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メシア ( 仏陀 ) の法 Messiah (Buddha) Law system of Dharma   

2023-11-07 19:05:42 | 運命学

超能力開発のシステム

 

 

チャクラを内分泌腺という近代医学、生理学の面からながめてみた。それでは、そのチャクラを、密教自身はどのように考え、どのように説明しているか、今度は密教の立場から見てみよう。

I ムラダーラーチャクラ

体力が非常に増進して、普通人の三?五倍の精力を持つようになる。三日、四目の徹夜くらい

平気になる。一切の病気を受けつけず、健康体そのものとなる。病弱だった者は、その悪いところがみな癒ってしまうのだ。このチャクラにを集中したとき瀕死の病人でも床を蹴って立ち上るだろう。男女ともに実際の年令より10歳以上若くなる。そのかわり、強烈な性欲と生殖力を持つようになるので、その干不ルギーを、オージャスという知能の干不ルギーに変える方法をあわせ教える。

2 スヴァジスターナーチャクラ

このチャクラにエネルギーを集中すれば、気力が充実し、勇敢になって、積極果敢な行動力をチャクラの発揮するようになる。なにものをも畏れず、なにごとにも惑わず、不動の信念をもってどんな困難にもひるまない。生死を超越した超人的手腕力量を発揮する。

3 マニピューラーチャクラ

ヨーガースートラの「臍輪に綜制をほどこすことによって、体内の組織を知ることができる」というのが、このチャクラである。体内の組織を知ることができるというのは、ただ知るということだけではなく、からだの組織を自由にコントロールすることができるということである。それも、自分のからだだけではなく、他人のからだも自由にコントロールする力を持つから、人の病気なども即座に癒してしまうのである。

このチャクラは、五気のうちの「サマーナの気」に属するものであるから、「サマーナ気を克服するならば、身体から火焔を発することができる」とあるように、このチヤクラを綜制することにより、火のエネルギーを出せるようになる。念力の護摩の火は、このチヤクラと、ヴィシュダー・チヤクラを使って出すのである。クンダリニー密教の奥義書には、「定に入って目を閉じているとき、このチャクラから、黄色味を帯びた白熱の火焔が水蒸気のように立ちのぼるのが見え、また、道を行くとき、同じ色をした火焔に腰から腹部のあたりがつつまれているのが見える。うすい煙か霧のように見えることもある」と記されている。このチヤクラが、ムラダーラーチヤクラで増強された生殖干不ルギーを、別な物質に変化させる。(どうしてそれができるかはあとで述べる)おなじように、体内に入ってきた毒物、毒素は、このチヤクラが分解したり、べつな物質に変えてしまう。だからPCB、DDT、などの毒物も、このチャクラの力で無害のものにしてしまうことができる。

はっきり火焔が出せるようになると、物質原素を変化させて、べつな物質に変えてしまう力を持ちはじめる。

4 アナハターチャクラ

他心通の力があらわれてきて、他人の心が手にとるように分るようになると同時に、他人の心を自由に動かす力が出てくる。

つづいて、目に見えぬものの高い心(聖霊、神霊、主導霊と表現する)と心を交流することができるようになる。自分にとって不可解な、理解できぬことなどを、天地にみちた、すぐれた心、智恵の干不ルギーに同化してそこから聞くことができる。つまり、人の肉体はほろびても、その人の持っていた心のエネルギーはこの空間に痕跡をとどめているので、このチヤクラでその心の波動と同じ波動になれば、その心が持っていたすべてのもの、意識も、知能もみな自分と同化して自分のものになるということである。そういう意味で、このチヤクラに十分熟達すると、霊界(四次元)の世界と交流の道がひらけるのである。

5 ヴィシュダー・チャクラ

超人的な聴力がそなわる。実際に、このチヤクラが使えるようになると、それまで全く聞こえていなかったある音響を聞くことができるようになる。これは私自身の体験であるが、

ことは、人の聴覚は、四〇、〇〇〇?五〇、〇〇〇キロサイクルの振動波しか聞くことができないが、このチヤクラを修得すると、その倍以上に聴覚の幅がひろがるということである。一〇〇メートルはなれて人の心臓の鼓動も聞くことができるということである。ちなみに、犬の聴覚は、八〇、〇〇〇?九〇、〇〇〇キロサイクルとされている。

また、いろいろな声を聞く。主導霊の声をはっきり耳にするようになる。

ヨーガースートラにある「あらゆる生きものの叫び声の意味がわかる」という能力が身にそな

わる。仏教の天耳通である。

また、このチヤクラは、頭部、上肢(両腕)及び胸部の筋肉運動に深い関係を持つ。

6 アジナー・チャクラ

異常な透視力を持つようになる。ヨーガースートラにある「心の発現にそなわる光をあてることによって、どんなに微細なものでも、人目につかぬところにかくされているものでも、はるか遠くにあるものでも知ることができる」という能力である。

テレパシー能力が生ずる。ヨーガースートラにいう″大肌身″が可能になるのはこのチヤクラである。

このチヤクラは、また、命令のチヤクラ、願望成就のチヤクラ、自在力のチヤクラともいわれ、熟達すると、自然に命令してこれを自在に動かし、自由に支配ナることができるようになる。すなわち、八種の自在力をそなえるようになる。八種の自在力とは、前にも述べたように、

山身体を極限まで小さくして、岩などを自由に通り抜ける力 即からだを大空にいっぱいになるほど大きくする力 即蓮の糸や綿くずよりも軽くなる力 ㈲望みのままに、月にでも指をふれることができる力 即自分の意志するままに、どんなことがらでも実現できる力 世界を創造し、支配する力 閉万物を自分の意のままに従わせる力 大地のように身を重くすることのできる力、あるいは、自分の意欲の対象を必ず手に入れることのできる力、の八種でる。

7 サハスララーチャクラ

頭のなかの光明Murdhajyotioといわれるチヤクラである。Brahma randhra梵の座、梵の裂け目という頭蓋骨の接合するところの真下に位置する。梵の座、梵の裂け目とは、梵すなわち聖なるもの、と一体になる場所という意味である。

このチヤクラを目ざめさせると、この部位に光明があらわれて、燦然とかがやく。頭のなかの光明である。

このチヤクラはすべてのチヤクラを統合してこれを自由に制御する。すべてのチヤクラを自由に制御することができるようになると、彼は次第に変身する。昆虫が全身を覆うかたい表皮を次第に溶かし、しなやかな、しかし丈夫な羽翼を自然に身につけて、空飛ぶ蝶に変態するごとく、

彼はヒトからべつな生物に変身する。三次元生物のホモーサピエンスから四次元生物の超・ヒト、ホモーエクセレンスに変身する。ヨーガでは、これを聖なるものと一体になる、と形容した。

このチヤクラを、聖霊が宿り、聖霊と交流するところであるといっている。このチャクラを完成した修行者を、超人、大師、救済者と呼ぶ。超人は、物質世界を超越し、時間と空間の制限を受けない。ヨーガースートラにあるように、自由に自分の肉体を消失させ、一瞬のうちにヒマラヤ

の奥地から東京に飛来し、一刹那のうちにヨーロッパヘ去る。彼は、四次元世界の時間と空間の秘密を体得しているのである。二次元(平面)世界の生物にとって、三次元(立体)世界の生物の行動はナソとしか思えぬように、三次元生物のわれわれには、四次元世界に住む超人の動きは

全く理解できない。インドでは、仏陀が超人であるとして、このチャクラの完成者であることを、形を以て示している。その形を、おそらく、あなたも必ず目にしているはずなのであるが、あなたは多分そのことに気づいていないのであろうと思われる。

このことについて、「ザーチャクラス」の著者、Leadbeater氏は図を示して解説している。

、ジャワの寺院の仏像である。上は東大寺法草堂の仏像である。この二つの像の頭部がサハスララーチャクラの、二つの型を示しているのである。下の像は、チャクラによって発達した頭蓋をそのまま示している。この頭頂の盛りあがりは、多くの人びとが考えているように、マゲではないのである。これは、肉皆といって、仏陀の持つ「三十二相」のひとつで、頭骨がこのように発達して盛りあかっているのである。なぜ発達したかというと、このチャクラの修行によるもので、その盛りあがりはこの修行を完成したことをあらわしているのである。だから、修行中の仏陀の頭骨はこのように盛りあがりを見せず、普通人とおなじ頭蓋をしている。修行を完成して仏陀に変身したとき、彼の頭骨はこのように変化している。

Leadbeater氏によればこの像の頭部は、「最初に九六〇の花弁のように大きい盛り上り、それから、頂きに、それから上っている十二のより小さい盛り上りがある」といっている。このチャクラは、中心の幅が十二、その周囲の輪は、九六〇である。氏る。は、このかたちが、仏陀に象徴されるこのチャクラの二つの型のうちのひとつであるといっている。

 

Superpower development system

I looked at the chakras from the perspective of modern medicine and physiology as endocrine glands. Now, let's take a look at how esoteric Buddhism itself thinks about chakra and how it explains it from an esoteric Buddhist perspective.

I Muladhara Chakra

My physical strength has improved so much that I am now three times a normal person. You will have five times more energy. About the third or fourth all-nighter.

I'll be fine. It does not accept any diseases and becomes a healthy body itself. Those who were sickly and weak will be cured of all their bad things. When you concentrate on this chakra, even a dying patient will be able to kick the floor and stand up. Both men and women become more than 10 years younger than their actual ages. In return, you will have a strong sexual desire and reproductive power, so I will also teach you how to transform that impurity into the intellectual desperation called ojas.

2. Svajisthana chakra

By concentrating your energy on this chakra, you will become full of energy, become brave, and use your chakra to take proactive and bold action. I am not afraid of anything, I am not confused by anything, and I am unfazed by any hardship with an unshakable faith. Demonstrates superhuman dexterity that transcends life and death.

3 Manipura chakra

This chakra is what the Yoga Sutra says, ``By applying a system to the umbilical ring, we can learn about the internal tissues of the body.'' Being able to know the internal tissues of the body does not just mean knowing, but also being able to freely control the tissues of the body. Because they have the power to freely control not only their own bodies but also the bodies of others, they can instantly heal people's illnesses.

This chakra belongs to the ``Samana Qi'' of the five Qi, so as the saying goes, ``If you overcome the Samana Qi, you can emit flames from your body.'' This chakra must be controlled. This allows the energy of fire to be released. The psychokinetic goma fire is produced using this chakra and the Vishudha chakra. The secret book of Kundalini Esoteric Buddhism states, ``When you enter meditation and close your eyes, you will see a yellowish incandescent flame rising like water vapor from this chakra; The area from the waist to the abdomen can be seen surrounded by colored flames. It may also look like thin smoke or mist." This chakra transforms the reproductive dryness enhanced by the Mladhara chakra into a different substance. (I'll explain how this is possible later.) Similarly, poisons and toxins that enter the body are broken down by this chakra or converted into other substances. Therefore, poisonous substances such as PCB and DDT can be made harmless by the power of this chakra.

When you can clearly produce flames, you begin to have the power to transform material elements into different substances.

4 Anahata Chakra

The power of communicating with others emerges, and at the same time you become able to grasp the hearts of others, you also begin to have the power to freely move the hearts of others.

Next, you will be able to communicate with the higher mind of the invisible (expressed as the Holy Spirit, divine spirit, or leading spirit). You can listen to things that are incomprehensible and incomprehensible to you by assimilating them into the infinite wisdom of the excellent mind and wisdom that is filled with heaven and earth. In other words, even if a person's body disintegrates, the energy of the person's heart remains in this space, so if this chakra becomes the same wave as the wave of that heart, then the energy of that person's heart remains. This means that all things, consciousness and intelligence, become assimilated with oneself and become one's own. In this sense, when one becomes sufficiently proficient in this chakra, a path to communication with the spiritual world (fourth dimension) opens up.

5 Vishudha Chakra

Possesses superhuman hearing. In fact, once you can use this chakra, you will be able to hear certain sounds that you could not hear at all before. This is my own experience,

The thing is, a person's hearing is 40,000? Although one can only hear vibration waves of 50,000 kilocycles, by mastering this chakra, the range of hearing can be more than doubled. This means that you can hear the heartbeat of a person from 100 meters away. By the way, a dog's hearing is 80,000? It is said to be a 90,000 km cycle.

Also, listen to various voices. You will be able to clearly hear the voice of your leading spirit.

Acquire the ability to "understand the meaning of the cries of all living things" as stated in the Yoga Sutra.

Waru. He is the Buddhist guide to heaven.

In addition, this chakra has a deep relationship with the muscle movements of the head, upper limbs (both arms), and chest.

6 Ajna Chakra

You will have abnormal clairvoyance. The Yoga Sutra states, ``By shining the light that is conducive to the manifestation of the mind, one can become aware of things, no matter how subtle, hidden in plain sight, or far away.'' It is.

Telepathic abilities arise. It is this chakra that makes it possible to have a ``great body'' as described in the Yoga Sutra.

