7/14、15日の2日間、札幌市の真駒内セキスイハイムスタジアム
(1972 年、札幌冬季オリンピックの会場)で行われた花火大会。
2日間で4万発の花火が打ち上げられ、夏の夜を楽しませてくれた。
主催したのは、札幌市内の若手経営者でつくる実行委員会。
花火を観るのは久しぶりで、スカッとした気分になった。
7/14、15日の2日間、札幌市の真駒内セキスイハイムスタジアム
(1972 年、札幌冬季オリンピックの会場)で行われた花火大会。
2日間で4万発の花火が打ち上げられ、夏の夜を楽しませてくれた。
主催したのは、札幌市内の若手経営者でつくる実行委員会。
花火を観るのは久しぶりで、スカッとした気分になった。
滋賀県大津市の市立中学2年男子生徒が飛び降り自殺した件をめぐり、警察の強制捜査が行われた。極めて異例のことだが、教師、学校、教育委員会、警察の対応をみていると、止むを得ない。「いじめ」に遭っている生徒が,たびたびSOSを発していたにもかかわらず、それを察知してあげることができなかった。教師、学校の責任は重い。
しかも、事ここに至っても、教師、学校、教育委員会の説明を聞いていると、ほんとうに腹立たしい。真相解明し、今後の再発防止に繋げようという、真摯な姿がみえないのだ。昨日の保護者への説明会において、保護者から言われて、はじめて亡くなった生徒への黙とうをしたということを聞くにつけ、こんな常識も持ち合わせていない連中に教育者としての資格はないと言いたい。教育委員会の説明で、アンケートを見落としていたなどとバカなことを言っているが、見落としではなく苦し紛れの弁解をしているだけだということは明らかだ。ここは、警察の手で、真相を究明してもらいたい。
それにしても、何故こうした「いじめ」が後を絶たないのか。文部科学省が把握している2010年度のいじめの件数は、77,630件もあるという。われわれは、今起こっている事案の徹底調査は当然のことだが、一方では根本的な原因はどこにあるかについても、あらゆる角度から検討してみる必要がある。幾つもの要因が複雑に絡み合っているとは思うが、その大きな要因の一つに、家庭環境の在りようの変化があると思う。
「男女平等」「男女共同参画社会」という言葉が、盛んに言われるようになって久しい。確かに、この二つの言葉は表面的には正しいだろう。しかし、なんでもかんでも同じということにはならない。とくに、母親が働くことについて、いささか疑問を持つ。私は、子どもが小さいうちは、やはり子育てを優先的にすべきだと思っている。家のすぐ近くに、保育所や幼稚園があるが、やっと歩けるようになったような子をたくさん見かけるが、朝,あずけられる子が、母親と別れるのを嫌がって泣いている子もいる。勤めを終えた母親が、迎えに来る様子を見ていると、時間に余裕がないために、怒鳴りながら子どもを急かせて引っぱって帰る姿をたびたび目にする。
仮に学校に通うようになっても、帰って来た時、家に誰もいなければ、子どもは淋しいにきまっている。だから、その家が友達たちの遊び場になり、集団になると悪いこともやりはじめる。わが家の近くで実際にあったケースだ。せめて小学校ぐらいまたでは、極力、母親が家にいてあげるべきだ。
今は、女性も働くのが当然だという風潮があまりにも強過ぎる。そして、幼稚園や保育所が足りないと大騒ぎしている。われわれも、意識を変える必要があるのではないか。政治家たちは、女性票欲しさに、盛んに幼稚園や保育所の増設や整備に予算をつけると声高に叫ぶ。しかし、女性の役割の大きなものの一つは子育てだ。もちろん、男性にだって責任があることは当たり前だが、幼少期にあっては、やはり母親の存在が大きい。文部科学省や厚生労働省の役人たちも、もっともっと現実を見なければダメだ。
口で、いくら、「命の大切さ」を説いたとて、すぐに子どもたちの身に着くはずもない。マスコミも、現象面だけを面白おかしく追いかけるだけではなく、いじめの根本原因はどこにあるのか、もっと掘り下げて核心に迫った報道をするべきだ。
この「いじめ」問題は、国民みんなに突き付けられている大きな問題だ。