民主党の代表選、相変わらず酷い政治風景をさらしている。全く呆れる。
① 党員資格停止中で代表選の投票権もないのに「小沢詣で」とは。
② 小沢氏はグループの仲間たちに「俺のためだと思って海江田をやってくれ!」だと。
「国民の生活第一」なんぞ、口先だけ。
③ その海江田氏、国会での民主党のマニフェストの主要政策の見直しに関する自民・公明両党との3党合意について見直すと発言。早くも小沢氏の影が。
④ 誰も言う事なぞ信じない鳩山氏が、ウロチョロし、まとめ役然としてテレビカメラを入れてパフォーマンスを見せ、『挙党一致』ではなく『挙党態勢』を求めているのだと、訳の分からんことを言っている。
⑤ 今回は出馬せずに野田氏支持に回ると言っていた前原氏が、選挙の顔として国民の人気が高いと、一転出馬へ。
この2年間で民主党には政権担当能力がないことがはっきりした。これ以上、民主党単独の政権運営は、無理なのは明らかだ。しかし、取りあえず、代表選に大事なことは、
自分の権力維持だけのために裏で動いている小沢氏とキッパリと距離を置いていく覚悟を持ったリーダーでなければならない。
また、「野党との連携を重視する」「ぶれない」こと、
「安定感がある」ことも必須条件だ。
出馬の経緯、テレビ討論会などでの政策などを総合して、5人の中では野田氏が総合力で若干上回っているように思える。民主党議員の覚悟と良識が問われている代表選だ。