塗り替えられ謎の陰謀に巻き込まれた男が、本来の記憶を取り戻すべく巨大な敵に立ち向かっていく姿を描く。

なりたい自分になれる記憶、
あなたは買いますか?


-感想-

これはこれでSF超大作って感じで悪くはないんだけど、自分的にはやっぱりオリジナルの方が好きです。
ヴァーホーベン監督らしい毒気とユーモアがあったオリジナルと比べると、こちらは優等生アクションってだけの作品なんだよなぁ。
映像が凄いってのは認めるけど、それプラス独創的な演出があればまた違った面白さになったと思うのだが、そういうのが殆ど無いから正直印象に残る程では無かった。

でもってリメイクとなると当然オリジナルと比べてしまうのは仕方が無い事で、おばちゃんの顔がパカパカパカッて割れるシーンとかどうなっているんだろうって観てたけど、なんか期待したよりも地味。
前に通ったおばさんがそうなるんかとその辺のフェイントは騙された感じで良かったんだけどね。
まぁその首輪が最後の仕掛けに繋がってはいるんだけど、やっぱし私はケイトとジェシカのキャトファイトあっての女同士の結末が見たかったなぁ。

ミュータントもおっぱい3つの娼婦しか出てこなかったし、主人公が妄想か現実かで悩むシーンも汗じゃなくて涙ってのも何だかなぁって思うのよね。
そういった意味でも本作ではオリジナルで味わった「うはっww」てな部分を完全に新しく作り変えちゃってるからオリジナル好きの自分としては若干萎えた。

機械の椅子に縛り付けられた主人公が仲間に助けられて窮地を脱するってのも面白さが無い。
シュワみたく強引に脱する位の無茶苦茶さがあっても良いものだが、まぁあれはシュワだから出来るみたいなのはあるよね。

ピアノのシーンもなんであんなにスラスラと弾けたのか。
ちょっと都合が良過ぎでしょ。

オリジナルにあった終盤でシュワの顔が膨らんで目玉ポーンってなりそうなシーンも省略されていてガッカリ。

大真面目な『トータル・リコール』か。
ハチャメチャ加減が痛快な『トータル・リコール』か。
私は後者だな。

評価:★★★
13/08/11DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2013-01-09
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

関連作:『トータル・リコール(1990)』(オリジナル)※個人的評価:★★★☆
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ジャンゴ 繋がれざる者

2013年08月10日 18時40分11秒 | 洋画アクション
DJANGO UNCHAINED
2012年
アメリカ
165分
アクション/ドラマ/西部劇
R15+
劇場公開(2013/03/01)



監督:クエンティン・タランティーノ『イングロリアス・バスターズ』
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:
ジェイミー・フォックスジャンゴ
クリストフ・ヴァルツDr.キング・シュルツ
レオナルド・ディカプリオムッシュ・キャンディ
ケリー・ワシントンブルームヒルダ
サミュエル・L・ジャクソン執事スティーブン
ドン・ジョンソンビッグ・ダディ
ウォルトン・ゴギンズビリー・クラッシュ
デニス・クリストファーモギー
ローラ・カユーテララ
M・C・ゲイニービッグ・ジョン・ブリトル
クーパー・ハッカビーリル・ラージ・ブリトル
ドク・デュハムエリス・ブリトル
ジェームズ・ルッソディッキー・スペック
トム・ウォパット連邦保安官
ジェームズ・レマーエース・スペック/ブッチ・プーチ
アトー・エッサンドーダルタニアン
ドン・ストラウド保安官

<ストーリー>
元奴隷のジャンゴがドイツ人の賞金稼ぎキング・シュルツの助けを借りて壮絶な復讐に乗り出すさまを描く。

これがワイルドだ。

-感想-

チクショ、あそこでは借りたくなかったんだけどソニーがツタヤに魂を売っちまったんで、これも限定作品になっちまいやがった。
私がこの世で一番尊敬する監督、タラちゃんの新作を限定ものにしやがって。
仕方がねぇから借りてしまったよ。。。
嫌なら買えって?
ねぇよ金が!!

