正月風景を静かな町のイメージでとらえるのはひと昔もふた昔も前のことを思い続けるからだろう。いまに正月をそのままに受け止める子たちのはその思いはない。初売りと福袋が変えてしまった商店街、その街はスーパーマーケットになり、大型ショッピングモールとなり、デパートの商法も同じに2日、3日と人出でおおにぎわいだ。すべてが変わった。時代を映す鏡は若者たちの普通の姿だ。ハレとケの違いがない。氏神様に参って願いごとをするのはすこしの家族連れである。コンビニエンスショップが日常と変わらぬ営業でそこには必要なものが常に届けられる。POSシステムからコンピュータ管理で品ぞろえは思いのままに配達が来る。そういえば元日から宅配便がやってきたのは驚く程ではないのか、年賀状も毎日配達で正月がどこにあるのだろう。それをかこつわけではない。研究室に出てパソコンの前に座ってすることは31日から2日をおいてのこと、非日常の日常は日常の非日常へと変わった。 . . . 本文を読む
日本はさきの大戦で15年戦争をしてきた、そして太平洋戦争は5年足らずになるが、あるいはまた、大東亜戦争を終わらせ、敗戦を受け容れてから日本国となる。戦争の年表には、太平洋戦争の年表 社団法人 日本戦災遺族会 昭和54年度「全国戦災史実調査報告書」より 詳しく知るところ、その帝国は民主国家となるまで、なお被占領国であったから、国家体制が日本となるまでの国体は変わったのである。日本という名称は大日本帝国から日本国となったと憲法の名前で示すようである。日本を大和と意識してきたのは鎖国を経て国の内外の情勢に取り巻かれるなか、にほん、と言うことのできる清音読みを古来のものと決めて、国号を、やまとから代えたのであろう。その大和の勢力は日本の勢力にとってかわられたのである。 . . . 本文を読む
詣でるは、まいず 参出 の音変化とする。参る 出る まいでる を、まいづ として音変化を見るとよい。参詣 参拝 と類義語がある。初詣とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事 と参詣と参拝をあわせた解説があって、一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりする と見える。初参りともいう、と言うので、しばらくそれを見ると、次のようである。ウイキペディアより。 >元々は「年籠り」(としこもり、としごもり)と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に籠る習慣であった。やがて年籠りは、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今日の初詣の原形となった。江戸時代末期までは氏神またはその年の恵方の方角の社寺に詣でること(恵方詣り)が多かったのだが、明治以降では氏神や恵方とは関係なく有名な寺社への参詣が普通になっている。また現在でも、除夜に一度氏神に参拝して一旦家に帰り、元旦になって再び参拝するという地方がある。これを二年参りという。 . . . 本文を読む
東海道新幹線が不通になっている。有楽町の沿線火災による影響だと言う。上下線全線が動いていない。帰省客で大変な混雑だろうに、復旧の見通しがでいない。中日新聞20140103、トップ記事の見出しは、リニア中間駅 亀山に 大阪延伸時、奈良にも JR方針 とある。リードには、2027年に東京―名古屋の開業を予定するリニア中央新幹線で、JR東海が四五年に大阪まで延伸するルートについて、三重、奈良両県に中間駅をつくり、新大阪駅に接続させる方針であることがわかった、とある。ニュース記入時から新幹線運転再開の知らせが出た。朝6時10分の電車が6時間たって動き始めている。8時台の列車になった。 . . . 本文を読む