銀幕大帝α

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PS5ゲーム『THE CHANT』クリアしました。(カルト教団VS.普通の女)

2023年04月17日 17時43分43秒 | 趣味・雑記(ゲーム関連)

PS5で発売されたスピリチュアルホラー『THE CHANT』を購入、クリアしました。

PS5のソフトとしては初めてのクリアとなります。

孤島で生活しているカルト集団の友達を訪ねた、ある事が切っ掛けで心に傷を負う主人公が、突然儀式の最中に闇へと飲まれ、その異空間から脱出する為に施設内外を探索していくというストーリー。

主人公は物資を集めながら武器をクラフト(作成)し、闇に蠢く魔物と戦く羽目にもなります。

戦うのにも主人公自体が非力なので、場合によっては逃げた方が得策な状況なんかもあり、どういう選択をするべきなのかプレイヤーの迅速な判断が生死を分けます。

能力を上げられるので、ある程度、強さは増していきますが、それでも結構敵は厄介でした。

防御という概念が無い為、基本戦う際には殴って逃げるの繰り返し。

この逃げるアクションを少しでも誤ると、強力な攻撃を食らう為、瀕死もしくは即死となる可能性があり、中々スリルある戦闘となっています。

探索の合間には謎解きも幾つか用意されていましたが、洋ホラーゲームに有り勝ちな理不尽な謎解きとはなっておらず、じっくり考えればどれも突破出来るかと思います。

唯一、薬を調合させる謎解きだけは個人的に難しかったですね。

ラスボス戦は中々の歯ごたえがあり、苦労はしましたが、相手の出方を見極めれば案外楽に倒せるかも??

こちらが私のトロフィー達成率です。

半分にも達成しておりませんでした。

ここら辺が達成できていないトロフィー。

多分、3周すれば、取れていないトロフィーを取れるかもしれません。

イージーで隅々まで探索して、ハードで一気に駆け抜ければ、行ける?

ゲーム自体は思っていたより楽しめたし、クリアに掛かる時間も割と短いので、機会があればもう後2周チャンレンジはしてみたいですね。

異形な怪物、異様な世界観、追われる恐怖、戦う勇気を楽しんでみたい方にはおススメのゲームです。

私の実況プレイ再生リストはこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=cWkY0zWAXZ8&list=PLihGoNwUX1jpaQLdFZLw6vMmK_3SSLVHD

評価:★★★☆


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VIRUS/ウィルス:32

2023年04月16日 18時18分02秒 | 洋画ホラー

VIRUS-32

2022年

アルゼンチン/ウルグアイ

90分

ホラー

劇場公開(2023/01/06)

監督:
グスタボ・エルナンデス

『SHOT [ショット]』

出演:
パウラ・シルバ
ピラル・ガルシア
ソフィア・ゴンサレス
ダニエル・エンドレール

<ストーリー>

ウルグアイの首都・モンテビデオで謎のウイルスが発生。勤務先のスポーツジムにいたイリスと娘のタタは、生き別れてしまう。途中、イリスは生存者夫婦のルイスとミミに出会うが…。

―感想―

なんか久しぶりに面白いと思えるゾンビ映画を観たな、と。

只、荒い部分もあるのよ、何でパパが瀕死の状態でそこに居たのかとか、そもそもこの家族の関係どないなっとんねんとか。

感染者が爆発的に増殖した経緯も描かれていないし、そういった説明するべき要素を尽く省いているので、モヤッとはするんだよねえ。

だけども感染者に追い掛け回されながらも、どうにかして建物内から脱出出来ないかと模索する様には、密室型としての逃走経路が少ない点を踏まえた一定の緊張感を保っており、結構ハラハラさせられた展開。

暗がりで行動を起こすのが続くのが難点かな。

母と娘が離れ離れになっている為、上手い事再会できるのかという不安、ボイラー室で既に燃えカスと化した少女の遺体を母が見つけた時の絶望、良い塩梅に感情を揺さぶってくる。

タイトルにある「32」は、感染者が人間等を攻撃した直後に(理由は不明だが)動きが止まる秒数。

これも一部の緊迫した状況に上手く働いていて、恐怖感に繋がる面白さとなっていた。

初め能天気っぽい母親に見えたが、大事な所でしっかりと考えを生み出してピンチを切り抜けていくのは意外だったなあ。

感染者の弱点は「泳げない」。

なので、船に乗って海へ逃げる事を選択して映画は終わるが、直前に感染者がその弱点を克服したかのような描写が入るので、もしかすると安全な場所は無いんじゃないのかと想像を掻きたてられてしまう。

更に、気になるのが感染者の女性から生まれた男児。

連れて行く事を選んでいたけど、ほんまにその子は大丈夫なのか?と、それが一番気掛かりちゃあ気がかりではありましたな、何か暗い未来しか見えてこない、そんなエンディング。

評価:★★★

23/04/16DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-04-05

メーカー: アット エンタテインメント

 

