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住基ネット差止訴訟結審

私も原告の一人である住基ネット差止訴訟の大阪高裁結審がありました。

午後2時からの法廷。傍聴に来てくださった原告に資料を渡したり、出席のチェックをしたり。

法廷そのものは、原告側の弁護団代表野村弁護士の最終弁論と坂本弁護士の1月10日提出書面の補足説明をしたのみで、被告側からは特に何も発言無く終わりました。

次回は5月8日午後2時から判決の言い渡しとなります。

裁判終了後、高裁近くの事務所で行われた報告会の中で、2月にはすでに高裁が終わり最高裁に進んでいる別の住基ネット訴訟に対して最高裁の判決が出る予定なので、悪く考えれば、その最高裁の結果を見てから私たちの判決文を書こうと裁判官が考えているのかもしれないし。
よく考えれば、丁寧な判決文を書くために時間をたっぷりとってくれるということかもしれないし。
ともかく、最高裁の判決の行方を注目しようということになりました。

また、一昨年11月に大阪高裁の「原告の住基ネットへの情報を削除すべき」との判決を受けて控訴せず判決を確定させた箕面市の状況も報告がありました。

市長は削除するための手続きを踏もうとしているそうですが、議会が最高裁の判決を待つべきとの意見書を多数賛成で決議したとのこと。

もし、最高裁の判決が高裁の判決を覆すことになっても、箕面市の原告に対する判決は高裁で決定しているので、なんら影響ないはずなのに・・・。
という矛盾も大いにあるのですが。

市長と議会多数派との対立構造があるだけに、すんなりとことが進まないようです。

とにもかくにも2月を待つしかないのが現状。
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