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万博公園まるごと再生フォーラム

午後からディオス北千里のパフォーマンスフォールで大阪大学院生のみなさんによる研究報告と、万博公園に関するパネルディスカッションがあるとのお誘いがあり、行ってきました。

もう少し参加者が多いかな?と思っていたけれど、予想外でした。雨がたくさん降っていたこともあるし、メイシアターで人権講演会(私もどちらに行こうか迷いましたが、家田荘子さんの話は以前も聞いたことがあるのでパス)があったり、他のイベントともかさなったりしていたのでしょうね。

さて、大学院生による研究報告では、昨年度、彼らが修士1年生のときに手がけた研究とのことでした。彼らは、大阪大学大学院工学研究科にあるビジネスエンジニアリング専攻の学生たちで、3年間で工学修士と経営学修士の修士号を収得することが可能だそうです。

そういえば、彼らの指導教官の一人でもある倉敷哲生准教授は、昨年度、私が受講していた環境リスクマネジャ養成のための工学研究科内の高度プログラムの中の指導者の一人でいらして、その高度プログラムの講義の中には経営学も学んでいる修士の人たちが学ぶものもありました。

話外れますが、もう何年も前から「学際」ということが言われていて、従来の学問と学問の間(今回の場合は工学と経営学)の学問に脚光が当てられています。スペシャリストかゼネラリスト化ではなく、スペシャリストでありつつ、他のジャンルも理解できるという人材が求められているということでしょうね。

ということで、本題に戻って、学生たちが1年間かけて研究するテーマに選んだのが、大阪大学のすぐそばにある万博記念公園で、この公園をまるごと再生するにはどうすればいいのか?ということを、現状確認から課題洗い出し、そして解決策ということでまとめてきました。

そうしているうちに、大阪知事が万博公園の南側のエキスポランド跡地の活用について事業計画案を求めるということがあったので、ちょうどいいということで、彼らの案も提出したとのことでした。

後半は、日経新聞社の記者で万博フェチとおっしゃる坂川さん、ランドスケープアーキテクトの長谷川さん、すいた市民環境会議の松岡さん、すいた市民活動を活発にする会の石原さんの4人がパネリストになり、大阪大学大学院工学研究科の若本准教授がコーディネーターでパネルディスカッションがありました。

学生たちの研究をもとに話すと言うこともありましたが、どちらかといえば、4人の方の万博公園に対する思い、思い出みたいな話が多かったかな?

その後、会場からの意見を求め、できれば5日に予定している大阪府へのプレゼンテーションのときに市民意見として発表したいということでした。

私も一言、ということで発言させてもらいました。内容は「芝生広場」のように、なんにでも使える空間を残してほしい、というシンプルなものです。

効率的にとか、経済的に、とか考えていくと、何かものを造って、そこに人を呼び込んで・・・みたいな発想になりがちだと思うのですが、そうではなくて、何でも抱合できる場所というものを残していけるのは、万博公園という広い場所だからこそだと思うのです。

今後、どのように進んでいくかわかりませんが、楽しみです。

なお、今回のフォーラムも含め、ホームページで情報発信、情報受信をしたいということですので、興味関心のある方はどうぞ見てください。
EXPO TOWN http://expo-town.com/

<おまけの情報>
フォーラムの会場のディオス北千里の1階と2階の照明のところにツバメの巣がありました。
かわいいヒナが口をパクパクしていました。


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雨、よく降りますね~

今朝は朝から大雨。

昨日の天気が今日みたいでなくて、本当に良かったと思います。

今日の雨は半端な雨ではないので、作業はできなかったと思います。

明日は、ポンプ場広場でテントを張ってもらってのイベントなので、多少の雨は大丈夫だと思いますが、今日みたいな雨だと嫌だなぁ~と思います。

夜寝る前にてるてる坊主をつるさなきゃ、ね。
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