北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

鳩山由紀夫氏よ、外交に口出しするな!

2013-01-27 13:15:23 | Weblog

アルジェリア人質事件の陰に隠れてしまったが、鳩山由紀夫元総理が予想通り、また、やっちゃった!

中国からの招待だとかで、訪中した鳩山氏は、案の定「尖閣諸島は係争地」だとし、南京大虐殺記念館では歴史問題で「お詫び」をした。明らかに今までの日本政府の見解とは異なる言動だ。しかも、最近の中国の尖閣諸島周辺の領空侵犯、領海侵犯などの不法行為が行われている最中である。

そんな状況下で、ノコノコ出かけて行く鳩山氏の神経が全く分からない。総理在任中は、沖縄で「最低でも県外」とぶち上げて日米関係を悪化させ、辞めてからも、昨年春には、イランを訪問し、やはりイランに利用され「二重外交」と批判されたにもかかわらず、全く懲りてはいない。というより、この人は何も分かっていないのだ。中国政府に、いいように利用されるのが目に見えているのに。

小野寺防衛相は「言ってはならない言葉だが、国賊という言葉が頭をよぎった」と語り、かつての同志・民主党の海江田万里代表でさえ、訪中前に「尖閣諸島についての日本政府の主張を理解して発言してほしい」と危惧の念を示していた。

中国メディアは、鳩山氏の発言を「鳩山氏の姿勢は日本政界の理性の面を反映しており、安倍氏の姿勢は理性がない面を反映している」と書いて絶賛した。(京華時報)まさに、中国の思うつぼなのだ。週刊誌の見出しには、超法規「国賊罪」で鳩山由紀夫を逮捕しろ!という文字が躍っている。全く同感だ。にもかかわらず、鳩山氏は、今後もロシアに行く段取りをしているという。いやはや!

京都大学の中西輝政名誉教授は、「自分の国を悪し様に言って相手国を持ち上げ、喜んでもらうのが鳩山外交の基本パターン。訪露すれば2島返還ロンを言いそうですし、日露の接近こそが重要だと言って、領土問題の棚上げなどにも言及しそうです」と語る。(週刊新潮)

外交評論家の田久保忠衛氏は「こうした鳩山さんの素質は生まれ持ったものでしょうから、これからも同様のことを繰り返し、至るところで利用されと思う」と語っている。まさに鳩山「害交」以外の何ものでもない。

金持ちの坊ちゃんが、政治的資質もないのに総理大臣にまでなり(そうさせた国民にも責任があるが)、支離滅裂な言動で有権者から愛想を尽かされて衆院選出馬を断念したにもかかわらず、声がかかれば、ホイホイと外国へ出かける。呆れ果てて言葉もない。だからといって放っておく訳にはいかない。

ここは、われわれ国民も、マスコミも、鳩山氏の言動が、いかに国益を損なっているかを徹底的に本人に知らしめるべきだ。こんな人間を、「宇宙人だから」などと笑っている場合ではない。

鳩山氏よ、これ以上国益を損ずる言動をするな! 元総理として日本のために役立ちたいというなら、唯一できることは、貴方が外交に口出ししないことだけだ。肝に銘じてほしい。


橋下さん、いくらなんでも、やりすぎだ!

2013-01-17 11:36:46 | Weblog

大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将だった2年の男子生徒=当時(17)=が男性顧問(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、橋下徹市長は15日夜、市教委に対し、今年度実施予定の同校体育系2科(体育科とスポーツ健康科学科、定員計120人)の入試を中止するよう申し入れたことを明らかにした。市教委は21日までに実施の可否を判断するとしている。

橋下市長は「体育科の受け入れ態勢が整うまで入試は中止すべきだ」と述べ、市教委に申し入れた。そして、「120人の定員を、普通科の増員分として振り分ければいい」と提案した。これに対し、永井教育長は、入試が迫っていることなどから難色を示したという。

                                   

この問題、いくらなんでも、入試を目前に控えて体育系2科120人の入試中止は明らかに「やり過ぎだ」。記憶に新しい田中真紀子前文科大臣の新設大学の不認可騒動と同様、受験生のことを最優先に考えるべきことだ。橋下市長のスピード感ある対応は認めるが、これではパフォーマンスに過ぎるのではないか。普通科の学生が「先生の体罰は問題だけど、生徒はみんな一生縣命だ。橋下市長は分かっていない」「体育科への進学を希望している中学生がかわいそうだ」と語っている。

「中止した体育系2科120人の定員を、普通科の増員分として振り分ければいい」というが、受験生にとっては、そんなに簡単な問題ではない。何年も前から将来の進路を考えて決めてきたことだ。ここは、今起きていることの徹底的な原因究明と学校改革、教育委員会改革が急務だが、それこそ「15の春」を泣かせてはいけない。

