里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

物好き爺の発見 引田天功と森繁久弥

2012年07月20日 | Weblog
天気予報は昼から雨で午前中に散歩。近くの寺で 引田天功の墓を発見
ご存知引田天功は横浜市生まれの奇術師。爆発などの極限状態からの
脱出マジックを得意として「脱出王」の異名がありました。一時期テレビの
脱出イリュージョンを夢中で見たものです。当時の彼の華々しさからする
と若干寂しいお墓でしたが、石塔の後には私が大好きな森繁久弥直筆の
石碑
があり、それが寂しそうな天功のお墓に花を添えているのでした。

引田家の墓(天功の本名は疋田 功です)

神技 心魂を燃やして衆と遊ぶ
       鬼才 その旅の短きを 哀しむ
」   森繁久弥直筆の碑

森繁久弥と言う文字が見えますか? 何にでも興味を示す物好き爺が
森繁久弥の碑を読んで、これが引田天功の墓である事に辿り着きました

墓から大脱出した天功は、ここの何処かに並んでいるのでしょうか?

天功のお墓の寺では蓮が今まさに開かんとしていました

今は亡き天功に、咲き終えたあざみを捧げて合掌

(24年7月20日撮影・近隣散歩、大林寺にて)