ひろみの「PM9」

YAZAWAなライブとYAZAWAな言葉
永ちゃん最高~!!
マジな永ちゃんに、どこまでも付いて行きます♪

「東京ナイト」から「共犯者」へ・・・

2008年05月28日 22時45分21秒 | 矢沢語録
私の選んだ矢沢語録


1987年「rockin on JAPAN」  3月号より




『東京ナイト』で現在の矢沢永吉のスタイルは完成をみた、
と解釈していいわけですか。


「思います。思いますし、もうよくやったと思う。
この間もね、『ライジング・サン』から
自分のアルバムぜんぶ聞いてね、まあ、いい作品書いたわ。
いい作品書いたけど、あれ以上出しちゃいけないと思ってる。

あれ以上は繰り返しだから・・・ここでぶち壊さなきゃダメよ。


ぶち壊すような作品が構想に浮かばなければ、絶対ダメね。
それはもう、曲だけの問題じゃない、モードの問題。
新しい古いっていうモードじゃないの、俺が言ってのは。
もう、アレンジから歌い方からエコーのかけ方から、全部。
モードを変えなきゃダメ、『東京ナイト』以降は。

だから、今年一年はオリジナル・アルバム出したくないの。
出したくないから、ちゃんとワーナー・パイオニアにも断り出して。
今年空けます、と。
その代わり、来年にですね、ちょっと今、アイディアあるし・・・


(中略)




ここらで、引っくり返さなきゃダメ、絶対に。
僕、やりますから、見てて。
だから、どっちか出てくるよ『ウワーッ最悪じゃん』というのか
『最高じゃん』というのか。
でも、どっちでもいいんだ、俺。
『最悪じゃない?』っていうのも俺の勝ちなのよ、はっきり言って。
『最高!』っていうのも俺の勝ちね。

『うん、結構いいんじゃない?』っていうのが一番ダメなのよ(笑)。
俺、そう思ってんの、今。





と言って、ワーナーから
東芝EMIに移籍しちゃった永ちゃんなんですね・・
で・・1988年にはロンドンで
まさに「最高じゃん」の
アルバム『共犯者』作ってしまったのでしたぁーーー


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映画「つぐない」

2008年05月25日 14時43分50秒 | 映画
先日、以前から見たかった映画
『つぐない』を見てきました・・

今年のアカデミー賞で、助演女優賞にノミネートされた妹役
シアーシャ・ローナンの演技が凄い・・
主演のキーラ・ナイトレイの美しい事!
衣装も本当に素敵・・・

背景のイギリスの自然・・
身分違いの恋などなど・・
私好みの文芸大作なんですねーーー



解説:
ブッカー賞作家イアン・マキューアンの
ベストセラー小説を、
『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。

幼く多感な少女のうそによって引き裂かれた
男女が運命の波に翻弄(ほんろう)される姿と、
うそをついた罪の重さを背負って生きる少女の姿が描かれる。

運命に翻弄(ほんろう)される男女を演じるのは
キーラ・ナイトレイと
『ラストキング・オブ・スコットランド』の
ジェームズ・マカヴォイ。

映像化は困難と言われた複雑な物語を
緻密(ちみつ)な構成でスクリーンに焼きつけた
監督の手腕に注目。(シネマトゥデイ)



あらすじ:
1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。
政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、
兄妹のように育てられた使用人の息子、
ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と思いを通わせ合うようになる。
しかし、小説家を目指す多感な妹
ブライオニー(シーアシャ・ローナン)のついたうそが、
ロビーに・・・




思春期の少女・・
子供のようで、小説を書いているくらいだから
すごく大人の所も有る・・
なにしろ多感な年頃の妹なんですね・・

密かに好きだったロビーが美しい姉と結ばれて・・
嫉妬とショックで
ある重大な嘘をついてしまいます

そして・・引き裂かれてしまった愛し合う二人の運命やいかに・・




なにしろ二人を、なんとかもう一度合わせてあげたいし・・
自分の嘘の重大さに後で気が付く妹も可愛そう・・
観ていて胸が痛くなる程です

BGMの重厚な音楽も素晴らしく
派手な戦闘場面は無くても戦争の悲惨さが
ひしひしと伝わって来る映像も良い・・


今の所・・私の中では今年度一番の映画に、なりそうでーす
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根っこには『成り上がり』が・・・