This chakra is also called the chakra of commands, the chakra of wish fulfillment, and the chakra of free power, and when you master it, you will be able to command nature, move it freely, and control it freely. In other words, it comes to possess eight types of free power. As mentioned before, the eight types of free power are:

The power to make a mountain's body as small as possible and move freely through rocks, the power to make it so large that it fills the sky, the power to become lighter than lotus thread or cotton waste, the power to make your body as small as possible, the power to make it lighter than lotus thread or cotton waste, the ability to put your finger on the moon as you wish. The power that you can touch, the power that can instantly make anything happen according to your will, the power to create and control the world, the power to make all things obey your will, the power to make yourself as heavy as the earth. There are eight types of power: the power to be able to do something, or the power to be able to obtain the object of one's desire without fail.

7 Sahasrara Chakra

It is a chakra called Murdhajyotio, the light inside the head. Brahma randhra The seat of Brahma, located directly below the Brahma fissure where the skull joins. The seat of Brahma, the fissure of Brahma, means the place where one becomes one with Brahma, that is, the sacred.

When this chakra is awakened, light appears in this area and it shines brilliantly. It is the light inside my head.

This chakra integrates all chakras and freely controls them. Once he is able to freely control all Chakra, he gradually transforms. Just as an insect gradually dissolves its hard epidermis that covers its entire body, naturally acquires supple but strong wings, and metamorphoses into a flying butterfly.

He transforms from a human into a different creature. He transforms from a three-dimensional creature, Homo Sapiens, to a four-dimensional creature, super-human, Homo Excellence. In yoga, this is described as becoming one with the sacred.

This chakura is said to be the place where the Holy Spirit dwells and communicates with the Holy Spirit. A practitioner who has perfected this chakra is called a superman, master, or savior. Superhumans transcend the material world and are not limited by time or space. As mentioned in the Yoga Sutras, he was free to dissipate his body and travel to the Himalayas in an instant.

They flew to Tokyo from the hinterlands of Japan and left for Europe in an instant. He has mastered the secrets of time and space in the four-dimensional world. Just as living things in a two-dimensional (flat) world can only think of the actions of living things in a three-dimensional world as nonsense, we, as three-dimensional creatures, cannot understand the movements of superhumans living in a four-dimensional world.

I don't understand it at all. In India, the Buddha is said to be a superhuman being, and his form shows that he is the perfector of this chakra. You have probably seen this shape before, but you are probably not aware of it.

Mr. Leadbeater, author of "Zacha Class", explains this with a diagram.

, a Buddhist statue in a temple in Java. Above is a Buddhist statue in the Hoso-do Hall of Todai-ji Temple. The heads of these two statues represent the two types of Sahasrara Chakra. The image below shows the skull as it was developed by chakra. This bulge on the top of the head is not a bulge, as many people think. This is one of the ``thirty-two aspects'' of the Buddha, which is called the whole body, and the skull is developed and bulging in this way. The reason why it has developed is due to the training of this chakra, and its rise represents the completion of this training. Therefore, the skull of the Buddha during his ascetic practices does not show this protuberance, and his skull is similar to that of an ordinary person. When he completed his training and transformed into a Buddha, his skull changed like this.

According to Mr. Leadbeater, the statue's head has "first a large bulge, like 960 petals, and then 12 smaller bulges rising from the top." . This chakra has a center width of 12 and a ring around it of 960. Mr. says that this shape is one of the two types of this chakra symbolized by the Buddha.

 

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メシアの法 messianic law 桐山靖雄 対談 Yasuo Kiriyama Interview

2023-11-07 07:41:49 | 運命学

 

桐山靖雄 対談

「では、いよいよ本論に入りましょう。ケストラーはこう言っています」 とK氏は『ホロン革命』のページをひらいた。

『……ホモーサピエンスは進化論に適合しない病に冒された異常な生物種で、……人類の過去の記録をみても、また現代の脳科学からいっても、ホモーサピエンスが最後の爆発段階に達したある時点で何かに狂いが生じたことは、そしてもともと人間の体には(もっと具体的に言えば、神経回路には)致命的な工学上の欠陥が誤って組み込まれ、それがために人類の妄想傾向が歴史を通して脈々と流れていることは、否定すべくもない。これは恐ろしくも当然の仮定であり、人間の条件を真摯に追求しようとすれば、これから目をそらすことはできない』

「ゆえに、『種』として絶滅するのだ、といっております。

 桐山先生は、これにたいしてどうお考えですか?

 人間はケストラーのいうように、脳に致命的な設計ミスを持った異常な生物種であるとお考えになりますか?」

「いや、わたくしはそう思いません。設計はほとんど完全に近かったと思います」

「すると、設計は完全に近かったが、設計通りに進行しなかったということですか?」

「そうです。ですから、ケストラー自身もいっているように、もう一つのほうの推理、『ホモーサピエンスが最後の爆発的段階に達したある時点で何かに狂いが生じたことは』といっているのが正しいのです。設計ミスではなかった。設計はほとんど完全だったが、進化の途中で方向が狂ってしまったのです。わたくしは、すでに、それを『密教・超能力の秘密』で指摘しています」

 「具体的にお示しください」

 「人間は脳に霊性の部位を持っているのです。これはそのように設計されているのです。だから、この部位がその設計の通りに活動していたら、人類は、ケストラーのいうように『狂気』の川状をあらわさなかったでしょう。したがって、いまのような破滅に直面するようなことにはならなかったのです。この部位が進化の途中で閉鎖されてしまった。そのために、人類は、超 愚人 にたってしまったのです」

「ふうむ、これはおどろくべき発想ですね」

「発想じゃないのです。事実なのですL

「その霊性の部位とはどこですか?」

「大脳の最も中心である間脳の、視床下部です。このいちばん奥に、その部位があります。ただ

し、これがはたらくためには、そのすぐそばにある松果腺という内分泌腺の特殊なはたらきが必要です」

 「それは大脳生理学者の説ですか?」

 「いいえ、そうじゃありません。わたくしの修行体験による発見です。インドのクンダリニー・ヨーガ、チベット密教の修行などを参考に、わたくしが把握したものです。脳生理学はまだそこまで到達しておりません。ただし、アメリカのホルモン分泌学の権威J・D・ラドクリフという学者は、その著書『人体の驚異』(小学館)の中で、おもしろいことを言っております。

  『その機能がようやくわかりかけてきた松果腺は、脳の下側にくっついている小さな毬果形の腺で、人間が原始時代の祖先から受けついできた第三の目の残跡と推定されている』というのです。

 第三の目というのをご存じですか?」

 「ずうっと以前に、そういう題名の本を読んだことがあります。なんとかいう英国人が、チペ。第一章『ホロン革命』と『密教・超能力の秘密』の対論--一一一一一一-

トでラマ僧について密教の修行をし、眉間のあいだに、四次元世界や霊界を見ることのできる第三の目を持つたという内容で、ベストセラーになりましたね。もうほとんど内容を記憶しておりませんが、読んだおぼえがあります。

「そうですが、わたくしは、『密教・超能力の秘密』で、このラトクリフの文章を引用して、こうのべております、『第三の目とホルモン』という章で、

『おそらく、ひとは、「第三の目」などというと、いかにも空想的な、馬鹿々々しいことのように思うかも知れない。しかし、ヒトは、たしかに第三の目を持っていたのである。い や、げんに持っているのだ。人間のからだのなかで最も重要なはたらきをする内分泌腺をく わしくしらべてゆくと、それがはっきりしてくるのである。

ヒトはまさしく第三の目を持ち、しかもそれは、J・D・ラトクリフのいうように”残跡”ではなく、いまでも、活用すれば、実際に。見る”ことすら可能なのである。最近の科学の実験がそれを証明している。その最近の実験を紹介する前に、ひとつ、この不思議なはたらきをする内分泌腺というものを、もう少しくわしく調べてみようではないか』

 と、こうのべております」

「その第三の目が、つまり、先生のおっしゃる霊性の部位というわけですか?」

「いや、ちょっとちがいます。密接な関係はあるが、ちょっとちがいます。第三の目は、ラトクリフのいうように、松果腺です。わたくしのいう霊性の場は、それよりすこし深部の視床下部です」

「それはどうちがうのですか?」

「それは、ひと口でいうと、第三の目というのは、霊的次元のさまざまな現象を知覚し、見聞する能力を持つ目、といったらよいでしょう。視床下部のほうはそれを動かす『場』です。それはつまり、いまわれわれが持つ普通の目と脳との関係にあると思ったしょう」

 「なるほど」

「視床下部がなぜ霊性の『場』であるかについて、わたくしは、『密教・超能力の秘密』で、生理学と、ホルモン分泌学と、酵素薬理学の三つの面から解明しています。この視床下部が第三の目と連繋して活動するとき、人間は霊性を顕現するのです。その究極において、『密教・超能力の秘密』でいっているように、カミ、ホトケにまで到達するのです。人間は、知性・理性の場である新皮質と、本能の座である辺縁系の中間にある『間脳』に、霊性の場を持っていたのです。これにより、人間はバランスがとれるのです。ところが、この間脳にある霊性の場を、人間は失ってしまった」

 「ふうむ」

 「しかし、それを知っているひとたちがいた。その代表が、シャカです。シャカは、『成仏法』という名で、この霊性の場を再開発するシステムを完成した。古代密教が、それを受けついだL第一章『ホロン革命』と,『密教・超能力の秘密』の対論---7

「古代密教、とおっしやるのはどういうわけですか?」

「後世の密教は、大乗仏教の影響をうけて、シャカがつたえたシステムを様式化してしまったのです。まったくちがったものにしてしまった」

「なるほど」

「しかし、仏像とか、仏画とかは、古代密教の表象をそのままつたえています。密教の仏像の多くが、第三の目を持っているのはこのためです」

 「あの、眉間のところにある目ですね?」

 「そうです。その密教の代表ともいうべき仏像が、摩醗首羅です。これは、梵語の

(マヘーシュバラ)を音写したもので、これを『大自在天』と漢訳し、宇宙の大主宰神とされております。眉間に第三の目があって、合計、三つの目を持っています。われわれは、目が二つです。その二つの目の一つは、辺緑系の脳に通ずる目であり、もう一つは新皮質の脳に通ずる目で、この二つが一対になって、現象世界(物質世界)を見るのです。このほかに、じつはもう一つの目があった。それは間脳の視床下部の脳に通ずる霊性の目で、霊的世界を見る目です。これが、第三のとよばれるものなのです」

 「で、その第三の目が、『残跡』となると同時に、先生のおっしゃる霊性の『場』もはたらかなくなってしまったということですか?」

「そうですね、しかし、それは、霊性の『場』が閉ざされてはたらかなくなってしまったから、第三の目もはたらかなくなって、たんなる『残痕』になってしまったのだともいえるでしょう。要するに、密接な相関関係にあるものですからIL

 「ふうむ」

 とK氏はしばらく考えこんでいたが、

 「しかし」

 と小首をかしげた。

 「なぜ、人間は、その霊性の『場』を失ってしまったのですか? 退化、とは考えられませんね

え。人間の精神活動は原始時代から非常なスピードで進化し、進歩しているわけですから、退化などとは考えられない」

 

 

 

 「その理由ですか?」とわたくしは言った。

「第三の目」はなぜ消えてしまったか?

 「第三の目が閉じられてしまったのには、もちろん、大きな理由があります。わたくしのいう霊性の『場』は、間脳の視床下部にありますが、それは、要するに、物質的な欲望や本能を制御し、時には否淀して、より崇高なるものにあこがれる精神領域です。そういうと、それは新皮質系の領域じゃないかといわれるかも知れません。そうじゃないのです。

 新皮質系の知性は、神を考え(分析し演釈する)、仏を理解しようとするものですが、霊性は、神と一体になり、仏と同化しようとする趨性です。明らかに新皮質系のものとはちがうのです。

 新皮質が生か知性は、時実博士の表現によれば『より良く生きる』ことと、『より高く生きる』(六四ページ挿図参照)ことを目ざします。そのための創造行動をいとなみます。その結果、どういうものが生み出されたかといいますと、精神的には、哲学(および倫理・道徳)、物質的には科学(と技術)です。ことばを変えていうと、『より良く生きる』が科学と技術を生み出し、『より高く生きる』が哲学・倫理を生み出した。ところが、哲学・倫理はいままったく行きづまって、

人類がいまかかえる問題に、大声で1 告は発するけれども、なんの答も出すことができない。

一方、新皮質の『より良く生きる』という目標は、『より便利に』『より速く』の追求なりでしまった。ごらんなさい。現代社会は、新皮質文明であり、新皮質の産物ですが、現代社会の目標は、『より便利に』『より速く』がモ。トーでしょう。地球上のすべての企業が、それを目ざして狂父のごとく活動しています。それが結局は自分の首をしめることを新皮質は知りながら、止めることができない。なぜならば、それをおしとどめる間脳のはたらき、霊性の『場』を、はるか以前に、新皮質自身が押さえこんでしまっていたのです」「そんなことがあり得るのですか?」

「こういう現象は、大脳においてつねにおこなわれるものです。たとえば、動物が高等になるにつれて新皮質が発達してくるために、旧皮質はしだいに大脳半球の底面へ押しやられ、古皮質は大脳半球内部へ押しこまれるようになります。これは大脳生理学の定説で、これとおなじ現象が、人間の大脳においておこなわれたのです。