さて今回は西部劇ですか。
タラちゃんなのでウキウキ気分で鑑賞したけど、なにこの面白すぎなヤバさは。

馬がね、ピョコッとお辞儀するのよピョコッて。
癒されたわ~。

タラちゃんらしいユーモアセンスも抜群。
馬車を襲撃する時の「前が見えねぇよ!」は笑ってしまった。
そして、自作には何故か出たがるタラちゃんが、終盤にちゃっかり登場して、ダイナマイトと共にズドーンってなる場面は腹抱えてしまったww

タラちゃんお得意の残酷描写も勿論健在。
死体を盾にして銃撃戦始めちゃうんだもんなぁ。
この発想は自分には無かったわ。
そりゃもう楽しい位に血飛沫以上に内臓も激しく飛び散っております。

奴隷の1人にしか過ぎなかったジャンゴが旅を続ける上でどんどん逞しくなっていくのが良かった。
「俺だよ、ハニー」
はめっちゃカッコ良かったなぁ。

一見紳士的なシュルツだが少々短気なんだよね。
冒頭でも相手に有無を言わさず銃をぶっ放してたし、キャンディに対してもそう。
幾ら態度が気に食わないからって「すまん、我慢出来なかった」は無いわw
全体的には展開が読めなかったんだけど、キャンディが執拗に握手を求める場面は読めた。
あぁこりゃ仕込み銃が出てくるなって(笑)
案の定な事になるんだけど、その後のシュツル退場は予想外。
本棚目掛けてぶっ飛んでいく様が豪快で、急なシュルツ臨終にはそれまでに築き上げてきたジャンゴの良き相棒で良き理解者という好人物の人生終幕を目の当たりにしちゃったものだから妙に泣けてきた・・・のだが間髪入れずに激戦勃発し出したのでその涙も引っ込んでしまったよw
この辺の流れの上手さは流石のタラちゃんです。
メインキャラ永遠の別れに一瞬の心の痛みしか味合わせてくれないんだもん。
普通ならこういうシーンは他の監督なら大袈裟に描きそうなものですが、タラちゃんは無駄なシーンはいらん!と言わんばかりにばっさり割愛。
こういうとこ大好き!

ディカプリオも悪役を悠々と演じてましたなぁ。
シュルツの陰謀を暴き、ガシャンとテーブル叩いて怒鳴り散らすシーン。
その後割れたコップの破片で切ったのか左手から大量出血してたけど、血の流れ出すタイミングが絶妙で本当に演技に力が入りすぎて負傷したんじゃないかと思ってしまったのだが。
あれも計算された演出だとしたらタラちゃんすげぇぞ。

で、そのディカプリオの執事をしているのがサミュエル・L・ジャクソン。
最初、誰だか分からんかった。
じっくり観察してようやく、あっサミュエルやんって。
メイクとハゲヅラで上手く化けよった。
この執事がほんま嫌な男でねぇ。
シュルツの計画を見破ったのもこいつ。
ムカつく目で嫌らしくシュルツやジャンゴの動きを追いかけては、確信を得たらニヤッて笑いよる。
挙句シュルツ達を追い詰めた際に「ざまぁみやがれ」てな冷笑する態度がほんま腹立つっちゅうねん!
なもんだから、復讐しにきたジャンゴにコテンパンに潰された瞬間は逆にこっちが「ざまぁみやがれ」で痛快でしたわ。

いやもう、最初から最後まで前のめりになって観てしまう位の大傑作。
ストーリー構成、演出、音楽の使い方全てが完璧。
改めてタラちゃん、いやタラ様は天才だと感じ取った渋さ際立つ西部劇だった。

評価:★★★★★
13/08/10DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-08-07
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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クエンティン・タランティーノ

2013年08月10日 18時37分34秒 | 監督&俳優別
Quentin Tarantino/■生年月日:1963/03/27/通称:タラちゃん/特技:会話劇の妙

