世界自然遺産・知床の今は、観光スポットへの道が雪のため通行できなくなっているが、「知床自然センター」の大型スクリーンでは知床の四季を堪能できるようになっている。断崖絶壁が続く大自然はもちろん、知床連山の空撮、オホーツク海の流氷、オジロワシやヒグマの生態などダイナミックな映像を楽しむことができるようになって
いる。知床へ行ったら、ぜひ見ていただきたい
ウトロの近くにはオシンコシンの滝があり、すでに凍っているフレペの滝に比べ、勢いよく流れ落ちていた。道路のすぐ脇には、鹿があちこちで見られ、キタキツネも見かけた。さすが知床だ。
ホテルには早い時間にチェックインして、小雪がちらつく中、オホーツク海を眺めながらのんびり露天風呂に入っていたら、夕日が見られる時間になり、慌てて部屋に戻って撮ったのが、この写真。
宿泊は「食は知床にあり」というキャッチフレーズで知られる「知床第一ホテル」。日本のホテル100選にも入っているが、ここのバイキングは80品目もあり、オホーツクの海の幸(寿司、タラバガニ、鮭、ホタテ、ウ二など)、山の幸に加え、中華、ステーキなどがどっさり。夕食だけでなく朝食も、豪勢だ。しかも新鮮、絶対お勧めだ。
なお、「誕生日の人は申し出てください」との張り紙があり、ホテルがケーキをプレゼントしてくれる。その日、妻が誕生日だったので誠にラッキー。それが大きくて実に美味くて感激! 誕生日に訪れた人は忘れずに。 翌朝、水平線が白く見えたが、くしくもこの日が流氷初日となった。