 新皮質は、それが人類の進歩と進化であり、平和と繁栄につながるのだという大義名分のもとに、間脳を押さえこんでしまったのです。そういう理くつを考え出すのは、新皮質の得意ちゅうの得意ですから

 霊性とは物質的な欲望や本能を制御し、時には否定さえして、より崇高なるものにあこがれる精神領域だと、さきにわたくしは中しましたが、そういうものは、新皮質の生み出す物質文化にブレーキをかけるものです。考えようによっては、新皮質の敵といっていい。だから、新皮質は全力をあげて、霊性の場を押しつぶしにかかった。人間のすべての欲望(大脳辺緑系)がこれにくわわった。これが、人間の『業』というものでしょう。

 だから、知性と称するものは、霊性、霊的なものを、いまでも、迷信といって敵視するでし。う。知性の持ちぬしだと自称するひとたちが、『霊』ということばを聞くと、たちまち歯をむき

出して噛みついてくるのは、そのためです」

 「はゝはゝはゝ、なるほど、なるほど」

 とK氏は大声で笑ったが、

「それはつまり、新皮質脳が間脳を押しつぶしてしまったのは、人類の歴史で、いつごろのことでしょうか?」と聞いた。

知性(新皮質脳)と霊性面脳)が一時に花ひらいた時代わたくしは、逆にK氏に質問し。

「K先生は、さきほど、人間の精神活動は原始時代から非常なスピードをもって、進化し、進歩してきたとおっしゃいましたが、はたしてそうでしょうか?」

「といいますと?一

「わたくしは、ずうっと古いある時代から、すこしも進歩していないのじゃないかと思うのです。むしろ、退化しているのじゃないかと考えます」

「どういう意味ですか?」

「わたくしは、人類の精神文化は、いまから数千年前に、その進歩がおわってしまって、その後は、なんらあたらしいものを生み出すことなく、ただ先人のあとをなぞっているのにすぎないのではないかと思うのです。高い精神文化は、すべて紀元前に完成されてしまっている。ことに、霊性にもとづいた叡智の文化がそうです」

 「ふうむL

 「たとえば、人類の知的産物としての古典を考えてみるとき、ごくおおざっぱにいって、三つのグループに分けられるでしょう。中国の古典、ギリシャの古典、インドの古典です。いま、手もとに参考とするものがありませんから、ごくおおざっぱないいかたですが、中国においては、西紀前五世紀に孔子が生まれて儒教を説き、以後、ざっと、墨子、荘子、から、孟子、萄子、司馬遷にいたるまで、すべて紀元前のひとたちです。

 ギリシャでは、紀元前八世紀に、ホメロスが、『イリアス』『オデッセイア』を書き、前七世紀には、イソップが生まれ、前五世紀には数学のピタゴラス、哲学者のヘラクレイトス、悲劇作家のアイスキュロス、ソフォクレス、前四世紀ごろには、有名なソクラテス、プラトン、ついでアリストテレスが活動しています。このひとたちが、のちのヨーロッパ知的文化のもとをなしたことはご承知の通りです。いまの西洋文明の知的産物は、これらのひとたちの芸術や思想を抜きにしては考えられず、さらには、後世から現代まで、はたしてこれら世紀前のひとたちを凌駕するだけのあたらしい知性的産物を生み出しているといえるかどうか」

 「なるほど」

 「インドではもっと古く、紀元前一〇〇〇年、すなわち、前十世紀にすでに『リグヴェーダ』が成立しています。前八世紀にはバラモン教が活動しはじめています。前七世紀には『ウパニシャッド』が完成し、前五五六年にはシャカが生まれていますL

 「ふうむ」

 「西アジアでは、モーゼの出エジプトが紀元前十三世紀ですし、前八世紀には、預言者イザヤが活動し、前七世紀にはゾロアスター教が成立、同時に預言者エレミアが活躍している。そして、中央アジアでキリストが生まれ、紀元元年をむかえるわけです」

 K氏は無言のままうなずいた。

「じつに、百花捺乱ともいうべき華やかさではありませんか。人類の精神文明の頂点だったのです。これは、見かたによれば、知性‥‥新皮質と、霊性=間脳が一時に花ひらいた時代とみてよいでしょう。

 

Yasuo Kiriyama Interview

``Now, let's get to the main topic. Koestler says this,'' said Mr. K, opening the page of ``Holon Revolution.''

``... Homo sapiens is an abnormal species affected by a disease that does not fit the theory of evolution... Looking at the past records of humankind and according to modern brain science, Homo sapiens is at the final stage of explosion.'' Something went wrong at a certain point, and the human body (more specifically, the neural circuits) had a fatal engineering flaw built into it by mistake. Therefore, there is no denying that mankind's delusional tendencies have continued throughout history. This is a frightening but obvious assumption, and if we are to sincerely pursue the human condition, we cannot look away from it.''

``Therefore, we say that the species will become extinct.

Mr. Kiriyama, what do you think about this?

Do you think humans are an abnormal species with fatal brain design errors, as Koestler says? ”

"No, I don't think so. I think the design was almost perfect."

“So the design was close to perfect, but it didn’t go as planned?”

"Yes. So, as Koestler himself has said, there is another theory: ``Something went wrong at some point when Homo sapiens reached its final explosive stage.'' is correct. It was not a design error. The design was almost perfect, but the direction went awry in the middle of evolution. I already pointed this out in ``Secrets of Esoteric Buddhism and Psychic Powers.'' "I'm here"

"Please be specific"

"Humans have a spiritual part in their brains. It is designed that way. Therefore, if this part were to function as designed, humans would become like Koestler said. The river of madness would not have manifested itself. Therefore, we would not have faced the current catastrophe. This region was closed during evolution. , humanity has become extremely stupid."

"Hmm, that's a surprising idea."

"It's not an idea. It's a fact."

“Where is that spiritual part?”

``The hypothalamus is in the diencephalon, which is the most central part of the cerebrum.

However, for this to work, the special function of the pineal gland, an endocrine gland, is required.

"Is that the theory of a cerebral physiologist?"

"No, that's not true. This is a discovery I made through my own training experience. I came to this understanding by referring to the training of Kundalini Yoga in India and Tibetan Esoteric Buddhism. Brain physiology has not yet reached that point. However, American scholar J.D. Radcliffe, an authority on hormone secretion, says something interesting in his book ``The Wonders of the Human Body'' (Shogakukan).

``The pineal gland, whose function is only beginning to be understood, is a small cone-shaped gland attached to the underside of the brain, and is thought to be the remains of a third eye that humans inherited from their primitive ancestors. It is said that there is

Do you know about the third eye? ”

``I read a book with that title a long time ago.An Englishman called it Chippe.Chapter 1: Contradiction between ``Holon Revolution'' and ``Secrets of Esoteric Buddhism and Psychic Powers''--111 111-

It became a bestseller because it tells the story of a man who trained in esoteric Buddhism with a lama in India and had a third eye between his eyebrows that allowed him to see the four-dimensional world and the spiritual world. I don't remember much of the content anymore, but I do remember reading it.

``That's right, but in ``Secrets of Esoteric Buddhism and Psychic Powers,'' I quote this article by Ratcliffe and say, in the chapter ``Third Eye and Hormones,''

``Perhaps people may think that the term ``third eye'' is nothing short of fantastical and absurd. However, humans did indeed have a third eye. He really has it. As he carefully examines the endocrine glands, which play the most important role in the human body, this becomes clear.

Humans do indeed have a third eye, and it is not a "residue," as J.D. Ratcliffe put it, but it can actually be used even today. It is even possible to "see". Recent scientific experiments have proven this. Before introducing the recent experiments, let's take a closer look at the endocrine glands, which work in mysterious ways. Isn't it?''

This is what he says.”

“Is that third eye the spiritual part you are talking about?”

"No, it's a little different. There is a close relationship, but it's a little different. The third eye is the pineal gland, as Ratcliffe said.The place of spirituality for me is the thalamus, which is a little deeper than that. It's at the bottom."

"What's the difference?"

``To put it simply, the third eye is an eye that has the ability to perceive, see, and hear various phenomena in the spiritual dimension.The hypothalamus is the eye that controls it. In other words, you would have thought that it had to do with the normal relationship between the eyes and the brain that we have today.''

"I see"

``In ``Secrets of Esoteric Buddhism and Psychic Powers,'' I elucidate why the hypothalamus is a spiritual ``field'' from three aspects: physiology, hormone secretion, and enzyme pharmacology. When the hypothalamus works in conjunction with the third eye, humans manifest spirituality.At its ultimate level, as mentioned in ``The Secret of Esoteric Buddhism and Psychic Powers'', we reach Kami and Hotoke. Human beings had a spiritual place in their ``dencephalon'', which is located between the neocortex, which is the place of intellect and reason, and the limbic system, which is the seat of instinct. Human beings are able to maintain balance. However, during this time, humans lost the spiritual space in their brains."

"Hmm"

"However, there were people who knew this. The representative of them was Shaka. Shaka completed a system to redevelop this spiritual place under the name 'Buddhist attainment method.' Ancient Esoteric Buddhism Confrontation between the received L Chapter 1 ``Holon Revolution'' and ``Secret of Esoteric Buddhism and Psychic Powers'' ---7

“Why do you insist on ancient esoteric Buddhism?”

"Later generations of esoteric Buddhism were influenced by Mahayana Buddhism and stylized the system that Shaka taught. They ended up creating something completely different."

"I see"

"However, Buddhist statues and paintings convey the representations of ancient esoteric Buddhism. This is why many esoteric Buddhist statues have a third eye."

"Um, those eyes are between your eyebrows?"

``That's right. The Buddhist statue that can be called the representative of esoteric Buddhism is Makishura.

(Maheshvara), which is translated into Chinese as ``Daizaiten'' and is considered to be the great presiding deity of the universe. There is a third eye between the eyebrows, so there are three eyes in total. We have two eyes. One of these two eyes is the eye that connects to the limbic brain, and the other is the eye that connects to the neocortical brain, and these two eyes work together as a pair to see the phenomenal world (material world). is. In addition to these, there was actually another eye. It is the spiritual eye that connects to the hypothalamus of the diencephalon, and is the eye that sees the spiritual world. This is what is called the third."

"So, at the same time that the third eye became a 'remnant', does that mean that the 'field' of spirituality you mentioned also ceased to function?"

``Yes, but you could say that because the ``field'' of spirituality was closed and stopped working, the third eye also stopped working and became just a ``remnant.'' , since they are closely correlated, IL

"Hmm"

Mr. K thought about it for a while, but

"but"

He tilted his head.

"Why have humans lost their spiritual place? I can't think of it as degeneration.

picture. Human mental activity has evolved and progressed at an extremely rapid rate since primitive times, so it cannot be considered as a degeneration.

"Is that the reason?" I said.

Why did the "third eye" disappear?

``Of course, there is a big reason why the third eye has been closed.The ``field'' of spirituality, as I call it, is located in the hypothalamus of the diencephalon; It is a mental region where we control our emotions and instincts, sometimes denying ourselves, and yearning for something more sublime.In that case, you might say that it is a region of the neocortex.That is not the case.

Neocortical intelligence thinks about God (analyzes and explains) and tries to understand Buddha, but spirituality is a tendency to become one with God and try to assimilate with Buddha. It is clearly different from that of the neocortex.

In the words of Dr. Tokizane, whether the neocortex is alive or not, intelligence aims at ``living better'' and ``living higher'' (see illustration on page 64). I will take creative action to achieve this goal. As a result, what was created is philosophy (and ethics and morality) in the spiritual sense, and science (and technology) in the physical sense. In other words, ``living better'' gave rise to science and technology, and ``living higher'' gave rise to philosophy and ethics. However, philosophy and ethics are currently at a complete stalemate.

Although we loudly complain about the problems facing humanity today, we are unable to provide any answers.

On the other hand, the neocortex's goal of ``living better'' has become a pursuit of ``more convenient'' and ``faster.'' Look. Modern society is a neocortical civilization and a product of the neocortex, but the goals of modern society are ``more convenient'' and ``faster.'' It would be To. Every company on earth is working like a mad father to achieve this goal. Although the neocortex knows that this will eventually strangle its own neck, it cannot stop it. This is because, long ago, the neocortex itself had suppressed the function of the brain that suppressed this, the ``field'' of spirituality.'' ``Is that possible?''

``Such a phenomenon always occurs in the cerebrum. For example, as animals become more advanced, the neocortex develops, so the old cortex is gradually pushed to the bottom of the cerebral hemisphere, and the paleocortex is inside the cerebral hemisphere. This is a well-established theory in cerebral physiology, and the same phenomenon occurred in the human brain.

The neocortex has suppressed the diencephalon under the guise that it is the progress and evolution of humanity and will lead to peace and prosperity. Coming up with such logic is something the neocortex is good at.

I said earlier that spirituality is a spiritual realm in which we control and sometimes even deny our material desires and instincts, and aspire to something more sublime. It applies the brakes to. Depending on how you think about it, you could say it's the enemy of the neocortex. Therefore, the neocortex did its best to crush the spiritual field. All human desires (limbic system) are attached to this. This is what human ``karma'' is all about.

