北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

麻生総理、小沢代表、どっちもおかしいぞ!

2008-11-23 15:02:48 | Weblog

麻生総理が、踏襲をふしゅう」、頻繁をはんざつ」、未曾有をみぞうゆう」、そして元厚生次官刺殺事件に対するコメントの中で、怪我をかい」と言ったという。これは、もう読み間違い、勘違いのレベルの話ではない。総理として資質のなさを露呈したといっても過言ではない。

 加えて、「定額給付金」の迷走、道路特定財源に関する「地方交付税か地方交付金か」の問題、「医師には社会的常識がかなり欠落いる人が多い」と発言し、医師会から猛抗議を受けて早々と謝罪した等々。

 これでは、総理の発言が国民に正しく伝わるはずもなければ、ましてや説得力はゼロだ。総裁選を通じて、威勢の良い言葉を聞かされていた国民としては、少しは期待していたが、まったく情けない。一国のリーダーの言葉としては、あまりにも軽すぎる。

 言うまでもなく、政治家にとって言葉は最も重要なものだ。アメリカ大統領選挙では、オバマ氏が演説の巧さで勝利したとまで言われている。

 一方、民主党の小沢代表も、違った意味で言葉の軽さ、品のなさが目立つ。一年前の民主党代表辞任劇、そして撤回騒動。「未だ、民主党には政権担当能力がない」と断言した。そして今、「政権交代、政権交代」と声高に叫び、すぐに民主党に政権を渡すのが筋だと言われても、俄かには信じ難い。

今日のNHKのテレビ番組でも、補正予算案の審議に関し、麻生総理が「小沢氏は信用できない」と言ったことに対し、「チンピラの言いがかりみたいな話だ」と言い放った。いやしくも一国の総理に対する言葉としては常軌を逸している。暴言だ。小沢氏は正常な判断力を失っているのではないか。

 体調不良を理由に、インドの首相との会談を突如キャンセルしたりしているところをみると、とても総理大臣の職を遂行できるとは思えない。一時でも総理大臣と言われたいがための動きにしか見えない。

 自らの提言で始められた「党首討論」も、「時間が45分しかないから」「特別に討論するテーマがないから」とか言って拒否し、急きょ、「党首会談」を突き付けるというのも全く理解できない話だ。常々、「国民の生活を第一に考えている」というが、どうみても政局第一の言動だ。

というわけで、麻生氏、小沢氏ともに、明らかにトップリーダーとしての資質を欠いている。こんなリーダーしか持てないということは、われわれ国民も、そのレベルにしかないということなのかもしれない。厳しい目で政治を、政治家を見ていきたい。


北国の今 <晩秋から初冬へ>

2008-11-22 15:58:06 | Weblog


 

                                               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この季節、北国の色彩は日々、見事に変身する。それがまた美しい。

とくに、ナナカマドの赤い実に、ふんわりと降り積もる新雪は、

ほんとうに綿帽子のようだ。

そして、やがてモノトーンの世界へと移る。


秋の四国旅⑤<松山城>

2008-11-20 16:25:31 | Weblog

          


想像以上に美しく大きい城だというのが率直な感想だ。
   それもそのはず、日本100名城の一つにして、四国最大の城郭だ。
   道後温泉とともに、平成19年「美しい風土100選」にも選ばれている。

   安政元年(1854年)松平久松によって復興された。日本における最後の
   天守建築で、連立式の3重3階地下1階の層塔型。江戸時代以前に建造された天守が現存しているのは、全国で12城しかない。

  「弘前城」「松本城」「丸岡城」「犬山城」「彦根城」「姫路城」
  「松江城」「備中松山城」「宇和島城」「高知城」

                 

                 

  城に行く途中にある子規の句碑。
  「松山や 秋より高き天守閣」

          


 
 のぞき窓から紅葉の城下を見る。

           

    標高132㍍の天守閣からは、松山平野や瀬戸内海など、
360度見渡すことができる。

           

 ロープウェで3分、リフトで6分。

           

  伊予かすり会館の資料展示室。

           

  土産物など、多くのかすり製品がある。

                

     安藤広重の「東海道五十三次」を織ったもの。

           

 

 かすり会館の前庭にも子規の句碑が。

  「花木槿(むくげ) 家ある限り 機の音」

     機織りが盛んだったので、どこの家からも機織りの

     「トンカラ トンカラ」という音が聞こえたという。

                 

     松山から羽田へ向かう上空で、富士山がバッチリ。ラッキー!


