趣味の小箱

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 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

夏の蝶 -俳句ー

2006-05-07 14:01:58 | 俳句
 草むらをぴつと飛び立つ夏の蝶

 カメラ構え揺れ止むを待つ藤の花

 砂利道に延びて地獄の釜のふた

 通称は桜街道八重桜

 検査してまぶしき眼なり紫荊(はなずおう)

公民館のわきの公園でしゃがみこんで
たんぽぽの花を見ていたら
黒い蝶がすっと来てじっとしていた。

どうしたのかな! と思って見ていると
羽根をひらひらと動かした
あっ!!いってしまう!と思い
いそいでシャッターを切った
その直後ぴっと飛び立って姿が見えなくなった。

勢いの良さは若い蝶だったのだろうか!!