Therefore, those who call themselves intellect still view spirituality and spiritual things as superstitions and are hostile to them. cormorant. When people who call themselves intellectuals hear the word "spirit," they immediately bar their teeth.

That’s why they come out and bite.”

"I see, I see."

Mr. K laughed out loud,

"So, when in human history did the neocortical brain crowd out the diencephalon?" he asked.

At a time when intelligence (neo-cortical brain and spiritual face brain) were flourishing at the same time, I asked Mr. K a question.

``Mr. K said earlier that human mental activity has evolved and progressed at an extremely fast pace since primitive times, but is this really true?''

“What do you mean?

``I am from a certain era, much older.

 

 

 

 

 

 

 

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メシアの法   messianic law

2023-11-07 01:20:05 | 運命学

 

 

人類がいまかかえている問題を見てみよう

人類がいまかかえている問題を見てみよう。
―殺し合い、奪い合い、憎み合い、傷つけ合いI-そして地球上に急速にひろがりっつある有害物質―。それらはどこに原因があるのであろうか? わかりきったことである。
それは、ヒトが愚かなためである。
人類学者リンネは、人間を分類して「知恵あるヒト」と学名をつけた。
生川学者シヤルルーリシエは、愚かなヒト、ホモースツルッスと名をつけた。ノーベル賞受賞者のリシエは、その著、「人間-この愚かなるもの」の序文で、人類のかずかずの愚行をつぎっぎとあげ、実にあれかえったおろかな動物であるとして、超愚人類と呼びたいところだが、まあ、最上級の形容詞はがまんして、愚人類ぐらいでかんべんしておこうと書いている。
たしかに、ヒトには、この二つの面がある。賢い知恵ある面と、愚かで弱い面と、二つの面がひとつにまざり合っている矛盾した生物が、まさにヒトであるということなのだが、いま、われわれの周囲をながめてみると、ホモーサピエンスは全く影をひそめ、ホモースツルチッシムスが妖怪のごとく横行している。
殺し合い、奪い合い、憎み合い、傷つけ合い、
それは次第にエスカレートしてゆく。科学と技術はヒトの力を無限に拡大したが、同時に、ヒトの殺戮と搾取と憎悪と闘争をも無限に増大させた。このままでは、問もなく、ホモーサピエンスは絶滅する。

いま、人類にもっとも必要なものはなにか?
それは高度の知能である。
この地上に展開する恐るべき大愚行は、なによりもまず人類の知能が低いところに原因する。いま、人類に必要なものは、科学でもなければ技術でもない。革命でもなければイデオロギー
でもない。人種闘争でもなければ階級闘争でもない。そんなものはなんの役にも立たぬ。

何十回、革命を起こしても、何百回、闘争をくりかえしても、人類の知能がいまの水準にあるかぎり、それはむなしい儀式のくりかえしに過ぎぬ。
歴史をみてみよう。機械と技術、科学と文明と称するものがいくら進歩発達しても、おろかな人間たちの行動パターンは少しも変わっていない。つねに、憎み合い、殺し合い、奪い合う、このパターンのくりかえしではないか。どこに変化が見られるか。
若ものよ。エネルギーのむだな燃焼をやめたまえ。革命を思うなら、全人類の知能革命に前進せよ。ネアンデルタールの昔から、ヒトの知能は一歩も前進していない。なによりもまず人類の知能を高めねばならぬ。
ホモースツルチッシムスを絶滅せよ。そうせぬかぎりわれわれにもはや未来はない。それはすでに秒読みの段階に入っている。
このとき、ここに、ヒトを改造し、社会機構を一変させる技術がある。この技術は、ふるき社会体系をすべて解体し、そこから生まれるあたらしい文明は、次元をひとつ超えるだろう。この技術によってのみ、世界はよみがえり、この革命だけが全人類を破滅から救う

 


若ものよ。君たちはなぜこれに視線を向けぬのだ。
なぜ、君たちは、この、地上いまだかつて比類なき壮大にしてドラマチックな革命に情熱をたらぬのだ。

教育?
それは無力である。
それは知能を高めるものではなく、ただ、知識をひろげるだけのものに過ぎない。教育は、ただ、その人の本来持っているところの知識をひろげるだけで、知能そのものを高めはしない。知能を高める技術とは、ものを教え、ものをおぼえさせることではなく、おぼえる能力そのものを高めるシステムでなければならない。馬鹿はいくら教育したって馬鹿である。馬鹿に教育はまったく無力だ。馬鹿を利口にするためには特別の技術がなければならぬ。

宗教?
それは、知能ひくきものたちの愚行をなんとか良心にうったえて思いとどめさせようとするブレーキに過ぎず、知能を高めるためのなんの力も技術もない。念仏をとなえ、題目を高唱し、経典教学をそらんじ、神のみ名を呼んでも、心の安らぎ、なぐさめ、信念というたぐいのものは得
られても、知能そのものが高くなるということはない。
最高度に進化発達した知能を持つ未来社会に、宗教という特別な分野はなくなるだろう。

高度の知能怯局度に発達した倫理観、道徳意識をともなうから、現在の宗教や、宗教家あたりが説いている「教え」など、まったく低俗な、次元の低い幼稚なものとしてかえりみられず、宗教意識はごくあたりまえの常識になってしまって、ことさらにカミやホトケを念ずることなどなくなる

だろう。ヒトが、カミ、ホトケとびとしくなるのである。
そういう未来社会が、すぐ足もとに来ていることに君は気づくべきだ。
今までとはまったく構造の変わった社会体系があらわれようとしていることを、君は知らねばならぬ。

君はそれを疑うのか? ではいおう。
もしも。
そういう高度の知能が出現しないかぎり、世界は間もなく終わるだろう。ホモーサピエッスが今の知能水準であるかぎり、もはや、ヒトに未来はない。ホモーサピエッスの文明はすでに限界に達した。 だか。
未来社会があるとすれば、どうしてもそれは、高度なまったく新しい社会でなければならぬのだ。

 

-超・ヒトt脳発速度係数三・九もう間もなくやってくる未来社会で、人類は二つの種属にわかれるだろう。

それは、二つの民族でもないし、二つの階級でもない。二つの種属である。
そうして、その二つの種属は、しばらくのあいだ共存するけれども、間もなくその一方はおとろえ、急速にこの世界からすがたを消してゆくだろう。
そういうと、人類が二つの対立を示すのは、なにも未来社会にかぎったことではなく、いまだってそうではないかと、いくつかの例をあげる人がいるかも知れない。
たしかに、それは、有色人種と白色人種、自由社会と共産圏社会、富める者と貧しき者、支配
する者とされる者、と、いくつか、かぞえることができるだろう。
だが、ちがうのだ。
そういう分類とはまったく異質の区分が、ごく近い将来、われわれの世界にあらわれようとしている。そういう動きが、すでに現在おこりつつある。
それは、二つのヒト属である。
あたらしい人類とふるい人類.
ひとつは普通の現代人、ホモーサピエンスHomo sapiensである。これがふるい人類だ。
もうひとつは、特殊な能力を身につけた未来人、ホモーエクセレンスHomo eχcellens であ
る。つまりあたらしい人類だ。
ホモ・廿ピエンスとは、ほかならぬわれわれ自身のことであるが、ホモーエクセレッスとは、
どういうヒトか?
ホモーエクセレンスとは、ホモーサピエンスが持だない特別な能力を身につけた「優秀なるヒト」という意味である。ある人たちは、この未来人に、ホモーイッテリダンス(聡明なるヒト)と
いう名をつけている。
では、この優秀なる未来人、ホモーエクセレンスは、どういう特殊な能力を持っているのか?
彼の持ついくつかの特長をあげてみよう。
「未来の種属、超・ヒトは、おそらく、三・九という脳発速度係数を持つだろう」
と、世界的に著名な人類学者、パリ大学のジョルジューオリヴィエ教授は、その著「ヒトと進化、過去現在そして未来」のなかでこう語りはじめる。
「(こういうきわめてすぐれた生物の能力を、それよりはるかに劣ったわれわれが、あれこれいうことはできないが)とにかく、この超・ヒトの知的能力は、辛うじて想像することができる。

それは、たとえば、
1 第四次元の理解。
2 複雑な全体をとっさに把握する能力。
3 第六感の獲得。
4 無限に発展した道徳意識の保有。
5 とくにわれわれの悟性には不可解な精神的な特質。
などである。
わたしは、脳発速度係数三・九をもつ生き物の体のかたちや、すばらしい知能や、われわれにはとうてい理解できない行動がどんなものであるかは、想像力のゆたかな人達にまかせることに
する。われわれがメクラであるのに対して、われわれの後継者たちは千里眼の持ち主なのだろうから」(芦沢玖美訳・みすず書房刊)
と述べている。

オリヴィエ教授は、出版社の紹介文によるとフハリ大学理学部人類学教授であり、人類学、解剖学のかず多い論文のほかにいくつかの著書を持ち、そのなかでも「人類学的解剖学」はフランス学士院宣を受けた。自己の専門分野の研究に多くの業績をあげているばかりでなく、若い研究
者の育成にも心をそそぎ、フランス人類学の名実ともにすぐれた指導者である”と記されている。

まさに、当代一流の科学者であるといわねばならない。
その科学者が未来人ホモーエクセレンスの出現を、このように予告しているのである。著者
が、なんの根拠ももたず、ただいたずらに鬼面ひとをおどろかす筆をとっているのではないの
だ。それはかならずやってくる。では1、そのホモーエクセレンスは、いったい、どこから、

 

いつやってくるのだろうか?
未来人、ホモーエクセレンスの到来は、歴史の必然であるとオリヴィエ教授はいう。
では人類の歴史をたどってみよう。
まずあらわれたのは、オレオピテクス、ラマピテクスから進化してきたオーストラロピテクス
(猿人)であった。が、しばらくして、ピテカントロプスーエレクトス(原人)がこれにとってかわった。しかし、まもなく、ネアンデルタール人(旧人)がやってきて、そのあとを継ぎ、彼らの時代はおよそI〇万年ちかくつづく。
けれども、今から四、五万年ほど前、かなり進んだ知能を持つクロマニョッ人(新人)が出現すると、彼らは急速に姿を消して絶滅してしまった。しかしそのクロマニョッ人も、今から一万年ほどまえに、オーストラロイド(ジャワ、
モンゴロイド(中国)、ネグロイド(アフリカ)、コーカソイド(ヨーロッパ)というあたらしい現世人類の種のなかにあわただしく消滅してしまった。こ
れは、歴史のごく表面にあらわれているだけの事実で、このほかにも、いくっかの知られざるヒト・属、あるいはその分枝が、無数にあらわれ
歴史をつくる間もなく消滅していったと考える学者はかず多い。
ある著名な科学者は、ひとつの種の寿命はI〇〇万年だと語り、ホモーサピエッスは出現以
来、間もなくこの年令に達するはずだという。そうして、オリヴィエ教授もまた「いま、われ
われが、われわれの後継者であるつぎの人類のことを考えるのは、まったく筋みちの立ったことりあるLといっているのだ。

だが、
いったいその新しいビトは、いっあらわれるのか?
一万年さきか? 二万年?・
だいたい、ホモーサピエンスのつぎの人類なんて、それはちょうどあの太陽がいつか燃えつき
てしまうぞ、というのと同じことで、空想ではないにしても、おそらくそれは天文学的数字のはるか未来の出来事にちがいなく、そんな心配をしているほどわれわれはヒマ人ではない、とあなたはいうかも知れない。

とんでもない
そんなことをいっていたら、それこそあなたは、〃間抜け”になってしまうぞ。’
オリヴィエ教授は、生物学の進化の法則の上に立ってこう予一日するのだ。
「……未来のヒトは間もなく不意に来ることになる」え? そんなに早く? とあなたはびっくりするだろう。だが、あなたはここでさらにもっと
びっくりしなければならないのだ。
というのは、
この新しいヒト、ホモーエクセレンスは、″間もなく不意に来る″のではなく、それはもうすでにこの地上に来ているのである。この地球上に、はるか以前からすでに出現しているのだ。
いつから?
いつからだとあなたは思うか?
昨日から?

日から?
では、去年?
それは五〇〇〇年よりもっと以前からなのである!