橋下市長は、もう少し受験生の立場に配慮した対応をすべきだ。


政治センスがない、嘉田由紀子・滋賀県知事

2013-01-14 14:31:16 | Weblog

滋賀県の嘉田由紀子知事は13日、大津市内であった後援会の新年会で、昨年11月の日本未来の党の結党について、小沢一郎衆院議員から「あなたが(代表として)出てくれたら(衆院選で)100人通ると言われた」と経緯を明かした。そのうえで、「後から思ったら、信じるべきではなかった」などと釈明した。

嘉田知事は、結党の意向表明の直後、小沢氏との連携に対し県庁に批判の電話が相次いだと振り返り、「小沢さんに『何でこんなに評判が悪いんですか。これでは到底やれません』と言い、一兵卒として表から引いてくださいと申し上げた」と述べた。
(2013年1月14日10時33分 読売新聞)

この記事は、改めて嘉田氏の政治センスの無さを暴露している。衆院選前には「小沢氏を使いこなす」と公言していた嘉田氏は、案の定、結党から1カ月足らずで使い捨てにされた。

「あなたが(代表として)出てくれたら(衆院選で)100人通ると言われた」ということを間に受けるほど、小沢氏のことも政治状況も全く把握できていなかったということだ。見るが良い。小沢氏は「一兵卒として頑張る」などと言っていたが、今までの経緯をみれば、そんな立場に満足するようなタマではないのだ。近く、弱小政党に落ちぶれた「生活の党」の代表になるらしいが。

しかも、たった1カ月やそこらで、新党を立ち上げようなんて考えること自体が安易過ぎるし、有権者を甘くみている。読売新聞がコラムで、嘉田氏を評して「女・鳩山由紀夫」と書いていたが、政治家としては、せいぜい、その程度の資質しか持ち合わせていない。

滋賀県議会では、知事と未来代表の兼任は県政に支障をきたすとして、兼務解消を求める決議案を提出し、賛成多数で可決され、嘉田知事は日本未来の党の代表を降り、知事職に専念するとした。最近、橋下大阪市長などが国会議員と自治体首長の兼務を主張しているが、物理的に見ても無理なことは明白だ。

それにしても、あっという間に分党した小沢氏、嘉田氏らは、有権者への裏切りを、どう考えているのだろうか。小沢氏は「夏の参院選挙が勝負だ」と言っているが、とっくに勝負はついている。

有権者も、そんなに甘くないぞ!


世界遺産小笠原と熱海花火 「にっぽん丸」クルーズ⑤

2013-01-08 13:39:16 | Weblog

5日目、この日は終日クルージング。船内でゆっくり。

朝、孀婦岩(そうふがん)を周遊。
孀婦岩は伊豆諸島の島。同諸島の最南端にある無人島で、東京の南約660kmにある。高さ100m、東西84m、南北56m。日本の気象庁により活火山(ランク未分類)とされている。

3時間後、鳥島が見えてきた。

鳥島(とりしま)は、伊豆諸島無人島)。全島が国の天然記念物(天然保護区域)に指定されている。特別天然記念物アホウドリの生息地としても有名である。他の「鳥島」と区別して、特に伊豆鳥島とも呼ばれる。東京都に属するがいずれの町村にも属さない。東京都直轄であり、都総務局の出先機関である八丈支庁が管理している。

                   



最高点は硫黄山の394m。現在は無人島であるが、明治時代から戦前にかけては人が住んでいた時期もあり、島の西側には1965年の火山活動による群発地震によって閉鎖された気象庁鳥島気象観測所の建物が残っている。



白い点々に見えるのがアホウドリ。



6日目朝、晴海ふ頭へ。



消防庁の歓迎の放水を受けて。5泊6日の船旅が終わった。

この旅でも、2組のご夫婦や一人参加の女性、男性2人連れなどの方々と仲良くなり、
少し離れてはいるが、近々お会いする約束をしている。やっぱり船旅は、ゆっくりできるので多くの人たちと交流できる。楽しい旅だった。

 

 


世界遺産小笠原と熱海花火 「にっぽん丸」クルーズ③

2013-01-05 10:37:15 | Weblog

3日目、にっぽん丸から通船で父島へ上陸。
海の青さは、さすが!



東京と小笠原を結ぶ定期船「おがさわら丸」。東京竹島桟橋から約1000km、朝10時出港、
翌日、午前11:30 父島・二見港に到着。約25時間30分の船旅だ。



小高い丘から、二見港に停泊中の「にっぽん丸」が見える。
小笠原村の玄関口・父島は人口2000人余り。



丘の上にあった相撲の土俵。観客席はローマ時代の円形劇場風。



三日月山展望台から小笠原の海を望む。
通称、ウェザーステーション」と呼ばれる父島の西側にある断崖の上から見た風景。



宮之浜。兄島瀬戸に面した美しいビーチ。

小笠原村の木に指定されている「タコノキ」(固有種)

夜、「にっぽん丸」の船内でカジノを楽しむ。