8月に入り、しばらく手付かずでいた敬老記念贈呈用肖像画のお顔部分の下描きに昼過ぎから取り掛かっています。帯や全体の和服の調子も並行して描いていこうと思います。効率よく手際よくといったことはやや不得意の分野ですが、この仕事に関しては一番要求されるものであることには当初より覚悟。一枚の肖像画に描ける時間の制約、予算の制約があり、その中で最大限の作業をします。筆を早く動かしつつ、少なめの彩色でお描きする方の特徴人柄を表現する作業はとても勉強になります。本来何層にも彩色を重ねていく手法をとりますが、これも一つの油絵肖像画の表現方法です。肖像画を制作する仕事には、このようなものも当然のようにあります。
・・・制作過程・・・
半日で下描きとはいえ15枚、大分集中力を使い果たしました。今日はこれで筆を一端置きま~す。
仕事の後は庶民派肖像画家の、夕食を兼ね”吉田秋光酒場訪問記”と相成りました。中野は呑み何処ろに困らないお酒好きには魅力的な街。最近思い起こせば、新宿とか池袋とかで銀座で夫婦で呑みに行くことは無いようですね。徒歩数分圏内に全てのジャンルのお店が揃っています。今宵も一仕事終へ、充電に向けいざ出陣!(帰宅後は一寝入り、一呼吸、酔いを覚まし、夜の部肖像画の一仕事が待ち構えています。頑張りまっせ!これってありですか?)
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