あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

今朝は珍しく朝5時起きで、肖像画の仕事を開始。

2011年03月19日 | 肖像画

制作手順や手法は作家さんそれぞれ違っていて当然のことと思います。性格的に決まった手順で順序立てて描き進める事が私的には馴染まないと思っています。決まった時間から仕事を始めて、決まった時間でその日の仕事を終了といった事は無理なようです。気分が乗れば時間は関係なく、描きたいと思った時が私の仕事の時間です。一つの肖像画を仕上げるにあたり、時には何十回も塗り重ねることもあれば、数回の塗り重ねで満足いく仕上がりになったり、この部分は感性が決めているようで、ビビットと来るというやつでしょうか。事務的に段取り良く描くというのではなく、感情の起伏の頂点の部分で制作に打ち込むといったことが私には合っているようです。従っていつも気分よく、集中できる環境作りに気を使う事になります。気分が乗らなくてなかなか筆が進まない肖像画もあったりです。最終的には納期から気持が逆算しているようで、追い込まれると俄然気分が高揚したかのようにその気になります。(サラリーマンには向かない性分かも!?)上の肖像画は以前描いた時の肖像画の写真を見ながら描いているという不思議な状況です。

土曜日の肖像画教室日ですが生徒さんの中には余震の心配や、交通手段の不安でお越しいただけない方もおられます。しばらくは大変ですが、ご自身ご家族の安全を最優先して頂きたいと思います。

詳細はクリック吉田肖像美術   

コメント
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