可愛いアニメも大好きなのですが・・
やっぱり大人向けの渋い名作が観たい
でも、今どきのシネコンでは若者や子供向け作品ばかり
そんな時、思い出したのが狸小路6丁目に有るミニ・シアター
「シアター・キノ」
昔から映画が大好きだったと思われる、多くの映画ファンが集まる
小さくてもステキな映画館です
まずは昨年、主演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン主演の映画
「ブルックリン」
さりげないけど力強く自分の生き方を決めて行く・・
そんな女性に変わって行く移民少女の物語です
映画・Comより・・
1950年代、アイルランドからニューヨーク・ブルックリンにやってきた
移民の少女の青春や揺れ動く心を、
「つぐない」のシアーシャ・ローナン主演で描き、
第88回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされたドラマ。
大人しく目立たない性格の少女エイリシュは、妹の将来を案じた姉の勧めで、
アイルランドの小さな町からニューヨークへとやってくる。
次に観たのはドキュメンタリー!
「ラスト・タンゴ」
再現されるアルゼンチン・タンゴの踊りのシーンは、思わず見とれてしまいます
アルゼンチンタンゴの伝説的ペア、
マリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスを描いたドキュメンタリー。
現在80代になったふたりが若きダンサーや振付師を聞き手に、
ふたりの愛と葛藤の軌跡や互いへの思いを明かしていく。
そしてその中でも特にドラマチックな場面を、
若きダンサーたちが美しいタンゴの振付で再現する。
そして・・私が20代の頃、劇場で観た
「ベニスに死す」や「家族の肖像」で大ファンになった
ルキノ・ビスコンティ監督作品
「山猫」
この映画は後年TVで見ましたが、かなりカットされていたと思われ・・
今回4K映像で復刻されたと聞き
やっと全編で観られると大喜び
一週間だけの特別上演ですので早速、観て来ました~
本物の貴族だったビスコンティ監督が細部にこだわって作られた映像は
もう~本当に素晴らしく
なんと言っても、美青年好きの監督さんが選んだアラン・ドロンが・・
美し過ぎ~~
バート・ランカスターの気品と威厳に満ちた風貌!!
舞踏会でクラウディア・カルディナーレとワルツを踊るシーンは
本当に目を奪われてしまいます
イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティの代表作で、
第16回カンヌ国際映画祭で最高賞(グランプリ)に輝いたドラマ。
日本では1964年、短縮された英語版で初公開された後、
81年にイタリア語のオリジナル完全版が公開されたがプリントの状態は悪かった。
2016年、ビスコンティ監督の生誕110周年、
没後40年を記念した特集上映
「ヴィスコンティと美しき男たち アラン・ドロンとヘルムート・バーガー」では
「山猫 4K修復版」として、「イタリア語・完全復元版」を
初の4K映像で劇場公開。
統一戦争に揺れる1860年のイタリア。
シチリア島を長年に渡って統治してきた名門サリーナ公爵家にも
革命の波が押し寄せる。
貴族社会の終焉を感じながらも優雅な暮らしを続ける公爵は
一家を連れて避暑地へと向かうが、
革命軍の闘士となった公爵の甥タンクレディが、
新興ブルジョワジーの娘アンジェリカと恋に落ちてしまう。