4月30日(3日目)、AM9:00 種子島 西之表港入港。
種子島は、鹿児島県南部,大隅半島南方約 40kmの海上にある島。
南北に細長く約 72km,東西5~12km。最高点は 265mと低く,
山地の多い円形の屋久島と対照的。
行政上は西之表市と中種子町,南種子町の2町からなる。
人口は約33,000人、地元の高校生が勇壮な太鼓演奏で迎えてくれた。
さすが、「宇宙ロケットの島」。なぜ、ここに宇宙センターがつくられたのか?
ロケットは、地球の自転を利用して打ち上げるため、赤道に近い低緯度が有利とされている。
国内で低緯度である小笠原諸島は、当時返還されて間もなく、沖縄は返還されていなかったため、
広い場所と周囲の安全を確保できる種子島が宇宙開発施設に選ばれた。種子島宇宙センターは、
『世界一美しい宇宙センター』と呼ばれている。
過去に2回訪れたことがあるので、色々あるオプショナルツアーには参加せず。
ぶらぶら歩いていたら目にとまったのが、街中にある変わったアート。
これは、「くろしおの芸術祭」という、まちおこしの一環で、2011年から行われていて、
西之表市商店街を拠点に、子どもから大人、アーティストが共同で作品づくりをしている。
芸術祭の一つに、ユニークな「ベンチを探そう!」
-商店街休憩所アートなベンチーというのもある。
街に新しい癒しの空間と、記念写真スポットを創造していくプロジェクトで、
「おもてなし」の心も感じる。
「にっぽん丸」船上から、西表市の街を望む。
種子島は、言わずと知れた鉄砲伝来の地。火縄銃の実演。
1543年、中国船に乗ったポルトガル人によってもたらされた。
種子島はまた、キリスト教布教のため1549年に鹿児島に上陸したが、
2年後の1551年11月頃、マラッカに帰る途中、種子島に逗留し、
日本での最後の地となったと言われる。
17:00、沢山の人たちに見送られて種子島とお別れ。
船内の「桜カフェ」。ここでも、ミニコンサートや落語などのイベントが行われる。
この日の夜は、4Fの「ドルフィンホール」で、落語とビンゴゲームを楽しんだ。
(続く)