「女は二度決断する」
ドイツ映画だそうですが・・
劇場で予告編を見て、これは観たい!って思いました
平凡に家族と楽しく暮らしていた主婦が
突然、ネオナチのテロで愛する夫と子供を殺され
不幸のどん底に落ちてしまう!というストーリー
主演女優ダイアン・クルーガーさんの圧倒的な演技力
胸が締め付けられるような緊張感が続き
最後まで目が離せません
人間って・・
あまりに悲しい出来事が起きてしまうと
身近な家族や友人でも分り合えなくなって
どんどん孤独に追い込まれてしまうのかもしれませんね・・
その様子が、とてもリアルなのです。
たとえば・・
事件が有った時妊娠中で、とても親身になってくれた
仲良しの友人に、その後子供が生まれ
孤独な生活を送っていた彼女を心配して訪ねてくる・・
でも愛する子供を殺された彼女は
その赤ちゃんを見るだけで、とても辛く
友人とも距離をとってしまう・・
そんな繊細な内面が表現されていました。
テロの複雑な背景などは省略し
被害者の辛さ悲しみ孤独などの内面をとことん描いていて
最後は大きな決断をする主人公
本当に胸に迫る素晴らしい映画でした
映画・Comより・・
「愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」「ソウル・キッチン」でカンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭それぞれで受賞歴を誇るドイツの名匠ファティ・アキン監督が、ダイアン・クルーガーを主演に迎え、突然の悲劇で家族を奪われた主人公の女性が絶望の中で下す決断を描いたドラマ。ハリウッドはもちろん、フランスなどヨーロッパ映画でも活躍し、英語、フランス語、ドイツ語を操るクルーガーが、ドイツ語を使った演技に初挑戦し、2017年・第70回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。ドイツ、ハンブルグ。トルコ移民のヌーリと結婚したカティヤは幸せな家庭を築いていたが、ある日、白昼に起こった爆発事件に巻き込まれ、ヌーリと息子のロッコが犠牲になってしまう。警察は当初、トルコ人同士の抗争を疑っていたが、やがて人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明。愛する家族を奪われたカティヤは、憎しみと絶望を抱えてさまようが……。
もう一本は、爽やかな雨上がりの風のような女の子と
少し人生にくたびれてはいても人間的に優しさと強さを秘めた
バツイチ40男の恋物語
「恋は雨上がりのように」
主演の小松菜奈ちゃんは
真っすぐに見つめる大きな瞳と長ーい手足
まるでコミックから飛び出してきたような女の子
そんな彼女に恋されるバツイチ店長が大泉洋
しっかり笑いもとれて、カッコイイ演技もちゃんと出来る
当代随一の売れっ子俳優、大泉洋がハマリ役でした
ただの青春映画ではありません・・
人生に挫折しそうになった二人が出会って再生するまでの感動ドラマなのです
店長の友人役、チームナックの戸次重幸さんも良い味出してました
映画・Comより・・
冴えないファミレス店長に片思いした女子高生の恋の行方を描き、テレビアニメ化もされた眉月じゅん原作の同名コミックを、「渇き。」の小松菜奈と「アイアムアヒーロー」の大泉洋共演で実写映画化。怪我で陸上の夢を絶たれた高校2年生の橘あきらは、偶然入ったファミレスの店長・近藤正己の優しさに触れたことをきっかけに、その店でアルバイトをはじめる。45歳の近藤はあきらより28歳も年上で子持ちのバツイチだったが、あきらは密かに近藤への恋心を募らせていく。ついに思いを抑えきれなくなったあきらは告白するが、近藤は彼女の真っ直ぐな気持ちを受け止めることができず……。「帝一の國」「世界から猫が消えたなら」の永井聡が監督を務める。