日本語「誤」百科 924 二安打でマルチ安打 を例題にしている。マルチ安打 は、複数安打として定着している。コラムの解説は、マルチ安打 を3本以上として規定している。マルチが多数で3本打てばそう認めてよいとの論理で、いつもながら、マルチの意味内容のとらえ方がこのコラムで規定する正しさの主張で、コラムの言うところでは正しいのだろうけれど、それをもって、一般にいわれるところの、マルチ安打 という説明を曲解していることになる。コラムが言う、マルチ安打 複数安打 そのともに意味するところ世間の使い方はそうなっているので、一般使用で変わらない。それで、ことさらにそう言えばよいというのは、カタカナ語を避けようということだけだろ。因みに、サイクルヒット という表現があったりするが、どうだろうか。3安打は猛打賞、これは賞品が出るようだし、もともと、固め打ち とも使うプロ野球界の用語である。 . . . 本文を読む
文学とは何か、命題は、文学は哲学である、ということを考える。この文学は日本の文学を言う。そして哲学は論理であるが、諸学の言葉を意味する。知恵を意味する愛知の学問であってよいが、西洋の伝統学問の哲学に相当するものを日本では文学としたということである。文学そのものは劇から始まるか、神話からとらえるか、そこには歴史のこともあるだろうし宗教の経典もあるだろうから、文学の見方考え方はさまざまである。文学を哲学と見るとそれは虚実のことがらが議論されることになる。文学を見てそこにある物語を虚構とすれば文芸のことになる。文学にあることばによる記録を見るならそれは事実か、真実かとなる。歴史記録でもあるし、先人の教えでもある。文学を言語芸術におけばそれは文学そのものの本質を美に於くか、また言語表現に見るか、ということになり、それは詩に始まる。日本の文学は言葉を取り入れそれを学ぶことから始まっているので、学問のようである。 . . . 本文を読む
イラン核合意 実行開始 欧米、一部制裁を緩和 20140121中日新聞トップ記事、見出しである。リードには、イラン核問題の包括的な解決に向け、国連安全保障理事常任国にドイツを加えた六カ国とイランが昨年十一月に合意した第一段階の措置が二十日から始まった、とある。記事左の見出しは、氷雪を熱く ソチ五輪結団式 葛西首相ら と見える。記事には、ソチ冬季五輪に出場する日本選手団の結団式が二十日、東京都内のホテルで開かれ、夏季五輪も含め史上最年長の四十一歳で選手団主将を務めるノルディックスキージャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)ら選手、役員合わせて百二十六人が出席した、とある。その記事の下には、五輪組織委副委員長 豊田市で最終調整 とある。会長には森喜朗元首相が決まっている。一面中央の中段には、カジノ反対 協議会結成へ 弁護士ら 都知事候補に質問状 と見える。 . . . 本文を読む