新しい時代の「令和」初日は、佐渡島で迎えた。
ぜひ一度は行ってみたかった所で、
世界文化遺産登録を目指す「佐渡金銀山」を訪れた。
テレビなどで観てはいたが、さすがに凄い!江戸時代から平成元年まで、
国内最大の金銀山として、78トンの金と2330トンの銀を産出して、
日本の近代化に大きな貢献をしたことが良く分かる。
深さが何と800mの坑道は、
総延長400kmで東京までの距離に及ぶというから驚く。
功罪あるにしても、世界遺産に登録すべき貴重な場所だと実感した。
坑道入り口
以前、 70体の人形が展示されている
新潟・佐渡ヶ島の観光名所、史跡・佐渡金山について、
県議会で一体の人形が話す
「早く外に出て酒を飲みてぇ、なじみの女にも会いてぇな」という音声が
「品がない」と異議が唱えられたという。
しかし、こうした厳しい環境下で働いていた彼らにしてみれば、
その気持ちが分からないでもないなぁと感じたし、
事実は事実として、きちんと伝えていかなければならない。