地方自治体の高齢者を対象にした肖像画贈呈事業の企画に数年参加させていただきました。今年も来年度の参加のお誘いがあり、”肖像画制作請負”に参加致しました。先程、市の担当者の方から電話を頂きました。4月から半年間の仕事になりますが、今年の夏も忙しく過ぎそうです。この仕事はほぼボランテイアに近いものがあり、利益を期待するものでは有りません。その覚悟がなければできない内容の仕事だと思っています。敬老の日に向けた肖像画の贈呈事業は数十年に渡って行われているもので、現在私が所属している全日本肖像美術協会の創設者の方が始めたものです。云わば伝統のあるものとなっています。制作数は以前の半分くらいに一昨年から減ったものの二百数十枚の数になります。出来るだけこの伝統を維持することに応援する気持で描かせて頂いています。
一昨年は参加しなかったのですが、その年度は市役所の方が云うには市民の方に大変不評だったとのこと(お引き受けになった業者様も大変だったと思いますが・・・)、私なりに責任を感じたものでした。肖像画を楽しみにされている多くの市民の方がおられます。今日まで築き上げて来たものを途絶えさせないよう、中途半端な気持ちで出来る仕事ではないことは身を持って体感しています。数年やらせていただいた経験がしっかりノウハウとなっています。経験から得た私なりの手順がなければ、この仕事は大変な事になるでしょうね。とにかく今年もやらせて頂くことになりました。現在ご依頼いただいている肖像画の仕上げが急務となりますね。
風邪や花粉に悩んでいる場合じゃないぞっ!気合いだ~っ!
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