毎年11月に開催される国際クラス別パラ卓球選手権大会。
今年で14回目になるこの大会は実質的全日本選手権に相当し、代表選考の基準となる国内の最も重要な大会となる。
その大会の要項が発表されたのだけれど、なんと、ついに、その大会名称が「全日本パラ卓球選手権大会(肢体の部)」となった!
些細な変更?
いやいや、個人的にこれはめちゃくちゃ大きな変更だと思っていて、ものすごく重要な意味を成すことだと思っている。
だって何でもそうでしょう、まず名前って大切ですよ。
人は見た目が大切っていうのはよく言われる話。
人の印象は見た目7割だという(視覚から得る情報が大半ということか)。
どこかの心理学の先生だったかな?
見た目9割って本を書いてたって話を聞いたこともある。
名前と言うのはその「見た目」に相当するものだと思うし、それを補う「キャッチコピー」もあれば、「アイキャッチ」なんかはより顕著に使われる手段だと思う。
考えすぎかもしれないけど(笑)、僕はそれくらいに大きな変化だと思っている。
これをきっかけに日本のパラ卓球(肢体の部)は飛躍すると思う。
飛躍出来ると思う。
今の当事者にとってそれは実感できるものではないかもしれないし、その程度の微々たるものでしかないかもしれない。
でもその「微々たる」変化が重要なのだ。
塵も積もれば山となるのだから。
時間が経ったときに、「あの時がターニングポイントだったね」と評価される時が来るのではなかろうか。
歴史とはそういうものだ。
その全日本パラ卓球(肢体の部)は、名称が変わっただけではない。
毎年シングルスとダブルスが行われているのだけど、今年の大会からそのダブルスが国際大会で今年から設けられた新基準で行われることになった。
さらにそれは男女各ダブルスだけでなくミックスダブルスも採用され開催されることになったのだ。
むしろここが最も大きな変化と言えるかもしれない。
だって、今までは「ダブルス」というだけで組み合わせは自由だったのだから。
そこに縛りは一切なかった。
パラ卓球において車椅子だけでもクラスは障害に応じて5つに分けられる(1<5)。
だけどこれまでのダブルスには縛りもハンデも何も無いのだから、障害の軽い選手の方が断然有利になる。
障害の重い選手同士のペアはその時点で不利なのだ。
それが今年からはそうではなくダブルスもクラスによって分けられる形になるので、ルールに則って公平な組み合わせとなるのだ。
ただし、ここで生じるのがペアリングの問題。
そもそもパラ卓球選手と言うのは絶対数が少ないから、クラスによってペアリングの制限が生じると同じチーム同士でも組み合わせが難しくなってきたりもするし、相手探しが全国規模となりかねない。
となると、上手く組めても練習が出来ないなんてこともあり得る。
それは国内のレベルアップに繋がるのか?となるけれど、いやいや、国際基準がそうなっているのであれば仕方のないことだと思う。
卓球という競技を全国どこでも同じルールでやっているのと同じことで、だからこそ全国規模で切磋琢磨出来てレベルが上がっていく訳で、ご当地ルールでやってたって全国に行ったら話にならないなんてことは普通に考えられるから。
遊びやゲームとして楽しむのと競技者として自分を磨いていくのとでは全く異なる。
そのルールの枠内でどう対応していくか、工夫し努力していくか、そこは当事者次第。
ある意味、腕の見せ所。
こんな風にして毎年恒例のパラ卓球(肢体の部)の大会が変貌を遂げることになった。
会場も例年大阪だったのが、今年は東京の武蔵の森総合スポーツプラザとなっている。
その点もこれまでとは異なるので、審判の顔ぶれも異なれば、大会の空気感も全く違ったものになると思う。
大いに楽しみたい。
でも僕にはその前にやらなきゃいけないことがたくさんある(笑)
海外遠征も控えているし、課題もまだまだ山積みでゆっくりなんてしてられない。
卓球もそうだけど、卓球以外のデスクワークも賑やかになってきていて多少の慌ただしさはあるけれど新しいことを覚えられるなどワクワクしているし、人前で話すことにもデスクワークで身につけたことを活かし新しい展開をイメージ出来たりと、目の前の扉が開いて新しい景色に出会えているようで心地よい。
だからこそ、ここで気を抜かない。
調子に乗らない。
そういう時こそ気を引き締めていく。
気のゆるみが些細なアクシデントを招くから。
些細なアクシデントの向こうには大きな災いが控えているという。
でも、空想でしかない未来の不安に惑わされず、今の自分を信頼しこの足でしっかり進んでいく。
車椅子だけど(笑)
今年度からパラ卓球(肢体の部)は大きな変化を遂げている。
変化のその瞬間には痛みや戸惑いを伴う場合や立場も少なからずあるもの。
だけど、本質的に選手の僕らが向かう先、目指す先は全く持って変わらない。
活動拠点であるホームを有し、コーチ達の指導を厚く受けられる環境を持つ僕には客観的視点からかポジティブな点しか目に映らない。
だから、この変化を嬉しく、ありがたく思う。
この今の感覚をエネルギーに転換して、毎日の活動に活かしていきたい。
好きな言葉、「漁夫の利を得る」(笑)
でも、漁夫の利にしても、棚ぼたにしても、それは身構えている奴にしか掴めないものだと思っている。
身構えるということは?
スポーツ選手としてどうあるべきか、どう活動していくべきか。
そういうことだと思う。
さぁ、頑張っていこう。
まずは次の遠征に向けたコンディショニング。
自分の今を信頼して未来に挑むのだ!