ホモーエクセレンスの資格
ここにひとつの技術がある。
その技術によって訓練すると、ヒトはだれでもいくつかのすぐれた力を持つようになる。
その力をあげてみよう。

1極度に発達した知能いちど目にふれ、いちど耳にしたことは、ぜったいに忘れることのない記憶力。どのように複雑な構造でも組織でも、瞬間的に分析し、推理し、理解し
て、本質を把握してしまう演鐸と帰納の力。コトバという間接思考を経ない純粋思考から発する超飛躍的な創造力。
それは、ヒトの平均知能をI・〇とナるならば、おそらく、二・五から三・五に達するであろう。このグループの最高の頭脳は、やすやすと四次元を理解する。
ニ 感覚器官の増幅-彼は、不可視光線(赤外線、紫外線)を見ることができ、超音波を間くことができる。その異常感覚と高度の知能の結合からくる予知力。それらは、自分の肉体
を思うままに統御する能力からくる。
三 環境の制御と創造1思うままに自分を変え、他人を動かし、集団や環境を、自分の理念の通りに創造してゆく。
四 物質を超え、物質を自由に統御する力。
五 無限に発達した道徳意識。
だいたい、以上の能力である。
これを、前の項で述べたオリヴィエ教授の未来人、ホモーエクセレンスの持つ能力とくらべて
みよう。
それは、おどろくほど酷似している、というよりも、そっくりそのままといったほうがよいの

それは`県乱が`オリヴィエ説をそっくりそのままう
つし持ってきたのではないのか、と。
そうではないのだ。それは、むしろ、私のほうがいいたいことだ。私は、最初、オリヴィエ教
授がこの特殊技術の存在を知っていP1 9の技術の習得を未来人の貧緋ごしたのではないかと思
ったくらいなのである。もちろん、それは、そうではなく、オリヴィエ教授は学術的に、未来人、この暗黙の一致を、あなたはどのように考える
つたくらいなのであるの能力をそのように予測したのにちがい江いがヽこの暗黙の一致を、だろうか?
もっとも、オリヴィエ教授は、実際にこの特殊技術の存在を知っていて、その上に立ってホモしり把力を、このように書いたのである、ということも考えられたいことではな
アメリカやヨーロッパで知ヽむしろ、アメリ’エクセレンスの能力を、このよう られ、高く評価されはじめているのだからI。
しかし、それはとにかくとして、実際に、こういう能力をヒトにあたえる特殊な技術が、数千
年も前からこの地上に存在し、それはそのまま現在も一部の人びとの間に伝えられているという
ことは、まぎれもない事実である。いや、現に、その技術の訓練を受け、そういう能力を身につけた人びとがたん人かいる。
つまりホモーエクセレンスは、すでにこの地上にあらわれつつあるということである。それは、ま
だ、ごくわずかな数ではあるけれどもI。
未来人、ホモーエクセレンスは、これからさき、長い時間をかけて進化の結果あらわれてくる
『Iユータット
のでもないし、突然変1 体としてフランケンシュタインの怪物のごとく登場するのでもない。そ
れは、ひとつの特殊な人間開発技術により、ホモーサピエンス自身が変身するのだ。それは自然
に生まれてくるのではなく、つくられるのだ。
もっとも、いちばん最初にあらわれ恕ホモーエクセレンスは、あるいは一種のミユークットで
あったかも知れない。あるいは、未来社会への環境適応の結果あらわれた超・ヒトの先行者であ
ったのかも知れぬ。ちょうど、ネアンデルタール人の群れのなかに出現した最初のクロマニョッ
人のようにI。
ルーガリックの法則によると、すでに存在する属のなかでの新しい種の形成は、三〇〇年から
六〇万年の時間を要するという。今から五〇〇〇年まえという数字は、ホモーエクセレッスの先
行者があらわれて、ホモーサピエンスのなかに次第に新しい同族の種属を形成してゆくのにちょうど手頃な時間である。
最初のホモーエクセレンスは非常に孤独であったろう。彼はその持てるすぐれた能力ゆえに、
おのずと、予言者となり、指導者となり、教育者とならざるを得なかった。また、彼は、その持
つ異常な能力によって、数千年さきの未来を洞察し、ヒトの歴史の上における彼自身の位置をさ

とったにちがいない。
彼は、まだ低い段階のホモーサピエンスたちを教育するための「教え」を説くと同時に、これ
からやがて次第にあらわれてくる同 族たちを教育するためのカリキュラムもつくった。
彼は、周囲に何人かの崇拝者を持った。そのなかからすぐれた素質を持つ者をえらんで、彼は
このカリキごフムで訓練した。あるいは、その弟子たちのなかには、彼と同じホモーエクセレクト。だが、あまりにも高度
スのヽなその開発技術は、ひろく受け入れられるためにはあまりに難解で、入びとの進歩と熟成のため
の時が必要であった。その長い間、この技術は、しばしば、誤解されたり、誹談されたり、あるいは分裂の危機を迎えた。けれども、その技術が滅亡しよ
いは分裂の ホモーエクセレンスがあらわれて、これを継いだ。この技術は、このようにして、ひろく世にうけいれられ
る時を静かに待った。多くの人びとが、この技術を必要とし、受け入れようと努力しはじめる時期を静かに待った。 いまII、その時がきたようである。
ホモーサピエンスは生物としてその限界に到達した。いま、この世界を覆う混乱と当惑と憎悪
は、なによりも、それをものがたるものである。つぎにくるものは絶望でしかない。いまこのひろい世界に、一瞬たりとも生命の危険を感ぜずして生きている入開かひとりもいない。あなた自身そうであろう。
つねに機械と技術―科学がその危機を乗り越えてきた。しかし、いまは、その機械と技術が先頭に立って人間に打撃を加えている。 もう「さきは見えて」しまった。
ホモーサピエンスの知能がっくり出した文明は極限に達した。もしもこの世界が生き残ろうと望むならば、あらたな文明が生まれ出なければならない。ホモーサピエンスの生み出したものはすべて、科学も技術も宗教も、芸術さえも限界に達した。倫理も道徳も崩壊した。古い人類は必
死に古い文明にしがみついているけれども、これらはすべて過去の世界のものになった。
限界に達した生物がさいごにえらぶ道は「集団自殺」である。いま、その集団自殺が地上に展開している。環境汚染と公害と戦乱-すべてホモーサピエンス自身がっくり出したものである。結局、ホモーサピエンスは集団闘争による集団自殺によって絶滅するであろう。
見よ。宗教ですら闘争の仲間に加わった。最も進歩的だと称するこの国の宗教団体は最も闘争的である。
すべての生物かたどる最後の道を、ホモーサピエンスはっいにたどりはじめたということであろう。
陶汰がはじまっているのである。滅びるべきものは滅び去るがよい。それでヒト・属は絶えは
しない。あたらしい種の胎動がここにある。あたらしい文明と古い文明、ホモーサピエンスとホモーエクセレンスはしばらくのあいだ共存するであろう。それは三世代から七世代つづく。ネアンデルタールとクロマニョンの共存は、一〇〇世代から一五〇世代つづいた。ネアッデルタールが消滅するのにそれだけかかった。われわれの共存は、促進されてごくわずかの時間で完了す
る。五〇年から一五〇年これだけの時間のうちに、滅びるべきものは滅びるだろう。
そのあとに、ホモ・エクセレンスはあたらしい科学、あたらしい技術、あたらしい宗教、あたらしい芸術をつくり出す。それは、ホモーサピエンスとは比較にならぬ高度の知性と悟性が生み
出したあたらしい次元のものである。
ところでお聞きするのだが、あなたは、ネアンデルタールか、クロマニョンか?

―殺し合い、奪い合い、憎み合い、傷つけ合いI-そして地球上に急速にひろがりっつある
有害物質―。それらはどこに原因があるのであろうか? わかりきったことである。
それは、ヒトが愚かなためである。
人類学者リンネは、人間を分類して「知恵あるヒト」と学名をつけた。
生川学者シヤルルーリシエは、愚かなヒト、ホモースツルッスと名をつけた。ノーベル賞受賞者のリシエは、その著、「人間-この愚かなるもの」の序文で、人類のかずかずの愚行をつぎっぎとあげ、実にあれかえったおろかな動物であるとして、超愚人類と呼びたいところだ
が、まあ、最上級の形容詞はがまんして、愚人類ぐらいでかんべんしておこうと書いている。
たしかに、ヒトには、この二つの面がある。賢い知恵ある面と、愚かで弱い面と、二つの面がひとつにまざり合っている矛盾した生物が、まさにヒトであるということなのだが、いま、われわれの周囲をながめてみると、ホモーサピエンスは全く影をひそめ、ホモースツルチッシムスが妖怪のごとく横行している。
殺し合い、奪い合い、憎み合い、傷つけ合い、
それは次第にエスカレートしてゆく。科学と技術はヒトの力を無限に拡大したが、同時に、ヒトの殺戮と搾取と憎悪と闘争をも無限に増大させた。このままでは、問もなく、ホモーサピエンスは絶滅する。

いま、人類にもっとも必要なものはなにか?
それは高度の知能である。
この地上に展開する恐るべき大愚行は、なによりもまず人類の知能が低いところに原因する。
いま、人類に必要なものは、科学でもなければ技術でもない。革命でもなければイデオロギーでもない。人種闘争でもなければ階級闘争でもない。そんなものはなんの役にも立たぬ。

何十回、革命を起こしても、何百回、闘争をくりかえしても、人類の知能がいまの水準にあるかぎり、それはむなしい儀式のくりかえしに過ぎぬ。
歴史をみてみよう。機械と技術、科学と文明と称するものがいくら進歩発達しても、おろかな
人間たちの行動パターンは少しも変わっていない。つねに、憎み合い、殺し合い、奪い合う、こ
のパターンのくりかえしではないか。どこに変化が見られるか。
若ものよ。エネルギーのむだな燃焼をやめたまえ。革命を思うなら、全人類の知能革命に前進せよ。
ネアンデルタールの昔から、ヒトの知能は一歩も前進していない。なによりもまず人類の知能を高めねばならぬ。
ホモースツルチッシムスを絶滅せよ。そうせぬかぎりわれわれにもはや未来はない。それはすでに秒読みの段階に入っている。
このとき、ここに、ヒトを改造し、社会機構を一変させる技術がある。この技術は、ふるき社会体系をすべて解体し
、そこから生まれるあたらしい文明は、次元をひとつ超えるだろう。この
技術によってのみ、世界はよみがえり、この革命だけが全人類を破滅から救う。
若ものよ。君たちはなぜこれに視線を向けぬのだ。
なぜ、君たちは、この、地上いまだかつて比類なき壮大にしてドラマチックな革命に情熱をたらぬのだ。

教育?
それは無力である。
それは知能を高めるものではなく、ただ、知識をひろげるだけのものに過ぎない。
教育は、ただ、その人の本来持っているところの知識をひろげるだけで、知能そのものを高めはしない。知能を高める技術とは、ものを教え、ものをおぼえさせることではなく、おぼえる能
力そのものを高めるシステムでなければならない。馬鹿はいくら教育したって馬鹿である。馬鹿に教育はまったく無力だ。馬鹿を利口にするためには特別の技術がなければならぬ。

宗教?
それは、知能ひくきものたちの愚行をなんとか良心にうったえて思いとどめさせようとするブ
レーキに過ぎず、知能を高めるためのなんの力も技術もない。念仏をとなえ、題目を高唱し、経
典教学をそらんじ、神のみ名を呼んでも、心の安らぎ、なぐさめ、信念というたぐいのものは得
られても、知能そのものが高くなるということはない。
最高度に進化発達した知能を持つ未来社会に、宗教という特別な分野はなくなるだろう。高度

の知能怯局度に発達した倫理観、道徳意識をともなうから、現在の宗教や、宗教家あたりが説い
ている「教え」など、まったく低俗な、次元の低い幼稚なものとしてかえりみられず、宗教意識
はごくあたりまえの常識になってしまって、ことさらにカミやホトケを念ずることなどなくなる
だろう。ヒトが、カミ、ホトケとびとしくなるのである。
そういう未来社会が、すぐ足もとに来ていることに君は気づくべきだ。
今までとはまったく構造の変わった社会体系があらわれようとしていることを、君は知らねばならぬ。
君はそれを疑うのか? ではいおう。
もしもI。
そういう高度の知能が出現しないかぎり、世界は間もなく終わるだろう。ホモーサピエッスが
今の知能水準であるかぎり、もはや、ヒトに未来はない。ホモーサピエッスの文明はすでに限界
に達した。 だかI。
未来社会があるとすれば、どうしてもそれは、高度なまったく新しい社会でなければならぬのだ。
⑤-超・ヒトtL脳発速度係数三・九
もう間もなくやってくる未来社会で、人類は二つの種属にわかれるだろう。
それは、二つの民族でもないし、二つの階級でもない。二つの種属である。
そうして、その二つの種属は、しばらくのあいだ共存するけれども、間もなくその一方はおとろえ、急速にこの世界からすがたを消してゆくだろう。
そういうと、人類が二つの対立を示すのは、なにも未来社会にかぎったことではなく、いまだってそうではないかと、いくつかの例をあげる人がいるかも知れない。
たしかに、それは、有色人種と白色人種、自由社会と共産圏社会、富める者と貧しき者、支配
する者とされる者、と、いくつか、かぞえることができるだろう。
だが、ちがうのだ。
そういう分類とはまったく異質の区分が、ごく近い将来、われわれの世界にあらわれようとしている。そういう動きが、すでに現在おこりつつある。
それは、二つのヒト属である。
あたらしい人類とふるい人類.
ひとつは普通の現代人、ホモーサピエンスHomo sapiensである。これがふるい人類だ。
もうひとつは、特殊な能力を身につけた未来人、ホモーエクセレンスHomo eχcellens であ
る。つまりあたらしい人類だ。
ホモ・廿ピエンスとは、ほかならぬわれわれ自身のことであるが、ホモーエクセレッスとは、
どういうヒトか?
ホモーエクセレンスとは、ホモーサピエンスが持だない特別な能力を身につけた「優秀なるヒト」という意味である。ある人たちは、この未来人に、ホモーイッテリダンス(聡明なるヒト)と
いう名をつけている。
では、この優秀なる未来人、ホモーエクセレンスは、どういう特殊な能力を持っているのか?
彼の持ついくつかの特長をあげてみよう。
「未来の種属、超・ヒトは、おそらく、三・九という脳発速度係数を持つだろう」
と、世界的に著名な人類学者、パリ大学のジョルジューオリヴィエ教授は、その著「ヒトと進
化、過去現在そして未来」のなかでこう語りはじめる。
「(こういうきわめてすぐれた生物の能力を、それよりはるかに劣ったわれわれが、あれこれい
うことはできないが)とにかく、この超・ヒトの知的能力は、辛うじて想像することができる。
それは、たとえば、
1 第四次元の理解。
2 複雑な全体をとっさに把握する能力。
3 第六感の獲得。
4 無限に発展した道徳意識の保有。
5 とくにわれわれの悟性には不可解な精神的な特質。
などである。
わたしは、脳発速度係数三・九をもつ生き物の体のかたちや、すばらしい知能や、われわれに
はとうてい理解できない行動がどんなものであるかは、想像力のゆたかな人達にまかせることに
する。われわれがメクラであるのに対して、われわれの後継者たちは千里眼の持ち主なのだろう
から」(芦沢玖美訳・みすず書房刊)
と述べている。
オリヴィエ教授は、出版社の紹介文によるとフハリ大学理学部人類学教授であり、人類学、解
剖学のかず多い論文のほかにいくつかの著書を持ち、そのなかでも「人類学的解剖学」はフラン
ス学士院宣を受けた。自己の専門分野の研究に多くの業績をあげているばかりでなく、若い研究
者の育成にも心をそそぎ、フランス人類学の名実ともにすぐれた指導者である”と記されている。
まさに、当代一流の科学者であるといわねばならない。
その科学者が未来人ホモーエクセレンスの出現を、このように予告しているのである。著者
が、なんの根拠ももたず、ただいたずらに鬼面ひとをおどろかす筆をとっているのではないの
だ。それはかならずやってくる。では1、そのホモーエクセレンスは、いったい、どこから、

