いささか、誉め言葉を探すのは難しいが、中学生による王室への挨拶言葉として話題になった記事である。メディアの取り上げ方は女優としての姿であるが、年齢のこともあって、そのパフォーマンスは称賛された。これからの敬語というパンフレットが1952年、昭和27年に文化庁から出されたが、それ以後、新聞ラジオなど、王室に対する敬語を分かりやすくとするものとなった。メディアとなっていまは、テレビに限らず、インターネットでも自由な言葉遣いが許されているが、この許すかどうかの物言いにも時代による隔世の感があり、平成を通じての国民と王室のかかわり方が大きく変わったのであろう。 . . . 本文を読む