駄如意求聞持明法
この都如意求聞持聡明法は、真言密教につたわる求聞持法とはまったくちがうも のである。
二つの特徴がある。
それは、
クンダリニー・ヨーガのチャクラを覚醒して、超人的エネルギーを発生させる。 その超人的エネルギーを、中国・道教につたわる導引・気功の持つ生気ルー にのせて、体の各要所要部にめぐらせ、行きわたらせる。殊に大脳の中 である視床下部に送りこむ。
この二つの方法を、独特の方法で完成したのである。これは、前人未踏の領域であ るといってよいであろう。
わたくしは、半生を、というより、一生をこの法の完成に注いだ。 いまから約三〇 年前に発行した「変身の原理」以来、わたくしの著書はこの本で四〇になるが、そ これらの著書のすべてが、この法の完成に至る道のりをあらわしたものであるといって
わたくしは、この本で、わたくしの得たほとんどのものを、出来るかぎり、明らか にした。
クンダリニー・ヨーガも、道教の導引・気功、いずれも超人的能力を獲得するた めの最高の法である。この世界にこれ以上の超能力開発法はない。この二つの法の欠 を補正して融合させ、さらにあらたな創案をくわえて完成したこの都如意求聞持 明法は、ヒトにおける究極の超能力開発法であると自負するのである。
もちろん、後世おそるべし”という諺の通り、今後これ以上の超能力開発法も出 るかも知れないが、しかし、それも、クンダリニー・ヨーガと導引・気功を融合させ たこの駄都如意求聞持明法のライン以外のものではないであろうと確信している。 この法を指導通りに修行するならば、確実に、ヒトの知能は二倍に、体力は三倍 飛躍強化されるであろうことを断言する。
天才は不老長寿でなければならない
求聞持聡明法は、たしかにヒトを天才にする。
しかし、いくら天才になっても、そのために、病弱になったり、若死にしたりした では、なんにもならない。
天才は、いつまでも若々しく、健康で、世のため人のため、その才能を発揮する ものでなくてはならない。(寝たっきりの天才など、まっぴらである)