いつやってくるのだろうか?
未来人、ホモーエクセレンスの到来は、歴史の必然であるとオリヴィエ教授はいう。
では人類の歴史をたどってみよう。
まずあらわれたのは、オレオピテクス、ラマピテクスから進化してきたオーストラロピテクス
(猿人)であった。が、しばらくして、ピテカントロプスーエレクトス(原人)がこれにとって
かわった。しかし、まもなく、ネアンデルタール人(旧人)がやってきて、そのあとを継ぎ、彼らの時代はおよそI〇万年ちかくつづく。
けれども、今から四、五万年ほど前、かなり進んだ知能を持つクロマニョッ人(新人)が出現
すると、彼らは急速に姿を消して絶滅してしまった。しかしそのクロマニョッ人も、今から一万年ほどまえに、オーストラロイド(ジャワ、
モンゴロイド(中国)、ネグロイド(アフリカ)、コーカソイド(ヨーロッパ)というあたらしい現世人類の種のなかにあわただしく消滅してしまった。こ
れは、歴史のごく表面にあらわれているだけの事実で、このほかにも、いくっかの知られざるヒト・属、あるいはその分枝が、無数にあらわれ
歴史をつくる間もなく消滅していったと考える学者はかず多い。
ある著名な科学者は、ひとつの種の寿命はI〇〇万年だと語り、ホモーサピエッスは出現以
来、間もなくこの年令に達するはずだという。そうして、オリヴィエ教授もまた「いま、われ
われが、われわれの後継者であるつぎの人類のことを考えるのは、まったく筋みちの立ったことりあるLといっているのだ。

だがI、
いったいその新しいビトは、いっあらわれるのか?
一万年さきか? 二万年?・
だいたい、ホモーサピエンスのつぎの人類なんて、それはちょうどあの太陽がいつか燃えつき
てしまうぞ、というのと同じことで、空想ではないにしても、おそらくそれは天文学的数字のは
るか未来の出来事にちがいなく、そんな心配をしているほどわれわれはヒマ人ではない、とあな
たはいうかも知れない。
とんでもない
そんなことをいっていたら、それこそあなたは、〃間抜け”になってしまうぞ。’
オリヴィエ教授は、生物学の進化の法則の上に立ってこう予一日するのだ。
「……未来のヒトは間もなく不意に来ることになる」
え? そんなに早く? とあなたはびっくりするだろう。だが、あなたはここでさらにもっと
びっくりしなければならないのだ。
というのは!―、
この新しいヒト、ホモーエクセレンスは、″間もなく不意に来る″のではなく、それはもうす

でにこの地上に来ているのである。この地球上に、はるか以前からすでに出現しているのだ。
いつからII?
いつからだとあなたは思うか?
昨日から?

日から?
では、去年?
それは五〇〇〇年よりもっと以前からなのである!

⑥Iホモーエクセレンスの資格
ここにひとつの技術がある。
その技術によって訓練すると、ヒトはだれでもいくつかのすぐれた力を持つようになる。
その力をあげてみよう。

1極度に発達した知能IIいちど目にふれ、いちど耳にしたことは、ぜったいに忘れること
のない~憶力。どのように複雑な構造でも組織でも、瞬間的に分析し、推理し、理解し
て、本質を把握してしまう演鐸と帰納の力。コトバという間接思考を経ない純粋思考から発する超飛躍的な創造力。
それは、ヒトの平均知能をI・〇とナるならば、おそらく、二・五から三・五に達するであろう。このグループの最高の頭脳は、やすやすと四次元を理解する。
ニ 感覚器官の増幅-彼は、不可視光線(赤外線、紫外線)を見ることができ、超音波を間く
ことができる。その異常感覚と高度の知能の結合からくる予知力。それらは、自分の肉体
を思うままに統御する能力からくる。
三 環境の制御と創造1思うままに自分を変え、他人を動かし、集団や環境を、自分の理念
の通りに創造してゆく。
四 物質を超え、物質を自由に統御する力。
五 無限に発達した道徳意識。
だいたい、以上の能力である。
これを、前の項で述べたオリヴィエ教授の未来人、ホモーエクセレンスの持つ能力とくらべて
みよう。
それは、おどろくほど酷似している、というよりも、そっくりそのままといったほうがよいの

それは`県乱が`オリヴィエ説をそっくりそのままう
つし持ってきたのではないのか、と。
そうではないのだ。それは、むしろ、私のほうがいいたいことだ。私は、最初、オリヴィエ教
授がこの特殊技術の存在を知っていP1 9の技術の習得を未来人の貧緋ごしたのではないかと思
ったくらいなのである。もちろん、それは、そうではなく、オリヴィエ教授は学術的に、未来人、この暗黙の一致を、あなたはどのように考える
つたくらいなのであるの能力をそのように予測したのにちがい江いがヽこの暗黙の一致を、だろうか?
もっとも、オリヴィエ教授は、実際にこの特殊技術の存在を知っていて、その上に立ってホモしり把力を、このように書いたのである、ということも考えられたいことではな
アメリカやヨーロッパで知ヽむしろ、アメリ’エクセレンスの能力を、このよう られ、高く評価されはじめているのだからI。
しかし、それはとにかくとして、実際に、こういう能力をヒトにあたえる特殊な技術が、数千
年も前からこの地上に存在し、それはそのまま現在も一部の人びとの間に伝えられているという
ことは、まぎれもない事実である。いや、現に、その技術の訓練を受け、そういう能力を身につけた人びとがたん人かいる。
つまりホモーエクセレンスは、すでにこの地上にあらわれつつあるということである。それは、ま
だ、ごくわずかな数ではあるけれどもI。
未来人、ホモーエクセレンスは、これからさき、長い時間をかけて進化の結果あらわれてくる
『Iユータット
のでもないし、突然変1 体としてフランケンシュタインの怪物のごとく登場するのでもない。そ
れは、ひとつの特殊な人間開発技術により、ホモーサピエンス自身が変身するのだ。それは自然
に生まれてくるのではなく、つくられるのだ。
もっとも、いちばん最初にあらわれ恕ホモーエクセレンスは、あるいは一種のミユークットで
あったかも知れない。あるいは、未来社会への環境適応の結果あらわれた超・ヒトの先行者であ
ったのかも知れぬ。ちょうど、ネアンデルタール人の群れのなかに出現した最初のクロマニョッ
人のようにI。
ルーガリックの法則によると、すでに存在する属のなかでの新しい種の形成は、三〇〇年から
六〇万年の時間を要するという。今から五〇〇〇年まえという数字は、ホモーエクセレッスの先
行者があらわれて、ホモーサピエンスのなかに次第に新しい同族の種属を形成してゆくのにちょうど手頃な時間である。
最初のホモーエクセレンスは非常に孤独であったろう。彼はその持てるすぐれた能力ゆえに、
おのずと、予言者となり、指導者となり、教育者とならざるを得なかった。また、彼は、その持
つ異常な能力によって、数千年さきの未来を洞察し、ヒトの歴史の上における彼自身の位置をさ

とったにちがいない。
彼は、まだ低い段階のホモーサピエンスたちを教育するための「教え」を説くと同時に、これ
からやがて次第にあらわれてくる同 族たちを教育するためのカリキュラムもつくった。
彼は、周囲に何人かの崇拝者を持った。そのなかからすぐれた素質を持つ者をえらんで、彼は
このカリキごフムで訓練した。あるいは、その弟子たちのなかには、彼と同じホモーエクセレクト。だが、あまりにも高度
スのヽなその開発技術は、ひろく受け入れられるためにはあまりに難解で、入びとの進歩と熟成のため
の時が必要であった。その長い間、この技術は、しばしば、誤解されたり、誹談されたり、あるいは分裂の危機を迎えた。けれども、その技術が滅亡しよ
いは分裂の ホモーエクセレンスがあらわれて、これを継いだ。この技術は、このようにして、ひろく世にうけいれられ
る時を静かに待った。多くの人びとが、この技術を必要とし、受け入れようと努力しはじめる時期を静かに待った。 いまII、その時がきたようである。
ホモーサピエンスは生物としてその限界に到達した。いま、この世界を覆う混乱と当惑と憎悪は、なによりも、それをものがたるものである。つぎにくるものは絶望でしかない。いまこのひろい世界に、一瞬たりとも生命の危険を感ぜずして生きている入開かひとりもいない。あなた自身そうであろう。
つねに機械と技術―科学がその危機を乗り越えてきた。しかし、いまは、その機械と技術が先頭に立って人間に打撃を加えている。 もう「さきは見えて」しまった。
ホモーサピエンスの知能がっくり出した文明は極限に達した。もしもこの世界が生き残ろうと望むならば、あらたな文明が生まれ出なければならない。ホモーサピエンスの生み出したものは
すべて、科学も技術も宗教も、芸術さえも限界に達した。倫理も道徳も崩壊した。古い人類は必死に古い文明にしがみついているけれども、これらはすべて過去の世界のものになった。
限界に達した生物がさいごにえらぶ道は「集団自殺」である。いま、その集団自殺が地上に展開している。環境汚染と公害と戦乱-すべてホモーサピエンス自身がっくり出したものである。結局、ホモーサピエンスは集団闘争による集団自殺によって絶滅するであろう。
見よ。宗教ですら闘争の仲間に加わった。最も進歩的だと称するこの国の宗教団体は最も闘争的である。
すべての生物かたどる最後の道を、ホモーサピエンスはっいにたどりはじめたということであろう。
陶汰がはじまっているのである。滅びるべきものは滅び去るがよい。それでヒト・属は絶えはしない。あたらしい種の胎動がここにある。あたらしい文明と古い文明、ホモーサピエンスとホモーエクセレンスはしばらくのあいだ共存するであろう。それは三世代から七世代つづく。ネアンデルタールとクロマニョンの共存は、一〇〇世代から一五〇世代つづいた。ネアッデルタールが消滅するのにそれだけかかった。われわれの共存は、促進されてごくわずかの時間で完了す
る。五〇年から一五〇年これだけの時間のうちに、滅びるべきものは滅びるだろう。
そのあとに、ホモ・エクセレンスはあたらしい科学、あたらしい技術、あたらしい宗教、あたらしい芸術をつくり出す。それは、ホモーサピエンスとは比較にならぬ高度の知性と悟性が生み
出したあたらしい次元のものである。
ところでお聞きするのだが、あなたは、ネアンデルタールか、クロマニョンか?

 

Let's look at the problems that humankind is facing.
-Killing, competing, hating, hurting each other-and rapidly spreading on the earth
Hazardous substance-. Where are they causing? This is what I understand.
That is because humans are stupid.
The anthropologist Linne classified humans and gave them the scientific name “wisdom humans”.
Ikukawa scholar Syaru Lulicier named the foolish human, homothrus. Nobel Prize winner
One of the authors, Rishie, was the first man in the book, "Human-This Stupid".
I want to call it a super foolish man because it is a terrible animal
However, he wrote that the highest adjectives would be confused and confused as much as fools.
Certainly, humans have these two aspects. The wise wisdom side, the foolish and weak side, and the two sides
The contradicting creatures that come together are exactly humans, but now we are
Looking around me, Homo Sapiens is completely shadowed, and Homo Tsuru Chissimus is
It is rampant like a youkai.
Kill, scramble, hate, hurt each other I-,
It will gradually escalate. Science and technology have expanded human power indefinitely, but at the same time have increased human slaughter and exploitation, hatred and struggle indefinitely. As it is, there is no problem, homo sapien
Su is extinct.

