北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

世界遺産小笠原と熱海花火 「にっぽん丸」クルーズ②

2012-12-31 12:50:53 | Weblog

2日目は終日航海。船内では、色々なイベントが開かれた。
私たちは、「すさみ町立 エビカニの水族館」館長/学芸員 森拓也氏の講演を聞いた。

テーマは「動物から学ぶ小笠原の自然」~世界自然遺産の島を歩く~」。
森氏は鳥羽水族館に20年勤務の後、世界で初めてのエビとカニの水族館をつくった。
「にっぽん丸」では、24年連続で講演されているという。幸いなことに、ディナーの時一緒の席となり、貴重な面白い話を聞くこともできた。さすが、世界の海に自らが潜っているだけある。



小笠原の海に亀を放流するということで、アオウミガメとのふれあいも。



初めて操舵室の見学。



夜は、「ウエルカムカクテルパーティー」。船長以下、各部門のリーダーの紹介なども。



船内はクリスマスムーとド満点だった。


今年も、当ブログにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。
新しい年も、時々、
書いていきますので、よろしくお願いいたします。

         どうぞ、良いお年を。北の旅人

 

 

 

 

 


世界遺産小笠原と熱海花火 「にっぽん丸」クルーズ①

2012-12-30 14:24:05 | Weblog

12/9日~14日、「にっぽん丸」(22,472トン  全長166.6m 定員524名)世界遺産小笠原へ行ってきた。東京都小笠原村は、船で25時間。飛行場はない。通常の交通手段は、父島へ晴海ふ頭から定期航路の「小笠原丸」(1,397トン)がある。

初日は、晴海ふ頭を12:00に出港。夕方、熱海沖へ。夕食後、船上から花火を観賞。8月に飛鳥Ⅱで熊野の花火を観たので、今年は2回船上から観ることとなった。海上からの花火は、なかなか良いものだ。

 
 
音楽隊などの見送りを受けて出港。

 



船上からはスカイツリーも見られた。

 

 

船内のイベントで三遊亭歌奴の落語を聞く。クルージング中、3回聞いたが、なかなか良かった! 歌奴は、古典落語を得意とする実力はの若手真打で、第12回北とぴあ若手落語家競演会大賞受賞をはじめ数々の賞を受賞している。

その後、熱海沖で花火を。


民主党に明日の日本を任せるわけにはいかない!

2012-12-07 13:42:59 | Weblog

野田首相は先月、民主党の会合で世襲候補を容認する自民党を批判した。野田首相は「~特定の後援会がずっと続いて、特定の家柄が政治を続ける。これ、稼業じゃありませんか。2世、3世、ルパンじゃありません」と述べた。「地盤、看板、かばん(お金)」の面で有利なだけに、時として政治家としての資質に疑問を抱かざるを得ない人物が候補や議員に選ばれるというのだろう。

うした野田首相の世襲批判に、自民党は反論している。
自民党の高村副総裁は「世襲だから悪いというのは、世襲だからいいというのと同じくらいの間違いである。まさに血によって差別すると、こういうことだと思う」と述べた。
さらに、自民党の石破幹事長は「党の綱領も決められず、憲法や社会保障に対する考え方も決まらないから、選挙で世襲反対をスローガンに掲げるというのはまやかしだ」と述べ、野田首相を批判している。

 確かに、今回の衆議院選挙の世襲候補の内訳は自民92人で圧倒的に多いが、民主党にも26人いる。かつては、鳩山由紀夫元総理、小沢一郎元幹事長なども世襲議員だった。日本維新の会にも15人いる。

しかし、世襲候補=悪いとは決して思わない。要は、その善し悪しは有権者が決めることだからだ。それよりも、はるかに問題なのは、組合などの組織丸抱えの候補者を多く有する民主党こそ問題なのだ。

連合には「組織内議員」として、前衆院議員46人、参院議員29人(産経新聞:2012年11月24日)と報道されている。ほとんどが民主党議員だ。世襲候補者は、「地盤、看板、かばん(お金)」で一般の立候補者に比べて格段に有利とされ、世襲が批判されるのだが、労働組合の組織内議員は、「地盤とかばん(お金)」では絶対的に有利な条件がそろっている。選挙になれば、労働組合員がビラ配りやポスター貼りなどの実働部隊になる。選挙資金も丸抱えだ。