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カット(2019)』監督/製作/脚本
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019)』監督/製作/脚本
『天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2018)』出演
『フリードキン・アンカット(2018)』出演
『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ3(2016)<TV>』原案
『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ2(2015)<TV>』原案
『ヘイトフル・エイト(2015)』脚本/監督
『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ(2014)<TV>』原案
『マイ・ファニー・レディ(2014)』出演
『アイアン・フィスト(2012)』提供
『ジャンゴ 繋がれざる者(2012)』監督/脚本/出演
『コーマン帝国(2011)』出演
『マチェーテ(2010)』製作
『イングロリアス・バスターズ(2009)』監督/脚本
『マッド・ムービーズ ~オーストラリア映画大暴走~(2008)<未>』出演
『ヘルライド(2008)』製作総指揮
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007)』声の出演
『プラネット・テラー in グラインドハウス(2007)』出演/製作※★★★☆
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007)』出演※★★★
『ホステル2(2007)』製作総指揮※★★★☆
『デス・プルーフ in グラインドハウス(2007)』監督/脚本/撮影/出演/製作※★★★★☆
『グラインドハウス(2007)』監督/脚本/撮影/出演
『マペットのオズの魔法使い(2005)<TVM>』出演
『ホステル(2005)』製作総指揮※★★★☆
『シン・シティ(2005)』監督※★★★★★
『CSI:5 科学捜査班(2004~2005)<TV>』監督
『悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法!(2004)<未>』出演
『マイ・ネーム・イズ・モデスティ(2004)<未>』製作総指揮
『キル・ビル Vol.2(2004)』キャラクター原案/監督/脚本※★★★☆
『エイリアス(シーズン3)(2003~2004)<TV>』ゲスト出演
『キル・ビル(2003)』キャラクター原案/監督/脚本※★★★★
『バッドアス・シネマ(2002)<TVM>』出演
『エイリアス/2重スパイの女(2001~2002)<TV>』ゲスト出演
『リトル★ニッキー(2000)』出演
『フロム・ダスク・ティル・ドーン3(2000)』製作総指揮※★★☆
『セルジオ・レオーネ(1999)<OV>』出演
『フロム・ダスク・ティル・ドーン2(1999)』製作総指揮※★★☆
『ジャッキー・チェン マイ・ストーリー(1998)<OV>』出演
『フル・ティルト・ブギ/メイキング・オブ・フロム・ダスク・ティル・ドーン(1997)』出演
『ジャッキー・ブラウン(1997)』監督/脚本※★★☆
『フェティッシュ(1996)』製作総指揮※★★★☆
『ガール6(1996)』出演
『フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996)』脚本/出演/製作総指揮※★★★★★
『ジョニー・ディスティニー(1995)<未>』出演
『デスペラード(1995)』出演
『フォー・ルームス(1995)』監督/脚本/出演/製作総指揮※★★
『ER 緊急救命室(第1シーズン)(1994~1995)<TV>』監督/第24話「母親」監督
『スリープ・ウィズ・ミー(1994)』出演
『ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994)』原案※★
『パルプ・フィクション(1994)』監督/脚本/原案/出演※★★★★★
『キリング・ゾーイ(1993)』製作総指揮※★★★★
『トゥルー・ロマンス(1993)』脚本※★★★★☆
『レザボアドッグス(1991)』監督/脚本/出演※★★★★★

注:※は鑑賞済み個人的評価レヴュー無し

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UFO 侵略

2013年08月09日 20時27分27秒 | 洋画アクション
U.F.O.
2011年
イギリス
101分
SF/アクション
PG12
劇場公開(2013/03/30)



監督:ドミニク・バーンズ
製作:ドミニク・バーンズ
脚本:ドミニク・バーンズ
出演:
ショーン・ブロスナンマイケル
ビアンカ・ブリーキャリー
ジャン=クロード・ヴァン・ダムジョージ

<ストーリー>
ある日突然街を襲った巨大UFOの侵略に、元特殊作戦隊員の男が立ち向かう姿を描く。

生き残れ

-感想-

ねぇ、宇宙船まだぁ~??

ねぇねぇ、ヴァン・ダム何時出てくるの~??

前置き長過ぎ。
35分間も無駄話し流すなっての。

セックス!
・・・ゲロorz

セックス!
・・・ゲロorz

セックス!!
ゲロ!
セックス!!
ゲロ!ゲロ!!

そこまでして私に見せたくないのかい、おっぱいちゃんを!
ゲロきちゃない、不快、気持ち悪い、だから嫌い観たくもない。
ゲロとおっぱいを交互に見せるありがた迷惑な演出にオラもうウンザリだ・・・。

冒頭から35分後ようやっと巨大宇宙船が登場するも、人間同士のいざこざばっかりで超つまらんのですけど。
はよ、ヴァン・ダム出せよ!
ヴァン・ダムが宇宙人相手に回し蹴り食らわす内容じゃねぇのか?

出てきました、残り20分で。
本編最大の見せ場はヴァン・ダム登場後のビアンカ・ブリーとのタイマンバトルでしょうな。

父VS娘

本当の親子対決がスクリーンを通して観れちゃうというこの興奮さは観ていない人には分かるまいて。
流石ヴァン・ダムの実娘だけあって格闘スキルも高く、華麗なハイキックも披露してくれます。
「娘よ、逞しくなったな」
そんなヴァン・ダムの心の嬉しさが感じられる演出以上に本気のガチバトルを堪能出来ました。

のだが、ヴァン・ダム活躍ここだけで、直後には宇宙船砲浴びてバスーン!
何この、呆気なさわ(笑)

ラストもなんかよく分からん終わり方だし、兎に角ヴァン・ダム親子対決以外は見所がほぼ皆無に近い超C級SF映画だった。

こんなんが劇場で公開された事が笑える。

因みにショーン・ブロスナンはピアース・ブロスナンの息子です。
どーでもいいわ。
                          
評価:★☆
13/08/09DVD鑑賞(新作)
宇宙からの侵略者よりバナーを守れ!
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レンタル開始日:2013-08-07
メーカー:松竹

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