What is most necessary for humanity now?
It is a high degree of intelligence.
This terrible folly on earth is caused by the low intelligence of humanity.
What humanity needs now is neither science nor technology. Ideology if not a revolution
not. It is neither a racial struggle nor a class struggle. Such a thing is useless.

The human intelligence is at the current level no matter how many times it has revolutionized or hundreds of times
As long as it is a repetition of a wasteful ritual.
Let's look at history. No matter how much progress is made on what we call machinery and technology, science and civilization,
Human behavior patterns have not changed at all. Always hate each other, kill each other, scramble, this
Isn't the pattern repeated? Where can I see changes?
Young ones. Stop wasting energy. If you think of a revolution, move forward to the intellectual revolution of all mankind.
Since the days of Neanderthal, human intelligence has not made any progress. First and foremost, we must improve human intelligence.
Eliminate the homostruth sims. Unless we do so, we no longer have a future. It has already entered the countdown stage.
At this time, there is a technology that modifies humans and changes social mechanisms. This technology dismantles all social systems
The new civilization born from it will be one dimension higher. this
Only through technology will the world be restored, and only this revolution will save all mankind from destruction.
Young ones. Why aren't you gaze at this?
Why are you guys passionate about this unprecedented magnificent and dramatic revolution on earth?

education?
It is powerless.
It doesn't increase intelligence, it just expands knowledge.
Education simply increases the knowledge of what the person originally has and enhances the intelligence itself.
I do not. The technology to improve intelligence is not the ability to teach and remember things, but the ability to remember
It must be a system that enhances the power itself. A fool is a fool no matter how much you educate. fool
Education is completely powerless. In order to make a fool smart, there must be a special technique.

religion?
It is a buoy that tries to convince the conscience of the intelligence hunters with some conscience.
It's just a rake, and there is no power or technology to improve intelligence. You can become a Buddha, sing the subject,
Even if you call on the name of God, you won't be able to get peace of mind, nourishment, and belief.
Even if it is done, intelligence itself does not increase.
The special field of religion will disappear in a future society with the most advanced and advanced intelligence. Altitude

With the ethical and moral consciousness that has been developed to the degree of intelligence, the current religion and per-religious people preach
Religious consciousness, such as “teaching”, which is totally vulgar, low-dimensional childish
Will become common sense, and you won't have to worry about anything more
right. The human becomes addicted to Kami and Hotoke.
You should be aware that such a future society is just around the corner.
You have to know that a social system with a completely different structure is about to appear.
Do you doubt it? Let's go.
If I.
Unless such advanced intelligence emerges, the world will end soon. Jomo Sapies
As long as it is the current level of intelligence, humans no longer have a future. Homo Sapies civilization is already limited
Reached. Daka I.
If there is a future society, it must be an advanced and completely new society.
⑤-Super-human tL brain rate coefficient
In the upcoming future society, humanity will be divided into two species.
It is not two ethnic groups or two classes. There are two species.
So, the two species will coexist for a while, but soon one of them will soon come together and quickly disappear from this world.
In that case, it is not limited to the future society that the human race shows two conflicts, but there may be some people who still give examples.
Certainly, it is colored and white, free and communist, rich and poor, dominated
You can compare some with those who are supposed to be.
But it is different.
A completely different category from that is about to appear in our world in the very near future. Such a movement is already taking place.
It is two human genera.
New humanity and sieving humanity.
One is an ordinary modern person, Homo sapiens Homo sapiens. This is sieving mankind.
The other is a future person with special abilities, Homo Excellence Homo eχcellens.
The In other words, it is a new human race.
Homo 廿 Pience is nothing but our own, but Homo Excels is
What kind of person is it?
Homo excellence means “excellent humans” who have acquired special abilities that homo sapiens do not have. Some people say that to this future person, a homo-itelli dance
The name is given.
What kind of special ability does this excellent future person, Homo Excellence, have?
Here are some of his features.
"The future species, super-human, will probably have a brain rate coefficient of 3, 9"
The world-renowned anthropologist, Professor Georges Olivier of the University of Paris,
It begins to talk in this way.
"(We are all inferior to the ability of these great creatures.
Anyway, this superhuman ability is barely imaginable.
For example,
1 Understanding the fourth dimension.
2 Ability to quickly grasp the complex whole.
3 Acquisition of the sixth sense.
4. Infinitely developed moral awareness.
5 Especially spiritual traits that are inexplicable for our enlightenment.
Etc.
I want to give us the shape of a creature with a brain rate coefficient of 3, 9, wonderful intelligence,
It ’s up to the imaginative people to decide what kind of behavior they ca n’t really understand.
To do. Whereas we are Mekura, our successors are the owners of a thousand miles
(From Ayumi Serizawa, published by Misuzu Shobo)
It has said.
Prof. Olivier is a professor of anthropology at the Faculty of Science at Fuhari University, according to the publisher's introduction.
He has a number of books in addition to a large number of papers on anatomy, among which "Anthropological Anatomy"
Received a bachelor's mission. Not only has he made many achievements in his own field of research, but also young research.
"It is also an instructor who has a strong sense of French anthropology in the field of human anthropology."
It must be said that this is the first-class scientist of the day.
The scientist thus foretells the emergence of future homosexual excellence. Author
However, there is no basis, and I'm not just taking a brush that makes the devil face weird
It is. It always comes. So, 1, where did that homo excellence come from?

When will it come?
Professor Olivier says the arrival of the future, homo excellence, is inevitable in history.
Let's follow the history of mankind.
First of all, Australopitex has evolved from Oreopitex and Ramapitex
(Monkey). But after a while, Pitecantropus-electus
changed. Soon, however, the Neanderthals (old people) will come and take over, and their era will continue for about 10 million years.
However, about 4,000 to 50,000 years ago, Kuromanyo (newcomer) with considerably advanced intelligence appears.
Then they disappeared rapidly and disappeared. However, the Kuromanyok also had australoid (Java,
It disappeared rapidly among the new species of modern human beings: Mongoloid (China), Negroid (Africa) and Caucasian (Europe). This
This is just the fact that it appears on the very surface of history, and there are countless other unknown humans and genera, or their branches.
Many scholars think that it disappeared soon after making history.
A prominent scientist says that one species has a lifespan of 100 million years, and homosapies
It is said that this age will be reached soon. So Professor Olivier also said, “Now,
I think of the next human race that is our successor, L, who has always been in a struggle.

But I,
Will the new bit appear at all?
Is it 10,000 years old? 20,000 years?・
Mostly, the next humanity of Homo sapiens is that the sun will burn someday
It ’s the same thing, but if it ’s not fancy, it ’s probably an astronomical number.
It must be an event in the future, and we are not so humane that we are worried.
You might say.
No way
If you say something like that, you're going to be a fool.
Prof. Olivier stands on the evolutionary laws of biology for a day.
"... future people will soon come unexpectedly"
Huh? Is it so early? You will be surprised. But you are even more here
You must be surprised.
I mean! -
This new human, homo excellence, is not “coming soon”, it is

He has come to this earth. It has already appeared on this earth for a long time.
Since when II?
When do you think it is from?
since yesterday?
no
From the day?
Then last year?
That is from before 500 years!

⑥ I homo excellence qualification
There is one technology here.
When trained with that technique, every human has some great power.
Let's raise that power.

1 Extremely developed Intelligence II
There is no memory. Analyze, infer and understand in any complex structure or organization
The power of deduction and induction that grasps the essence. It originates from pure thought that does not go through indirect thinking called Kotoba

 

密教・超能力の秘密

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「宇宙は覚醒する」と『現在賢劫千仏名経』、シャルダン

2023-11-07 00:56:11 | 運命学

「宇宙は覚醒する」とは?

冒頭で述べた「宇宙は覚醒する」とは一体どのようなことなのでしょうか?

レイ・カーツワイル氏によると「知性が宇宙空間に広がる物質とエネルギーに飽和する様になり、宇宙に満ち渡る」ということだそうです。

人工知能による知性が物質やエネルギー、宇宙に至るまでをコンピューティングつまりは情報処理を可能にするという考えです。

これにより宇宙全体がひとつの知性体となり、その全てが秩序となり、情報となることが「特異点と宇宙の双方にとっての最終的な宿命なのだ」とレイ・カーツワイル氏は語っています。

一方

およそ、密教には、世間一般にはほとんど知らされることなく、全くといっていいほど手垢(てあか)の付いていない、秘された古来からの予言がある。特に金剛界、胎蔵界の大法と一体セットになっている金胎両部のマンダラは、一般に密教学者の先生方が詳しく解説される以上にもっと深い意味が封じ込まれている。これらマンダラの真意を探ると、今現在、西暦2000年以降を表わしていると思われる、不思議な予言暗号が、随所にちりばめられている事に気付く。

 

現実に今後、姿を表すであろうことがはっきりと語られる予言経が密教経典の中には存在している。『現在賢劫千仏名経』がそれであり、今現在を表わす重大な予言ともいえる経典である。

『現在賢劫千仏名経』について、この駄都如意求聞持聡明法の実践編として著されたのが『求聞持聡明法秘伝』阿含宗桐山管長著である。この著書の後書きともいえ

 

るp.364以降、数ページに『古代インドの賢人伝説』として著されている。

 

その内容によると、古代インド聖者の伝説として、現在の地球に一大危機が訪れて、壊滅に瀕するとき、千人の賢人が現れて、これを救う、というものである。この内容は仏教にも取り入れられ、『現在賢劫千仏名経』となり、智恵のマンダラである金剛界マンダラの中心、根本成身会(こんぽんじょうしんね)の第二重の方形帯に描かれた、千仏の仏たちである。これを『賢劫の千仏』という。今の地球世代が『賢劫』とされ、賢人が現れて、危機を救う世代という意味を持つ。師が体得された駄都如意求聞持聡明法は、古代インドの伝説的予言をそのまま著しているかのような人間改造の技法に当たる。その技法の存在は、混沌とした時代の切り札のような意味をなしかけてきている。神仏の霊性をそなえ、神仏の叡智を持つ「賢劫の千仏」を作り出す、超技術として、駄都如意求聞持聡明法は、この著書に記されている。

Pierre Teilhard de Chardin

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン

『現象としての人間』に代表されるテイヤールのキリスト教的進化論は、当時、進化論を承認していなかったローマ教皇庁によって否定され、危険思想、異端的との理由で、その著作は禁書とされた(テイヤールの死後になって、禁書処置は解かれた)。

しかし『現象としての人間』は、草稿版の複写が作成され、回覧されて、多数の人の読むところとなった。テイヤールは、古生物学上での人類の進化過程を研究し、人類の進化に関する壮大な仮説を提示した。

宇宙は、生命を生み出し、生物世界を誕生させることで、進化の第一の段階である「ビオスフェア(生物圏、Biosphère)」を確立した。ビオスフェアは、四十億年の歴史のなかで、より複雑で精緻な高等生物を進化させ、神経系の高度化は、結果として「知性」を持つ存在「人間」を生み出した。

人間は、意志と知性を持つことより、ビオスフェアを越えて、生物進化の新しいステージへと上昇した。それが「ヌースフェア(叡智圏、Noosphère)」であり、未だ人間は、叡智存在として未熟な段階にあるが、宇宙の進化の流れは、叡智世界の確立へと向かっており、人間は、叡智の究極点である「オメガ点(Ω点、Point Oméga )」へと進化の道を進みつつある。

「オメガ」は未来に達成され出現するキリスト(Christ Cosmique)であり、人間とすべての生物、宇宙全体は、オメガの実現において、完成され救済される。これがテイヤールのキリスト教的進化論であった。

 

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「宇宙は覚醒する」と『現在賢劫千仏名経』、シャルダン

2023-11-07 00:56:11 | 運命学

「宇宙は覚醒する」とは?

冒頭で述べた「宇宙は覚醒する」とは一体どのようなことなのでしょうか?