今年で14回目になるこの大会は実質的全日本選手権に相当し、代表選考の基準となる国内の最も重要な大会となる。
その大会の要項が発表されたのだけれど、なんと、ついに、その大会名称が「全日本パラ卓球選手権大会(肢体の部)」となった!
些細な変更?
いやいや、個人的にこれはめちゃくちゃ大きな変更だと思っていて、ものすごく重要な意味を成すことだと思っている。
だって何でもそうでしょう、まず名前って大切ですよ。
人は見た目が大切っていうのはよく言われる話。
人の印象は見た目7割だという(視覚から得る情報が大半ということか)。
どこかの心理学の先生だったかな?
見た目9割って本を書いてたって話を聞いたこともある。
名前と言うのはその「見た目」に相当するものだと思うし、それを補う「キャッチコピー」もあれば、「アイキャッチ」なんかはより顕著に使われる手段だと思う。
考えすぎかもしれないけど(笑)、僕はそれくらいに大きな変化だと思っている。
これをきっかけに日本のパラ卓球(肢体の部)は飛躍すると思う。
飛躍出来ると思う。
今の当事者にとってそれは実感できるものではないかもしれないし、その程度の微々たるものでしかないかもしれない。
でもその「微々たる」変化が重要なのだ。
塵も積もれば山となるのだから。
時間が経ったときに、「あの時がターニングポイントだったね」と評価される時が来るのではなかろうか。
歴史とはそういうものだ。
その全日本パラ卓球(肢体の部)は、名称が変わっただけではない。
毎年シングルスとダブルスが行われているのだけど、今年の大会からそのダブルスが国際大会で今年から設けられた新基準で行われることになった。
さらにそれは男女各ダブルスだけでなくミックスダブルスも採用され開催されることになったのだ。
むしろここが最も大きな変化と言えるかもしれない。
だって、今までは「ダブルス」というだけで組み合わせは自由だったのだから。
そこに縛りは一切なかった。
パラ卓球において車椅子だけでもクラスは障害に応じて5つに分けられる(1<5)。
だけどこれまでのダブルスには縛りもハンデも何も無いのだから、障害の軽い選手の方が断然有利になる。
障害の重い選手同士のペアはその時点で不利なのだ。
それが今年からはそうではなくダブルスもクラスによって分けられる形になるので、ルールに則って公平な組み合わせとなるのだ。
ただし、ここで生じるのがペアリングの問題。
そもそもパラ卓球選手と言うのは絶対数が少ないから、クラスによってペアリングの制限が生じると同じチーム同士でも組み合わせが難しくなってきたりもするし、相手探しが全国規模となりかねない。
となると、上手く組めても練習が出来ないなんてこともあり得る。
それは国内のレベルアップに繋がるのか?となるけれど、いやいや、国際基準がそうなっているのであれば仕方のないことだと思う。
卓球という競技を全国どこでも同じルールでやっているのと同じことで、だからこそ全国規模で切磋琢磨出来てレベルが上がっていく訳で、ご当地ルールでやってたって全国に行ったら話にならないなんてことは普通に考えられるから。
遊びやゲームとして楽しむのと競技者として自分を磨いていくのとでは全く異なる。
そのルールの枠内でどう対応していくか、工夫し努力していくか、そこは当事者次第。
ある意味、腕の見せ所。
こんな風にして毎年恒例のパラ卓球(肢体の部)の大会が変貌を遂げることになった。
会場も例年大阪だったのが、今年は東京の武蔵の森総合スポーツプラザとなっている。
その点もこれまでとは異なるので、審判の顔ぶれも異なれば、大会の空気感も全く違ったものになると思う。
大いに楽しみたい。
でも僕にはその前にやらなきゃいけないことがたくさんある(笑)
海外遠征も控えているし、課題もまだまだ山積みでゆっくりなんてしてられない。
卓球もそうだけど、卓球以外のデスクワークも賑やかになってきていて多少の慌ただしさはあるけれど新しいことを覚えられるなどワクワクしているし、人前で話すことにもデスクワークで身につけたことを活かし新しい展開をイメージ出来たりと、目の前の扉が開いて新しい景色に出会えているようで心地よい。
だからこそ、ここで気を抜かない。
調子に乗らない。
そういう時こそ気を引き締めていく。
気のゆるみが些細なアクシデントを招くから。
些細なアクシデントの向こうには大きな災いが控えているという。
でも、空想でしかない未来の不安に惑わされず、今の自分を信頼しこの足でしっかり進んでいく。
車椅子だけど(笑)
今年度からパラ卓球(肢体の部)は大きな変化を遂げている。
変化のその瞬間には痛みや戸惑いを伴う場合や立場も少なからずあるもの。
だけど、本質的に選手の僕らが向かう先、目指す先は全く持って変わらない。
活動拠点であるホームを有し、コーチ達の指導を厚く受けられる環境を持つ僕には客観的視点からかポジティブな点しか目に映らない。
だから、この変化を嬉しく、ありがたく思う。
この今の感覚をエネルギーに転換して、毎日の活動に活かしていきたい。
好きな言葉、「漁夫の利を得る」(笑)
でも、漁夫の利にしても、棚ぼたにしても、それは身構えている奴にしか掴めないものだと思っている。
身構えるということは?
スポーツ選手としてどうあるべきか、どう活動していくべきか。
そういうことだと思う。
さぁ、頑張っていこう。
まずは次の遠征に向けたコンディショニング。
自分の今を信頼して未来に挑むのだ!
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