かつて、北海道5区で当選した民主党・小林千代美議員(辞職)の選対幹部が公職 選挙法違反(買収約束、事前運動で立件され有罪の判決が下った。小林千代美議員の選対には北教組側から1600万円の闇選挙資金が提供されていたことも明らかになった。同じようなパターンで議員バッチを着けているのが、日の丸も君が代も認めない日教組の親玉である輿石幹事長だ。こうした、組織丸抱えの候補こそ批判されるべきで、民主党に、世襲候補批判をする資格など有りはしない。

野田総理は、選挙戦の第一声で「前に進むか、昔に戻るか」と叫んでいるが、政権担当能力がなく、政党の体をなしていなかった民主党では、ますます後退するばかりだ。こんな民主党に明日の日本を任せるわけにはいかない。世代交代が進んできた自民党中心の政権運営の方が、「よりまし」というものだ。




 

 

 

 

 


笑ってしまった!

2012-12-05 16:30:37 | Weblog

先日、高齢者のご夫婦とランチした時、奥さんから「凄く面白いですよ!」と、本(編者 社団法人全国有料老人ホーム協会、ポプラ社編集部 発行所 ポプラ社)をプレゼントされた。

早速開いて読んでみたら、つい吹き出してしまった。
どれもこれも、「そうそう、そうだよな」と、うなずくことばかり。
一部を紹介しておきたい。



            ◎ 日帰りで 行ってみたいな 天国に

            ◎ LED 使い切るまで 無い寿命

            ◎ 紙とペン 探してる間に 句を忘れ

            ◎ 味のない煮ものも嫁の おもいやり

            ◎ 三時間 待って病名 「加齢」です」

            ◎ 指1本 スマホとオレを使う妻

            ◎ 恋かなと 思っていたら 不整脈

            ◎ 助手席の 妻は昔の 上司並み

            ◎ 早送り したい女房の 愚痴小言

            ◎ へそくりの 場所を忘れて 妻に聞く

            ◎ 妻旅行 オレは入院 ねこホテル

            ◎ 老いの恋 惚れる惚けるも 同じ文字 


空しく響く野田総理の言葉

2012-12-01 15:17:55 | Weblog

 
衆議院選を前にしての野田総理の発言を聞いていて思うのだが、何と空しく響くことか!何しろ、2009年の民主党のマニフェストの多くが幻に終わったからだ。

子ども手当『廃止』。中学生以下に1人あたり26,000円を支給するとしたが、翌年から13000円支給したものの、財源不足で全額は支給出来なかった。

高速無料化→『凍結』。目玉政策の一つだったが、一部の路線で実験したが、東日本大震災もあり、復旧・復興の財源を優先するために凍結した。

八ッ場ダム『建設継続』。「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズを掲げ、前原国土交通相が建設を中止させたが、関係自治体から批判され、結局2011年12月、建設を継続することに変更した。地元に大きな混乱をもたらした。

ガソリン税などの暫定税率廃止『実現できず』。恒久的に廃止すると掲げていたが、財源不足を理由に、実施出来なかった。

最低保障年金→『実現できず』。年金制度を一元化して、月額7万円を支給することとしたが、新しい年金制度へ移行するまでの、約40年間は満額支給できないということに。今後、社会保障制度改革国民会議で検討されることになった。

これらの目玉政策は、2007年、当時の小沢一郎代表が参院選公約に掲げたものが中心だったという。しかし、ムダを省けば16.8兆円を捻出できると豪語していたにもかかわらず、事業仕分けで出てきたお金は、たったの1兆7千億円だった。如何にいい加減な数字だったかが分かる。その上に、マニフェストには無かった「消費税増税」を突然言い出す始末だ。大事な外交・防衛の面でもお粗末そのものだ。

だから、いくら野田総理が、「元の政治に戻すのか、前進させるのか」と声高に叫んでも、全く説得力はない。民主党は、今回の選挙戦に際し、野田総理の巧みな弁舌を生かし、「人間力」で点数を稼ごうとしているようなのだが、一体誰が信用するのか。しかも、大量の離党者を出していることからみても、党内は混乱の極みだ。こんな民主党に、政権を任せられないことは、有権者がとっくに見抜いている。

われわれ有権者は、決して「誰がやっても同じだ」などと棄権することなく一票を投じよう。「誰がやっても決して同じではない」のだ。それ以下になることがあるということを忘れてはならない。