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 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

女性ホルモンと肺がん

2005-09-18 14:50:37 | つぶやき
 9月14日厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立ガンセンター予防研究部長)の大規模疫学調査で、女性ホルモンが、肺がんの危険因子であることを追跡調査で分かったと発表した。と新聞記事で読んだ。

その中で、初経が早かったり閉経が遅かったりして、女性ホルモンの影響を受ける期間が長い人は、肺がんの発生率がそうでない人より、2.5倍高いという。
意外な結果にビックリしている。

たばこを吸わない女性にも、肺の腺がんが多いことを不思議に思っていました。
「肺がんで手術をしたのよ」と言うと「たばこを吸っていたの?」と必ず聞かれる、何だか肩身の狭い思いをしていたが、女性ホルモンが肺がんと関連性があることを知り、乳がんより関連性は薄いとはいえ、女性のがんの仲間に片足を突っ込んだ思いである。

 1990(平成2年)~94(平成6年)に40~60代で喫煙しない女性約4万4700人が対象ということであるが、我々60代の者はそれまでの生活において、間接喫煙の害など問題にされない時代の中で、いたるところで、間接喫煙にさらされてきた。
それとの関連はどうなのだろう?

 今は、女性の喫煙者が増えているという、そしてまだまだ間接喫煙の害への意識が低い中で怖い話である。
肺がんから身を守る為に、人の集まる飲食店や、入浴施設など是非禁煙にしてもらいたいものである。
そして、クリーンな室内で安心してくつろげる場所を提供して欲しいものである!