レイ・カーツワイル氏によると「知性が宇宙空間に広がる物質とエネルギーに飽和する様になり、宇宙に満ち渡る」ということだそうです。

人工知能による知性が物質やエネルギー、宇宙に至るまでをコンピューティングつまりは情報処理を可能にするという考えです。

これにより宇宙全体がひとつの知性体となり、その全てが秩序となり、情報となることが「特異点と宇宙の双方にとっての最終的な宿命なのだ」とレイ・カーツワイル氏は語っています。

一方

およそ、密教には、世間一般にはほとんど知らされることなく、全くといっていいほど手垢(てあか)の付いていない、秘された古来からの予言がある。特に金剛界、胎蔵界の大法と一体セットになっている金胎両部のマンダラは、一般に密教学者の先生方が詳しく解説される以上にもっと深い意味が封じ込まれている。これらマンダラの真意を探ると、今現在、西暦2000年以降を表わしていると思われる、不思議な予言暗号が、随所にちりばめられている事に気付く。

 

現実に今後、姿を表すであろうことがはっきりと語られる予言経が密教経典の中には存在している。『現在賢劫千仏名経』がそれであり、今現在を表わす重大な予言ともいえる経典である。

『現在賢劫千仏名経』について、この駄都如意求聞持聡明法の実践編として著されたのが『求聞持聡明法秘伝』阿含宗桐山管長著である。この著書の後書きともいえ

 

るp.364以降、数ページに『古代インドの賢人伝説』として著されている。

 

その内容によると、古代インド聖者の伝説として、現在の地球に一大危機が訪れて、壊滅に瀕するとき、千人の賢人が現れて、これを救う、というものである。この内容は仏教にも取り入れられ、『現在賢劫千仏名経』となり、智恵のマンダラである金剛界マンダラの中心、根本成身会(こんぽんじょうしんね)の第二重の方形帯に描かれた、千仏の仏たちである。これを『賢劫の千仏』という。今の地球世代が『賢劫』とされ、賢人が現れて、危機を救う世代という意味を持つ。師が体得された駄都如意求聞持聡明法は、古代インドの伝説的予言をそのまま著しているかのような人間改造の技法に当たる。その技法の存在は、混沌とした時代の切り札のような意味をなしかけてきている。神仏の霊性をそなえ、神仏の叡智を持つ「賢劫の千仏」を作り出す、超技術として、駄都如意求聞持聡明法は、この著書に記されている。

Pierre Teilhard de Chardin

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン

『現象としての人間』に代表されるテイヤールのキリスト教的進化論は、当時、進化論を承認していなかったローマ教皇庁によって否定され、危険思想、異端的との理由で、その著作は禁書とされた(テイヤールの死後になって、禁書処置は解かれた)。

しかし『現象としての人間』は、草稿版の複写が作成され、回覧されて、多数の人の読むところとなった。テイヤールは、古生物学上での人類の進化過程を研究し、人類の進化に関する壮大な仮説を提示した。

宇宙は、生命を生み出し、生物世界を誕生させることで、進化の第一の段階である「ビオスフェア(生物圏、Biosphère)」を確立した。ビオスフェアは、四十億年の歴史のなかで、より複雑で精緻な高等生物を進化させ、神経系の高度化は、結果として「知性」を持つ存在「人間」を生み出した。

人間は、意志と知性を持つことより、ビオスフェアを越えて、生物進化の新しいステージへと上昇した。それが「ヌースフェア(叡智圏、Noosphère)」であり、未だ人間は、叡智存在として未熟な段階にあるが、宇宙の進化の流れは、叡智世界の確立へと向かっており、人間は、叡智の究極点である「オメガ点(Ω点、Point Oméga )」へと進化の道を進みつつある。

「オメガ」は未来に達成され出現するキリスト(Christ Cosmique)であり、人間とすべての生物、宇宙全体は、オメガの実現において、完成され救済される。これがテイヤールのキリスト教的進化論であった。

 

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メシア ( 仏陀 ) の法 Messiah (Buddha) Law system of Dharma   

2023-11-07 00:48:44 | 運命学

集中(止)と瞑想(観)

 

 

 

 では瞑想に入ろう。

 坐は半珈鉄坐。坐蒲をもちいる。瞑想の手印を組もう。これが初歩的瞑想の

基本姿勢である。(図5参照。ただし、この図では法界定印であるが、後出のアーカー

シャームドラーをもちいる場合もある。瞑想の基本姿勢については『輪廻転生瞑想法

H』に、くわしく解説しているので、かならず読んでいただきたい)

 瞑想の修行は、二つの領域から成り立つ。

 ひとつは精神集中法、ひとつは瞑想法である。

心を集中するとは

 これについて少し解説しよう。まず、シャマタ(止)である。

、禅における公案、また、祈りを捧げるとか、経

文を読む、真言を唱えるなども、精神集中法のひとつである。要はひとつのこと

に心を集中し、そこに〃止”まり、動かないことである。

これは、ひとっのことに心を集中するのである。

数息観がそ‘の代表であるが、、とで’‐ ことてことに意識を集申し、他のものに心

を向けない、これを積極的に意識的におこなうのであるひこれは修行のはじめの

過程として、だれでも通るものである。

この精神集中の状態は二つに分けることができる。

ひとつはこ息識的精神集中」で、ひとつのことにw

 つぎの段階が、「無意識的精神集中しの状態である。これは、高度のもので、

意識的精神集中をつづけているうちに、習練によって条件づけられ、ついに、と

くに意識しないでもひとつのことに心を集中することができるようになる。

 これによって無意識の意識層をコットロ’Iルし、2 つうでは絶対に統御でき

ない無意識の意識を、ある特定の対象に向けることができるようになるのである。

心の流れにまかせるとは

 つぎに、ビパシャナ(観)である。

 これは、ひとつのことに注意をとどめない。心の動きのひとつひとつに心を

向けていくが、ひとつのことにとどまっていない。心の流れにまかせるのであ

る。

 これにも、「意識的瞑想」と「無意識的瞑想」がある。

 「意識的瞑想」は、表面意識が心の流れを観ている。

 「無意識的瞑想」は、深層意識の心の流れそのものになっている。

 では、その深層意識の流れを観ているものはなにか? だれが深層意識の流

れを観ているのか? それは「無意識的精神集中」の心である。

 だから、「止」と「観」は密接な関係があるのである。いまおこなわれている

瞑想のほとんどは、「止」か「観」か、どちらかにかたよっている。禅は「止」

にウェイトがかかり、瞑想(としてやっているもの)は、「観」が主である。しか

し、「止」を完成した「観」でなければほんとうの瞑想ではなく、「止」でとど

まって「観」に入らない定は、これまたほんとうの瞑想ではないのである。

 「止」と「観」はおなじように修せられなければならない。そうして、非常に

高度の瞑想(観)をするためには、おなじように非常に高度の巣中(止)が体得

されていなければ不可能なのである。

 では「意識的瞑想」と「無意識的瞑想」とはどうちがうのか?

 ひと口でいうならば、

 意識的瞑想は「個の世界」を観、

 無意識的瞑想は「全の世界」を観る。 ・

 といったらよいであろう。

 意識的瞑想は「自分だけの世界の流れ」を観るのである。

 無意識的瞑想は「人類そのものの(世界の)流れ」を観るのである。いや、

もっと拡大した世界だ。「宇宙そのものの流れを観る」といったらよいであろう。

無意識の意識層には、原初からの人類の記憶がすべておさめられている。い

 

や、人類以前からの記憶がすべて秘められている。

 わたくしは、『輪廻転生瞑想法I』で、このことについてのべている。「個体発

生」と「系統発生」の意識と記憶について語った第二章を、もう一度読み返して

みていただきたい。

 

 

Concentration (stop) and meditation (view)

Let's get into meditation.

The seat is a half-iron seat. Use zafu. Let's set up a meditation sign. This is rudimentary meditation

This is the basic posture. (See Fig. 5. However, although it is a legal seal in this figure, the later-mentioned Aker

In some cases, a shahmdler is used. For the basic posture of meditation, see "Reincarnation Meditation Method".

Please be sure to read it because it is explained in detail in "H")

Meditation practice consists of two areas.

One is the mental concentration method (・ o9 ~ Holy memorial, one is the meditation method (Yo'and ~).

To concentrate on

Let's explain this a little. First is Shamata (stop).

, Koan in Zen, prayer, sutra

Reading sentences and chanting mantras are also one of the methods of concentration. The point is one thing

Focus on, stay there, and don't move.

This focuses on one thing.

The view of a few breaths is the representative of that, but at the same time, I focused on that and focused on other things.

Do not turn to, do this positively and consciously. This is the beginning of training.

As a process, anyone goes through.

This state of mental concentration can be divided into two.

One is "concentration of breath", and one thing is w

The next stage is "a state of unconscious mental concentration. This is an advanced one.

As I continued to concentrate my consciousness, I was conditioned by practice, and finally

You will be able to concentrate on one thing without being conscious of it.

By doing this, the unconscious consciousness layer can be controlled by Cottro'I, and 2 can be absolutely controlled.

It becomes possible to direct the unconscious consciousness to a specific object.

To leave it to the flow of the heart

Next is Bipashana (view).

This does not pay attention to one thing. Put your heart into each movement of your heart

I'm going, but it's not just one thing. Leave it to the flow of your heart

To.

There are also "conscious meditation" and "unconscious meditation".

In "conscious meditation", surface consciousness is watching the flow of the mind.

"Unconscious meditation" is the flow of the mind of deep consciousness itself.

Then, what is watching the flow of deep consciousness? Who is the flow of deep consciousness

Are you watching this? It is the mind of "unconscious concentration".

Therefore, "stop" and "view" are closely related. Now being done

Most meditations depend on either "stop" or "view." Zen is "stop"

The weight is applied to, and meditation (what you are doing as) is mainly "view". Shika

However, if it is not a "view" that completes the "stop", it is not a true meditation, but a "stop".

The fact that it doesn't fit into the "view" is not really meditation either.

"Stop" and "view" must be mastered in the same way. And very

In order to perform advanced meditation (viewing), you must acquire a very advanced nest (stop) in the same way.

It is impossible if it is not done.

Then, what is the difference between "conscious meditation" and "unconscious meditation"?

In a nutshell,

Conscious meditation sees the "individual world",

Unconscious meditation sees the "whole world".・ ・

It would be nice to say.

Conscious meditation sees "the flow of your own world".

Unconscious meditation sees the "flow of mankind itself (in the world)". Disagreeable,

It's a more expanded world. It would be nice to say, "Watch the flow of the universe itself."

The unconscious conscious layer contains all the memories of humankind from the beginning. I

And all the memories from before humankind are hidden.

I mentioned this in "Reincarnation Meditation I". "Individual departure

Reread Chapter 2, which talks about the consciousness and memory of "life" and "phylogenetics"

I want you to see it.

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2023年11月7日 九星  無料 今日の運命

2023-11-07 00:42:32 | 運命学

 

2023117

一白水星の日

この日には不遇、失意気味の来訪者が多いものです。自分自身も、憂い事で憂鬱になるものです。 部下や子供の問題も出る。この日は特に陰徳に心がけることが大切です。

躍動の週  親の日
趣味や仕事がはかどり、予想以上の成果が得られる日。
溜まったタスクや先送りにしていたことなどは、この日に片付けましょう。
恋愛運が上昇する日なので、意中の人に思い切ってアプローチしましょう。
羅刹日
何をやっても効果が出ず、災いを招いてしまう日です。
無理をせず安静に過ごすことを心がけましょう。
 
 

 

普賢菩薩 あらゆる場所に現れ、命あるものを救う慈悲を司る菩薩

 

 

普賢菩薩

あらゆる場所に現れ、命あるものを救う慈悲を司る菩薩

名サマンタバドラ (Samanta bhadra) の「サマ 「タ」は「く」、「バドラ」は「賢」と漢訳しま す。 「賢」とは具体的には「さとりを求める心か 起こる、成仏しようとする願いと行ない」のこ とです。それが、ときとところを選ばず在して いるということを象徴したのがこの菩薩です。 で すから、菩薩行を実践する者をつねに守護するほ とけでもあります。

白象に乗り、文殊菩薩とともに釈迦如来 の脇侍をつとめます。 文殊菩薩のに対して、 (行)をつかさどります。

なお、密教では、堅固不壊の菩提心を象徴する

金剛薩埵と同体とします。

と巳年生まれの人の守り本尊とされていま

 

普賢菩薩(ふげんぼさつ)とは?

普賢とは「全てにわたって賢い者」という意味で、あらゆるところに現れ命ある者を救う行動力のある菩薩です。

 

文殊菩薩とともに釈迦如来の右脇侍として三尊で並ぶことが多いですが、独尊で祀られる場合もあります。文殊菩薩の智慧とともに修行を司る菩薩として、明晰な智慧で掴み取った仏道の教えを実践していく役割を果たすとされています。また、女性の救済を説く法華経の普及とともに女性に多く信仰を集めました。

 

ちなみに普賢菩薩から派生した仏に延命のご利益のある普賢延命菩薩があります。

ご利益

女性守護、修行者守護、息災延命、幸福を増やす増益のご利益があるとされています。また、辰・巳年の守り本尊です。

普賢菩薩(ふげんぼさつ)の像容

白象に乗っている姿が一般的です。3つや4つの頭の象に乗っている場合は普賢延命菩薩像の可能性が高いです。

 剛毅、もしくは力
正位置・・・勇気。自己犠牲。念力。インスピレーション。不可能を成し遂げる力。常識や社会通念の打破。偉大な精神的指導力。忍耐。努力と忍耐による愛の勝利。理想へ向かう。相手の醜い欲望をなくさせる。危険を恐れない勇気をもつなら計画を実行に移すことが出来る。
逆位置・・・獣性や強いものに負ける。常識や法に負ける。力の乱用。忍耐の欠如。弱さ。チャンスを逃がす。
ウェイト解説
正位置・・・力。エネルギー。行動。勇気。寛大。完全な成功と名誉。
逆位置・・・独裁。力の乱用。弱さ。不一致。時には不名誉。
 
 
 
11月07日 (火曜)
月齢
22.91
Moon
潮汐
小潮
月名(旧暦日)
有明月

 

 
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