現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界柔道2007リオデジャネイロ第三日

2007年09月17日 | 柔道
3日目は男子73kg級、66kg級、女子57kg級、52kg級の4階級。
日本の出場選手は、男子が金丸雄介選手(73kg級)と、秋本啓之選手(66kg級)の二人。女子は佐藤愛子選手(57kg級)と、西田優香選手(52kg級)の二人。個人的には、先日のジャンクスポーツに野村忠宏選手と一緒に出演していた秋本選手にがんばって欲しいところ。

だったのだが。
結局、この日、秋本選手だけがメダル獲得ならずという結果で非常に残念だった。でも、負けた試合では、ポイントで優位に立ってから攻め手に回れず、引き気味になってしまったのが敗因。ジャンクに出ていたときのキャラが天然系で面白かったから、是非いい結果を残してまたジャンクに出て欲しかったんだけど…。

73kg級の金丸選手は、私の中でやや過去の人という印象だったと前回大会の団体戦に出場していて記事にした気がする。今回は個人戦の代表ということで、ホントに申し訳なく思ってしまった。結果は敗者復活戦の末、3位決定戦へ。3位決定戦では、寝技で一本を取って銅メダルを獲得した。今大会男子初のメダル。そして、ここ数年メダルのなかった階級でのメダル獲得は、充分な結果だと思う。

女子52kg級の西田選手も敗者復活戦の末、3位決定戦へ。敗戦からしっかりと気持ちを切り替えて、敗者復活戦を連続一本勝ち。3位決定戦でも一本を決め、銅メダルを勝ち取った。日本女子選手中、最年少。初出場となった今大会での銅メダル獲得は、北京に向けて更なる飛躍を期待させる結果だった。また、金メダルではなかったと残念な表情を見せながらも、銅メダルの獲得を心から喜んでいる笑顔が印象的だった。

最後に57kg級の佐藤選手。準決勝の相手が、あのケー・スンヒ選手だった。終始攻め続けたが、この階級で女王として君臨しているケー・スンヒ選手には僅かに及ばず3位決定戦へ。結果が銅メダルであると知っていながら見た3位決定戦では、何度となく寝技を仕掛けるも決まらず。ひょっとして延長になるの?と思った終盤、ついに押さえ込みに入ってそのまま一本勝ち。この階級は、アテネの女子7階級で唯一メダルを獲得出来なかった階級だったと記憶していたけど、どうやら、日本人が金メダルを獲得したことのない階級とのこと。女王のケー・スンヒ選手にも敗れたものの、勝ち目がないという試合ではなかったし、日本人が勝てないというイメージを払拭してくれたと思う。

今大会は団体戦が行われないため、明日が最終日。北京での「ママでも金」を目指す谷選手がついに登場する。4月の体重別選手権で敗れたものの、実績を買われての代表。今までの絶対的な代表からやや立場が変わった今回。代表になれなかった選手の分も金メダルを獲得して欲しい。
コメント
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