上品な言葉遣い、やさしい言葉遣いに、日本語の美しさを求める。そこにあるのは語法である。敬語をもって美しい言葉遣いとするのは、どういうことか。野卑な、野蛮な、それは乱暴であり、相手を不快にするものである言葉であるよりも、人と人との間で交わされる言葉であるならば、そこにあるのは、相手への敬意と尊厳を表す言葉遣いである。敬語を見直すことは、わたしたちの日常の言葉遣いで求められる美しい日本語のこととなる。現代語は、です、ます という文体をもって、丁寧な言葉遣いとしている。それがすなわち、敬語使用なのであるから、その言葉遣いにすでに美しさを求めている。意識することなく、そのような言葉遣いを用いる現代語を、さらに方言、その普通の言い方をする意識との違いは、それが警護であるからというような、わざわざそこに差を持つことなく、言葉遣いの使い分けではあるが意識の違いがなくなっていることは、それを丁寧な言葉として美しい日本語なのであると考えるべきである。 . . . 本文を読む
アメリカ合衆国と北朝鮮人民共和国と核実験の停止をめぐるツイッターと国営メデイアのやり取りは、ミサイル開発と核爆弾の製造をめぐる実践準備状態であった。その戦争状態にあったことから、大韓民国と朝鮮半島の南北問題に、急激な展開があった。米朝の会談中止、そして再開の決定となる経緯には、その漁夫の利をえるかのように中華人民共和国が介在して、米中の争いの構図が出来上がりつつあるところである。そこに、ロシア連邦が加わる様相となって、6か国協議の顔ぶれがそろうことになる。休戦を終戦に持ち込みたい思惑が動き出して、朝鮮半島は緊張状態を解決するのだろう。その見通しに日本の取る会談へのスタンスは如何なるか。同盟国との自衛を言うのは、共同防衛にあたるかどうかを正当にする議論の基盤がない。国内にある政治のやり取りには前進する日本の将来を捉えようとする、その議論がない。 . . . 本文を読む
品詞は単語についての文法の情報である。品詞分類がどのように行われるか、その考え方、捉え方のことを抑えておく。名詞は単語の文法によるとすると、単語の文法とは、文においての働きを指す。その語の性格をどう見るか、品詞性ということである。
ヨーロッパの言語を広く見れば、例えば、ドイツ語の名詞 Nomen，Substantivには、性 Genus、数 Numerus、格 Kasus/Fall 、3つの区分があります、という説明があり、その文法を持つものがある。これは英語で同じように説明するが、数と格はあっても、男性名詞、女性名詞と捉えることはない。さらに、格についても述語動詞との関係をわかりやすくしてきている . . . 本文を読む