日本ヒューレット・パッカードは5月21日、ミニサイズ フルファンクションPC「HP 213Mini-Note PC」を発表した。今年4月に米国で発表され、ASUSTeK ComputerのEee
PC対抗として話題になった製品だ。価格は、1.2GHzモデルが5万9850円、1.6GHzモ
デルが7万9800円。発売は6月上旬を予定している。
VIA C7-M ULVプロセッサ(1.6/1.2GHz)を搭載し、8.9インチ(1280×768)の大画面
ディスプレイを採用した。Windows Vista Businessモデルは、Windows XPへのダウン
グレードも可能だ
「フルスペックのモバイル・ノートPCを買うのに、もう20万円も出す必要はありません」。
日本ヒューレット・パッカード(HP)で個人向けノートPCを担当する菊地友仁プロダクトマネージャは記者発表会の壇上、こう語った
プリインストールOSであるWindows Vista Business/Home Basicの環境でテストを
行った日本ヒューレット・パッカードの「HP 2133 Mini-Note PC」。今回は、よりハードウェアに負荷が少なくてすむWindows XP Professional(SP3)をHP 2133に導入してテストを行った。
(略)
まずOSの起動時間だが、電源オンからタスクトレイのアイコンがすべて表示され
るまでを計ったところ、ハイパフォーマンスモデルでは約45秒と、Windows Vista
Business搭載時に比べて約3.2倍に高速化した。また、休止状態への移行から
電源オフが約20秒(Vistaは35秒)、スタンバイへの移行が2~3秒と、初期状態
のイライラ感が大幅に減った。ただ、休止状態からの復帰はOSの起動時間に
相当する約44秒と振るわなかった。
一方、PCMark05や3DMark05では、Graphicsの値を除いてすべての結果でWindows
Vista環境を上回り、ソフトウェアの切り替えなどで明らかに体感速度も向上した。
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◆◇ 【新製品】HP 2133 Mini-Note PC ◇◆