2008年05月21日 21時49分56秒 | 矢沢語録
5月12日の読売新聞 に
こんな対談記事が有りました・・今頃って話ですけど・・
この所、忙しく じっくり新聞を読む暇が無かったので
しばらくキープしておいたのでーす・・・




読書の魅力を伝える対談シリーズ「新.読書生活」
作家の重松清さんとコピーライターの糸井重里さんが
「青春時代に出会う言葉」をテーマに語り合った・・。


重松さんは、永ちゃんの『成り上がり』に影響を受け
何百回も擦り切れるほど読み・・
心を動かされた所には線をひいていた!って事は有名ですよね





重松
「成り上がり」にかかわったころは、
糸井さんも有名ではありませんでしたが、
巻末に「はぐれているヤツに読んでもらいたい」と書いています。

糸井
「アイ.ラブ.ユー OK?」と言い切ってしまう矢沢さんの登場は、
学生運動に参加した経験を持つ同世代にとっては、劇画のようでした。
全共闘運動も終わり、挫折した、全部負けた、
どうしたらいいんだと悩んでいるのは本当は少数派だったんですよ。
大学生の数はまだ少なかったから。

重松
「邪魔だなと思いながらデモ行進の脇で
配達の車を運転していたりする若者の方が多かった。
メディアを通したらその図式は中々見えてきません。



そして重松さんは・・・

現在の僕の根っこには『成り上がり』との出会いがあります。
本当に幸せだったと思います。
本との出会いは、何も名作である必要はありません。
不意打ちのようにして、たまたま目にした言葉や、
手に取った一冊の本に救われる事は絶対あると信じています。





確かに・・・
永ちゃんの話は分かりやすい
そして・・理屈じゃなく
がむしゃらに一生懸命頑張る姿が凄ーく感動的でしたぁーー


『成り上がり』は面白いので一気に読めるし
何だか勇気が湧いてくる・・


迷える?若者に、ぜひ一度読んでもらいたいと思いました・・



ちなみに・・私が若い頃好きだった作家は・・
「太宰治」かなーー!?と思います。
なにしろ昔々の事なので・・

「人間失格」は何度も読みましたが・・
読むたび印象が変わって・・なるほど深いぞと、
私なりに思ったのを覚えています・・

太宰は以外とユーモアが有って笑えますし・・





今日の写真は「黒百合」
北大植物園に、ひっそりと咲いていました・・
濃い紫の小さな花ですが
アイヌ伝承では「恋がかなう花」だそうですよ・・
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音楽を好きでいられるよう努力する・・!?

2008年05月18日 19時37分17秒 | 矢沢永吉
肌寒さが続いていた札幌ですが・・
この週末は久しぶりに暖かく
気持ちの良い休日になりましたぁ・・

 
矢沢公式サイト・プラチナ
久しぶりにラジオを聴いていましたら・・
1993年、アルバム「HEART」のプロモーションで
永ちゃんが色々おしゃべりしていました・・

本当に永ちゃんの話は面白い・・
恋の話では・・
「恋をした時のドキドキ感が良い」とか・・
司会の方に
「矢沢さん、やっぱり音楽がお好きなんですね!」と言われ・・
「音楽を好きで居られるよう努力している・・
どういう事かというと、一年のうち、音楽から離れる時期を
しっかり持つようにしている!」と永ちゃん・・

そこで・・
スキーを始めた頃のお話を・・
「始めて滑った時は・・どけどけどけーーって・・
なにしろ止まらない 岩にぶつかって倒れていたら・・
インストラクターが助けてくれて・・
『矢沢永吉が倒れていたらまずいでしょ』って・・


司会の方も、何処まで笑っていいものか・・
なにしろ関西の番組ですし・・
もっと色々突っ込み入れたい所なんですが・・
なにしろ相手は矢沢永吉です・・

少し戸惑っている様子が垣間見えて・・微笑ましいのです・・




 「フライデー・トリコロール 」

1993年2月26日、3月5日 FM大阪でON AIR。
今から14年前の懐かしい番組。
OA当時、既にデビューから20年を超えていた矢沢は、
自身の音楽活動について熱く振り返った。
今と全く変わらない言動の矢沢節が、
当時の声で聴ける貴重な番組。
アルバム『HEART』発売を記念しての出演であったが
『HEART』以外からの選曲も秀逸である。