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人質 韓国トップスター誘拐事件

2023年04月15日 16時15分01秒 | 韓国サスペンス

HOSTAGE: MISSING CELEBRITY

2021年

韓国

94分

サスペンス/アクション

劇場公開(2022/09/09)

監督:
ピル・カムソン
脚本:
ピル・カムソン

出演:
ファン・ジョンミン・・・ファン・ジョンミン
イ・ユミ・・・パク・ソヨン
リュ・ギョンス・・・ヨム・ドンフン
キム・ジェボム・・・チェ・ギワン
チョン・ジェウォン・・・ヨンテ
イ・ギュウォン・・・コ・ヨンノク
イ・ホジョン・・・セッピョル

<ストーリー>

猟奇殺人事件を起こした凶悪集団に誘拐されたファン・ジョンミンは、同じ部屋に監禁された少女を励ましながら必死に脱出策を模索するが…。

―感想―

韓国映画のトップスター、ファン・ジョンミンが本人役で主演を務め、誘拐され脱出するまでを熱演。

ある種、フェイクドキュメンタリー風な作品になっており、緊迫した展開が続くのが見所。

面白いちゃあ面白いんだが、どうも予定調和な流れになる辺りが個人的に残念。

ここはこうなるんだろうな、そこはこういう縺れになるんだろうなと、尽く予想が当たっちゃったんだよなあ。

意外性が少なく、「まさか!」な一捻りがほぼ無かったので、その点では強烈なインパクトを残す、までは至らなかった。

例えば仕掛けられた爆弾によって、警官が一網打尽にされる場面とかね。

眼に見えて先が分かってしまったのよ。

それでも役者という職業を活かして、死にかける演技を仕掛けたり、映画の出演で身に付けた言葉巧みな誘導術なんかを駆使し、どうにかして倉庫から脱出出来ないものかと、もがき続ける必死の行動力には恐れ入る。

主犯除いた誘拐犯達がファン・ジョンミンの嘘に騙されたりと何処かしらその場しのぎで動いているというのも死から何とか免れていた感はあった。

まああれだ、幾ら主犯の男が計画性十分だったとしても、仲間割れ起こしちゃったら、上手く行くはずもそうはいかないてもんだわな。

これが仲間全員で統一性が取れていたら、余程の運が無い限りファン・ジョンミンも八方塞がりだったかもしれん。

誘拐犯が脅しで使用していた手製の銃を見た時、真っ先に安倍元首相暗殺に使われた銃を思い出した。

知識さえあれば銃なんて簡単に作れるものなんかねえ。

韓国映画のサスペンス物に出てくる犯人は、一癖二癖あるキャラが多いが、本作の主犯も猛烈に憎たらしくムカついたヤツだった。

観客を不快にさせる犯人像を生み出すのがほんま韓国映画は上手い。

評価:★★★

23/04/15DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-04-05

メーカー: ツイン

関連作:

『誘拐捜査(2015)』

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死を告げる女

2023年04月13日 20時40分24秒 | 韓国サスペンス

THE ANCHOR

2022年

韓国

111分

サスペンス/ミステリー

劇場公開(2022/12/23)

監督:
チョン・ジヨン
脚本:
チョン・ジヨン

出演:
チョン・ウヒ・・・セラ
シン・ハギュン・・・イノ
イ・ヘヨン・・・ソジョン

<ストーリー>

TV局の看板キャスター・セラの下に「殺される」と死を予告する電話が入る。スクープを掴むチャンスだと情報提供者の自宅に向かうと…。

―感想―

とある映画情報サイトのこの作品に対するコメント欄にて「お母さんがカーテンを開けに来た時に真相が直ぐに分かった」と一人のユーザーが書き込んでいたが、ほんまかいな。

そのシーン、オープニング直後やないかい。

あそこで、あ!この女性は○○で、お母さんは既に○○してるんだ!て分かったとしたら勘が良いにも程があるでしょうが。

さぞかしそのユーザーさんは、その後の話が(読めてたので)面白くなかっただろうなと思ってコメントを最後まで見てみたら「面白くなかった」そうです、あっそ。

という訳で、勘が鋭い人には向いていない映画(爆笑)。

俺?んなもん気付くはずがねえよ、俺の低脳舐めてんのかw

中盤までにはオカルト的要素があったり、後半では謎を丁寧に解明しつつのミステリーテイストでガチガチに固めていたりと、色んな角度から恐怖で煽り、暗雲漂うミステリアスな展開で攻めているのもあって、グイグイ引き込まれてしまう。

不審な人物を出してくるのも韓国映画が得意とする部分だが、結局の所、精神科医の名探偵ぷりが全てを丸っと解決してしまった、意外な男の意外な活躍が光る内容やったねえ。

オカルトとかそういった違うジャンルを取り入れても、きちんと一本筋の通ったサスペンス調の作品に仕上げてしまうのが韓国映画の強み。

それと本作は、シングルマザーが抱える苦悩とか不安なんかにも一石を投じている様な感じもしました。

そっかあ、首を絞められたトラウマから、母に向けての嫌悪と憎悪、そこからの精神的な病・・・こんなん観始めて直ぐに分かるかいっ。

後ですね、主役を演じた女優さん、とある場面でこんな表情を出すのですが

「恐怖に慄く」という台本なのか監督の指示なのか、どちらにせよ、ここまで強張った顔を作れるてのがすげえ、妙に感心してしまった。

韓国女優の演技力、女優魂は侮れねえ!