秋の四国旅④<道後温泉と坊ちゃん列車>

2008-11-18 16:06:09 | Weblog

道後温泉駅と坊ちゃん列車。

 

 

明治21年から昭和29年までの67年間走っていたのを、
平成13年に復元したもの。
10分ほどの乗車を楽しんだ。

 

 

機関車・客車とも明治21年製のもの。昔は石炭だったが今はジーゼル。車掌の服装も当時のものに近く、人力車などと相まって明治の雰囲気を醸し出している。

 

 駅前「放生園」のシンボル・「坊ちゃんカラクリ時計」。
   道後温泉本館100周年を記念して平成6年につくられた。
         坊ちゃん、マドンナをはじめ登場人物20体が、8時~22時に1時ごとに姿を現す。年末・年始は30分毎。

 

放生園の足湯。

 

 

明治27年に建築された道後温泉本館。
道後温泉は日本書紀にも出てくる日本最古の温泉。

 

2階にある「霊の湯」。

 

漱石ゆかりの「坊ちゃんの間」もある。

 

 駅前の商店街には土産物店などがあり、ショッピングを楽しめる。

松山城へ行くロープウエイの登り口にある坊ちゃんの登場人物。
主人公になった気分になれるよー。

 


秋の四国旅③<内子の宿>

2008-11-17 14:31:22 | Weblog

内子の宿は、江戸後期から明治にかけて、和紙と木蠟で栄えた町。白壁の古い町並みが残る。

 

 

町家資料館では、当時の店先などを見ることができる。

 

 

 

焼き物や工芸品が並ぶ店頭。何となく懐かしい香りが漂う。

 

高昌寺にある日本一(10㍍)の涅槃像。
日中交流促進のため、平成10年に建立した。

 

柿がある風景は、ふるさとイメージのシンボル的存在だ。


秋の四国旅②<足摺岬・竜串海岸>

2008-11-15 15:50:41 | Weblog

           

   足摺海底館。竜串海岸にあり、水深7~8㍍のところで自然の海の中が見られ。サンゴや色鮮やかな熱帯魚など100種類以上の魚をみることができる。

          

 

          

 

          

 

高知県土佐清水市にある四国最南端の岬。太平洋が一望でき、黒潮に侵食された海岸線が美しい。足摺宇和海国立公園。周辺に椿が群生しているところから、椿の岬ともいわれる。

 

          

      四国霊場38番札所「金剛福寺」。822年、弘法大師が創建したとわれる。

 

               
 ジョン万次郎の像。150年ほど前、14歳のとき出漁中に漂流し、アメリカの捕鯨船に救助されて日本人として初めてアメリカの歴史に名を残した。

 

            
 竜串海岸。1500㍍にわたり白浜青松の海岸が続く。3000年~ 6000年かかって風蝕によりできた岩のオブジェは見事。

 

            

           龍の卵と呼ばれる奇岩。

 

            

           ふるさと割烹「丸水」。ここの鯛飯は絶品!

 

            

    宇和海の天然真鯛の切り身と、卵を溶いた秘伝のタレをかけて食べる。

 

            

漁師たちが船の上で酒盛りしたお椀に、ご飯と生の鯛の身を入れて食べたのが始まりだという

 


秋の四国旅①<金刀比羅宮・大歩危・四万十川>

2008-11-14 14:50:20 | Weblog



金刀比羅宮。高校の修学旅行以来、3回目の「こんぴらさん参り」


 



ご本宮から、讃岐富士をはじめ、讃岐平野が一望できる


 



785段の階段だが、無事上ることができ、「わが体力、まだ大丈夫」と、
ちょっぴり自信を持つ


 



階段の途中に、「君が代」に歌われている「さざれ石」がある


 



大歩危に架かる橋


 



大歩危。吉野川の真ん中あたり


 



日本三大奇矯の一つ「祖谷渓のかずら橋」。平家の落ち武者が追っ手から逃れるために作られたといわれる。揺れる橋は、ちょっとしたスリルが


 



日本最後の清流「四万十川」。屋形船で川下りは、なかなか情緒がある。
えびやウナギ漁だどもおこなわれている