って事で・・久しぶりにアルバム「HEART」を聴いてみました
なんて良い曲ばかりなんでしょ

一曲目「涙が・・涙が」静かーーに、雨音から始まり・・
どの曲も洗練された大人の雰囲気・・

「もう戻れない」「黄昏に捨てて」「ハートエイクシティ」
一番のお気に入りは「魅惑のメイク」
永ちゃんのボーカルが最高にカッコ良いロックなんです




今日の写真は今が満開のライラック
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「ぼーっとする・・! 創造を引き出す・・!?」

2008年05月13日 22時56分00秒 | 矢沢永吉
12日の読売新聞朝刊に・・

脳科学者、茂木健一郎さんの、ちょっと面白いお話が載っていました・・
NHK・TV「プロフェッショナル 仕事の流儀」の司会をされている
あの、脳科学者の方ですね・・・


「創造性を育む上で『何もしなくても良い』という空白は
必要不可欠である。
歴史上、空白の時間に大発見がなされた例は枚挙に暇が無い。」
とか・・・

「新しい発想の種は、どこに潜んでいるかわからない。
いつも仕事に追われていては、
せっかくの想像性の芽を育てる事が出来ないのである。」
とか・・・


「時には思い切り『空白』を入れて脳の活動に
メリハリをつけることが、自分自身の潜在能力を
最大限に引き出すための秘訣となる。
ぼーっとする事の効用を、私達はもっと大切にした方が良い。」

と、このような事を言われています・・・



なるほど・・ 
なにしろ脳科学者ですから、説得力がありますよね


って事で・・永ちゃんなんですが・・
やっぱり、永ちゃんも、仕事ばかりじゃいけません・・
脳に空白を作らないと、新しい物は生まれてこない



武道館102回を終えて・・
全く動きが無いのは今まさに・・「脳に空白」を
作っているのかもしれません・・・

今までとは違う何か・・を、探している所ではないかと思うのです・・



でも・・このお話・・
私のように毎日毎日ボーっとして・・

新しい発見どころか、日々の必要事項まで忘れてしまう今日この頃・・
脳に空白ばかりの人間には関係無いですよねーーー



今日の写真は今が見ごろ!満開の「花海棠」です
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「苦い雨」から「Big Beat」・・矢沢節炸裂!

2008年05月11日 19時59分28秒 | 矢沢永吉
今月は・・初夏の暖かさが続いたかと思ったら・・
先週末には道東に雪が積もったり・・
ミャンマーではサイクロンの直撃で多くの犠牲者が・・
地球温暖化のせいか・・
極端から極端に行っちゃうので・・本当に怖いですね・・




2004年のツアーDVD
「FIFTY FIVE WAY」を久しぶりに観ましたぁーー
改めて・・最高のライブだったんですね
セットリストも最高だし


特に中盤の
「苦い雨」から「BIG BEAT」へと畳みかける所
大好きな2曲で最高に盛り上がりましたぁーー
「苦い雨」
この、ちょっとゆっくり目のロックが
まさに矢沢節・・
もうーーたまりませーん


バラードの「もう戻れない」
本編最後に来た「パシングライト」も大好きですし
最後の最後にもう一発
「When You Wish Upon a Star 」が来ましたから・・
これが矢沢の「星に願いを」なんだぁーーー素敵ーーって
幸せ気分になったのを思い出しましたぁ



映像も・・じっくり観てみると
時々スロ-モーションが入っていたり
多角的なカメラアングルにも新さを感じました

永ちゃんは声も動きも完璧で・・
引き締まった身体を強調するような衣装も
凄くオシャレで似合ってる・・


2004年は
私の武道館デビューの年
その分、思い入れも強く・・
発売当初観た時は・・なんだかイマイチ良さが伝わらない・・
これって何故なんでしょう・・
やっぱり現場で本物のライブを観た後だからですよね・・
DVDじゃ物足りなく感じるんでしょうね・・