あ、この人が、やたらと吐いてたのは「妊娠しているから」てのは流石の俺でも勘付きましたわ。

評価:★★★☆

23/04/13DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-04-05

メーカー: クロックワークス

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シン・ウルトラマン

2023年04月12日 18時22分45秒 | 邦画アクション

2022年

日本

112分

特撮/SF/アクション

劇場公開(2022/05/13)

監督:
樋口真嗣

『シン・ゴジラ』
総監修:
庵野秀明
製作:
庵野秀明
企画:
庵野秀明

脚本:
庵野秀明

編集:
庵野秀明

主題歌:
米津玄師「M八七」

出演:
斎藤工・・・神永新二
長澤まさみ・・・浅見弘子
有岡大貴・・・滝明久
早見あかり・・・船縁由美
田中哲司・・・宗像龍彦
西島秀俊・・・田村君男

<ストーリー>

謎の巨大生物“禍威獣(カイジュウ)”の出現が日常となった日本を舞台に、新たに設立されたカイジュウ対策専門組織“禍威獣特設対策室専従班”に所属する隊員たちの奮闘を描くとともに、宇宙から突如飛来した正体不明の銀色の巨人“ウルトラマン”の目的と、カイジュウとの壮絶な戦いの行方を、実力派キャスト陣の豪華共演で描き出す。(allcinemaより抜粋)

空想と浪漫。
そして、
友情。

―感想―

オープニング、情報量多いのに次々と先に進み過ぎ(笑)

あれは流石に目と頭が追い付かない。

テンポてホント大事。

遅すぎるのも問題だが、速すぎなのも考えよう所ですわな。

庵野秀明含め、スタッフ皆よう頑張っとる。

過去作からのリスペクトをひしひしと感じたね。

ってもウルトラマン自体観るのは何十年ぶりだろうか。

初代ウルトラマン、セブン、タロウ辺りは幼少の頃に観た位で、実質余り詳しくない俺でも、ゼットンやゾフィーは知っていたが、本作ではゾフィーであらずゾーフィとなってたね。

ゾフィーとゾーフィは別外星人と考えていいのかな。

『シン・ゴジラ』はドラマ性が強いという印象だったけれど、この『シン・ウルトラマン』は怪獣ではなく禍威獣として登場させ、ウルトラマンと数々の激闘、そうウルトラマンらしいウルトラマン映画になっていたのが目で楽しむという点ではとても良かった。

やはりこういった戦ってなんぼなものはアクションシーンを減らすよりも増やしてこそ好意的に受け止められるだろうから。

ウルトラマンへと変身する神永新二の寡黙で何処か人間味を感じさせない無機質な外星人を斎藤工が好演。

キャスティングとしては成功していると言えるでしょう。

だが俺的にはこの映画、長澤まさみを愛でる映画だと思うんだよなあ。

まさみ好きな俺としては、ムホホなシーンが多く有り、彼女が○○化した姿がネットで拡散され「ふざけんな!」と喚き散らかすのは、多分角度によっては○○化したまさみのパ〇ツが誰かしらの目には見えてたはずで、それが彼女の頭の中でも過ったから恥ずかしさのあまり憤慨していたに違いなく、○○化したまさみパ〇ツを見れたラッキー者が羨ましい!というか、それ位鑑賞者全員にサービスせんかいっと憤りを感じたのは絶対俺だけじゃあるまい。

斎藤工がまさみちゃんの全身をクンカクンカするシーンは、正直代われ!て思ったし、「わ、わたし最近お風呂入ってないから・・・モジモジ」と言った瞬間、逆に臭うまさみなんてご褒美じゃねえかwて想像しただけでもムッシュムラムラしちゃったものだから、特殊フェチには堪らんよね。

一体俺は何を書いてるんだ(笑)。

思ってた以上に面白かったですよ。

人類を助け、ゾーフィからの恩恵もあり、帰ってきた(還ってきた)神永新二風な終わり方も程善き余韻を残してくれましたしね。

どっちかというとシンゴジよりシンウルの方が好きかもしれない。

取り敢えず今の所、シンもので順番付けるとすればシンウル>シンゴジ>シンエヴァかなあ。

ここにシン仮面が加わる事になるだろうが、どの位置に来るのか興味は尽きない(巷では物凄く酷評されているので不安はあるが、観てみない事には評価は出来んからね、一応楽しみにはしている)。

評価:★★★★

23/04/12Blu-ray鑑賞(新作)

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販売開始日:2023-04-12
メーカー:東宝

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