あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

春分の日お彼岸の中日ですね。肖像画作成はウイングエレガンスへ!

2011年03月21日 | 肖像画

今朝も昨日に引き続き早くから肖像画を描いております。肖像画は描かれる方の職業を明確に表現することでその方の立ち位置をも表します。曖昧に表現できない部分はしっかりと着物の染色職人の気持や伝統的な絵柄を描く絵師の気持にもなり、目線をしっかり据えての下描きが要求されるように思います。全部が繊細な部分だけではつまらなくなり、大胆な表現部分が入りこむことで、肖像画にドラマが生まれます。人生と一緒ですね。大胆さはコントラストで表現することになると思います。厳格な雰囲気を出す為には雰囲気で筆を走らせる前の下地作業が重要になります。同時に肖像画展出品用の肖像画も同じような作業をしており、夕方頃には右手の指が固まったようになってしまいました

昨夜になりますが、コンテ擦筆肖像画のご依頼のお電話を頂きました。東北方面の方からです。頑張っているようです。(電話で30分近く話しておりました。)

ライティングデスクを整理していたら遠い昔の若かりし頃のサラリーマン時代の写真が出てきました。社屋最上階にあった設計部隊の陣地デスクにて、ですね。二十代大手電機メーカーに勤務していた頃のものです。(現在肖像画を描く上での細部の表現は、この頃日常的に携わっていた設計図面のおかげでしょうか。)当時は当時で、それなりにいろいろな悩みもあったと思います。青春ですね。定年退職するまで勤めていたら・・・それはそれなりの人生があったと思いますが、現在のこんな”自由気まま!?”な世界を味わっていなかったでしょうね。振り返ると今ままでのいろいろな体験の一つでも欠けていたら、今日の自分はなかったと思います。辛かったこと楽しかったこといろいろあるのですが、辛かったことの体験が最も自分の人生に影響をもたらしてくれています。人生何一つ無駄な事はありません。

肖像画家という肩書を名乗るようになった自分が現在います。それには長い道のりがあって、より良い生活を求めて我武者羅に頑張った時期もありました。やがて50歳を前にもの想う事があり、それまでの仕事(会社経営しておりました。)を切り捨てたからです。ちょっとカッコイイ云い方になりましたが、それまでの仕事の将来性に限界を感じた、というのが本当でしょうか。ただ肖像画家という職業に現在収まっているのは、漠然としてですが若いころからこういったことに携わリたいと思っていたからでしょうか。この仕事が現在表舞台になっていますが、裏方になることもあるでしょう。そんな状況になってもたじろがないよう気持の準備も少しはしているつもりです。緊急事態がいつ訪れるともしれない事は世の中の景気状況やいろいろな出来事にアンテナを張っていれば分かることです。毎年”何とか今年は肖像画家で仕事をして行けそうです・・・。”こんな感じで緊張感を忘れないように日々過ごしています。危なっかしさを結構楽しんでいたりしているかもしれません

肖像画のお問い合わせは フリーコール 0120-945-655 

詳細はクリック吉田肖像美術     

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