01.THE TRUTH
02.ロックンロールドラッグ
03.Shake Shake Shake
04.もう戻れない
05.リナ
06.ラヴ・ファイター
07.Oh Yeah
08.ドクター!ドクター!
09.YOU
10.ラスト・シーン
11.BELIEVE IN ME
12.年甲斐ない 関係ない 限界なんてない
13.A DAY
14.ウィスキー・コーク
~ I LOVE YOU, OK 15.苦い雨
16.BIG BEAT
17.背中ごしのI LOVE YOU
18.YOKO
19.サブウェイ特急
20.PURE GOLD
21.パッシングライトbr> <ENCORE 1>
22.世話がやけるぜ
23.止まらないHa~Ha
24.トラベリン・バス
<ENCORE 2>
25.When You Wish Upon a Star

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映画「大いなる陰謀」 

2008年05月07日 21時09分22秒 | 映画
今日は・・午前中少し時間が有ったので
以前から観たかった映画「大いなる陰謀」を急ぎ観てきました・・
でも・・ゴールデン・ウイークが終わったばかりの映画館
何だか閑散としていて・・ちょっと寂しい位でしたぁ・・


テロ戦争の本質や、マスコミの情報操作・・
目の前の事だけを考えている無気力な若者達など・・
さすがレッドフォード監督
観終わった後からも、じっくり考えさせられるような映画
現実・・日本でも同じような問題が有りますし・・


それにしても・・
殆どセリフだけで緊迫感を出して行くような渋い作り
なので・・大ヒットという訳には行かないのでしょうねーー
でも・・良い映画です 
かなり深い内容でーす







解説:
ロバート・レッドフォードが7年振りにメガホンをとり、
レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズと
オールスターキャストが勢ぞろいし、
アメリカの対テロ政策の裏を描く感動的な群像ドラマ。

政治家とジャーナリストの間で繰り広げられる
サスペンスフルな展開に、
戦場でのドラマ、
大学教授と無気力な生徒のやりとりが複雑に絡み合う。

戦争や生死の意味という根源的な問題への、
レッドフォードのアプローチに注目したい。
(シネマトゥデイ)

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矢沢は何時も前向きに・・!!

2008年05月04日 19時00分31秒 | 矢沢永吉
五月に入り・・もう暑い位です・・
フエーン現象とかで・・オホーツク側では
30℃を越えてしまったようなんです・・
とは言っても今日の網走の最低気温は1℃なんですから
本当に気が抜けません・・・


ゴールデンウイーク後半が始まり
札幌の桜はソメイヨシノが、すでに葉桜になり・・
今は濃いピンクの八重桜が満開になっています・・




いまだ動きの無い永ちゃん・・
私はDVDを観て、しばし永ちゃんの人生を考えていましたぁ・・


「THE REAL」で昨年のコンサートを思い出しながら観て
次に「矢沢永吉ヒストリー」のビデヲで
30年前・・武道館1回目の映像をもう一度確認・・

やっぱり当時の永ちゃんは若ーーい
豹のような目だし・・
あの黒シャツにサスペンダーもピッタリ決まってる・・
マイクターンも軽々と・・
しかもジャンプしながら歌ってまーす 
特にアンコールの白スーツ
襟を立てて登場・・ 少し乱れたリーゼントが
たまらなくカッコ良いーー
当時の永ちゃんの勢いが、ほとばしる映像なんですね



と、思いながら次は・・
2004年の「FIFTY FIVE WAY」のDVDが観たくなり・・
永ちゃんが55歳を記念して2004年の動きを
ドキュメンタリーやインタビューを織りまぜながら
7月のロック・オデッセイ、8月からのクラッシック2・・
10月からの通常のツアーこの3つの
ライブシーンが一度に観られるDVDでーす


これを改めて観ていると
30年前、あのバリバリの永ちゃんが・・その後
フル・オーケストラをバックに繊細なアレンジと
圧倒的な歌唱力で、じっくり聞かせるクラッシック2のステージをするなんて・・


当時、誰が想像したでしょうーー


永ちゃんの人生は、やっぱり凄い
若さはもう無いけど・・今が一番輝いている・・


何時も前進・・前向きに新しい事に挑戦する永ちゃんが
やっぱり私は大好きで素晴らしいと思いましたぁーー




今日の写真・・
今年初の寄せ植え・・この暖かさで、とっても元気です
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