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都市計画審議会視察(四日市市)

朝からバスで四日市市まで、都市計画審議会の視察に出かけました。

名神から東名阪で2時間余り、途中休憩がありましたが、堅い椅子で後ろに倒すこともできず(できるけれど、後ろの人に悪いと思ってできなかった)疲れました。

四日市市市役所そばの総合会館で四日市市の都市計画用途地域の見直しや市民参加で地域別構想を作った経過、都市計画条例、景観条例、まちづくり条例のまちづくり3条例のことなど簡単に説明してもらったあと、川原駅近くの区画整理事業用地と河川、道路と線路(近鉄)の連続立体工事の現場を見学させてもらいました。

ここでは区画整理事業ができたからこそ、線路の立体交差事業ができたとのことでしたが、そのために、萬古焼きで有名な地域の住宅の建て替えや、場所によっては一度建替えた家をもう一度建替えなければならないところもあるとか、昔の面影はどこに残っているのかな?残っていくのかな?と思うような計画実施状況でした。

もちろん、線路と道路の立体交差がない現状では、朝夕のラッシュ時に開かずの踏み切り状態のところもあり、道路の交通渋滞も並大抵ではないとの話でしたが・・・

もともと、四日市市の都市計画が、海岸部のコンビナートなど工業地域と山麓や少し高台の住宅地の間に市街化調整区域(田畑)があったりして、どうしても通勤のための車が多いそうなのですが。

住民参加でまちづくりを考えてきているとの話でしたので、この工事にも住民は参加しているのだと思いますが、第三者の立場から見ると、街の形相が変わるような計画に賛成するほど、交通渋滞が地域の人たちに及ぼす影響が大きかったのかなぁと思わざるを得ません。

吹田市では、これから南千里、南吹田、千里山、東部拠点とさまざまな場所でまちづくり、再整備が進んでいきますが、その地域に住んでいる人たちがどれだけまちづくり、まちのルール作りに参加、参画できるかということに成功・不成功がかかっていると思います。
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