ずっと以前にもブログに書いたことがあると思うのですが、
「ジャズが好き」「ジャズを歌ってます」と一口に言っても
実はみんな(やる人も聴く人も)好きなスタイル(時代かな)が
違います。古いスタイルにこだわる人、スウィング~モダンの「中間派」
また、オリジナルの割合が多い場合もありますね。
この頃若い方々と共演したり、ライブに貸し出したりして聴いていると
翻って自分の好きな、こだわっている(というかそれしか興味がない)
スタイルが見えてくる、ということがあります。
新しくできた曲、音楽的に高度なこと、スーパーなプレイ、そういうもので
刺激を受けて力をもらったり、癒される向きもあるでしょうが、かたや
「十年一日」の如く、来る日も来る日も同じ「耳タコな」ナンバーを歌って
飽きない、また飽きさせないということが、私のイメージする
「スタンダード・シンガー」なんだろうな~と。
そして私自身も、何十年も歌っている曲に、またある日、ふと違った
「グッとくるもの」を感じたりしているわけです。
本日:5/16(月)高浜和英(P,Vo)さんのソロ
まさにそういう王道スタイルの一つを貫くピアニストですね
デュエットナンバーもたいてい「1920年代の時代背景は・・・」
なんてのをやってます お試しあれ