新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
高野連=日本高校野球連盟などは
3月19日の開幕を予定していたセンバツ高校野球について、
選手たちの健康面などを考慮して中止することを決めた。
高校野球ファンの一人としては残念の一言に尽きる。
青春を白球に賭け、
憧れの甲子園を目指してきた球児たちの心情は察するに余りある。
高野連は、何らかの形で甲子園の土を踏ませたいと語っているが、
どんな方法があるのか。
やはり一番いいのは、
選抜の出場権を得た高校を夏の大会に出場させることだ。
それぐらいの特例扱いとして、
ぜひ選手たちの夢を実現させてあげたい。
その代わり、夏の甲子園を目指している球児たちには申し訳ないが、
やはり出場権を獲得した高校に優先権を与えるべきだ。
春は毎日新聞社、夏は朝日新聞社の後援ということで、
前例のないことだが、
ここは高野連が強力なリーダーシップを発揮して
若者たちにビッグなプレゼントを与えてほしい。
ここは色々な立場、利害得失を越えて、
それこそ、「大人の対応」を見せるべき時だ。