ジャンプ団体の結果は6位だった。結果のみしか知らず、実際の状況(助走に入るまでの間だとか、天候など)はまったく知りえない。
しかしながら、昨夜の競技前に放送されていた情報と結果を見て分かるのは、トライアルジャンプで良いジャンプを飛びながら、同じ距離を本番では稼げなかったということではないだろうか。
私は昨夜、トライアルジャンプで良いジャンプを見せているという話を聞いて、本番で失速しなければ良いけどと思いながら眠りについた。どうやらその通りになってしまったらしい。残念だった。
葛西選手と岡部選手が2本目に意地の130mジャンプを見せてくれたものの、他は平凡なジャンプに終わった。それでも、4人全員がしっかりと平均以上のジャンプを飛んでいるというのも事実。寂しい結果ではあるけど、徐々にでも力を取り戻しつつあると捉えるのは希望的観測が過ぎるのだろうか。
… …
かつて、ジャンプ台が今ほど距離の出るものではなかった時代(80年代?)には、今のLHにあたるジャンプ台を「90m級ジャンプ台」と言い、100mオーバーのジャンプを2本揃えるのが良いジャンパーの条件とされていた。
飛んでいる距離こそ違うが、良いジャンプを2本揃えるのが条件というところは変わらない。それは事実だと思う。ただ、子供の頃は単純にそう思っていたけど、より競技を見て知るようになると、そこには予選だとかトライアルだとか、本番だけではないジャンプの回数が見えてくるようになった。
それはまた、日本の選手が思うように調子を上げてこないからこその情報だと言えるだろう。事実、長野五輪までのジャンプの中継では、トライアルでどうだったというような情報はあまり聞かなかったと思う。
調子が下がり、成績も下がれば、予選のジャンプも飛ばなければいけない。最近の日本ジャンプ陣には、本番で2本の良いジャンプを揃えるために調整として飛ぶはずのジャンプが、調整ではなく本番になってしまっているように思う。本番が3本も4本もあったら、精神的な辛さは半端ないだろう。
ジャンプ界で発展途上にある選手ならまだしも、一度は栄光を手にした日本の選手にとっては、悪循環以外の何者でもない。
長く続いた悪循環を早く抜け出して欲しい。そのきっかけとしてこの五輪があるなら、それはそれで良かったと思える。
以上、見ることしかしない者のたわごとでした。
ちなみに100mオーバーのジャンプに関する話は、子供の頃のわずかな記憶と、キャプテン翼の原作者として知られる漫画家、高橋陽一さんの「100mジャンパー」という読切作品での競技紹介(これも記憶ですが)によります。
しかしながら、昨夜の競技前に放送されていた情報と結果を見て分かるのは、トライアルジャンプで良いジャンプを飛びながら、同じ距離を本番では稼げなかったということではないだろうか。
私は昨夜、トライアルジャンプで良いジャンプを見せているという話を聞いて、本番で失速しなければ良いけどと思いながら眠りについた。どうやらその通りになってしまったらしい。残念だった。
葛西選手と岡部選手が2本目に意地の130mジャンプを見せてくれたものの、他は平凡なジャンプに終わった。それでも、4人全員がしっかりと平均以上のジャンプを飛んでいるというのも事実。寂しい結果ではあるけど、徐々にでも力を取り戻しつつあると捉えるのは希望的観測が過ぎるのだろうか。
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かつて、ジャンプ台が今ほど距離の出るものではなかった時代(80年代?)には、今のLHにあたるジャンプ台を「90m級ジャンプ台」と言い、100mオーバーのジャンプを2本揃えるのが良いジャンパーの条件とされていた。
飛んでいる距離こそ違うが、良いジャンプを2本揃えるのが条件というところは変わらない。それは事実だと思う。ただ、子供の頃は単純にそう思っていたけど、より競技を見て知るようになると、そこには予選だとかトライアルだとか、本番だけではないジャンプの回数が見えてくるようになった。
それはまた、日本の選手が思うように調子を上げてこないからこその情報だと言えるだろう。事実、長野五輪までのジャンプの中継では、トライアルでどうだったというような情報はあまり聞かなかったと思う。
調子が下がり、成績も下がれば、予選のジャンプも飛ばなければいけない。最近の日本ジャンプ陣には、本番で2本の良いジャンプを揃えるために調整として飛ぶはずのジャンプが、調整ではなく本番になってしまっているように思う。本番が3本も4本もあったら、精神的な辛さは半端ないだろう。
ジャンプ界で発展途上にある選手ならまだしも、一度は栄光を手にした日本の選手にとっては、悪循環以外の何者でもない。
長く続いた悪循環を早く抜け出して欲しい。そのきっかけとしてこの五輪があるなら、それはそれで良かったと思える。
以上、見ることしかしない者のたわごとでした。
ちなみに100mオーバーのジャンプに関する話は、子供の頃のわずかな記憶と、キャプテン翼の原作者として知られる漫画家、高橋陽一さんの「100mジャンパー」という読切作品での競技紹介(これも記憶ですが)によります。