我が家には2匹の犬が居る。パグ犬のトビオ君とこの写真のクロだ。柴犬のラッキーを含めてもともとは3匹だったが、先輩格のトビオ君と後輩のラッキーがそりが合わず、血を見るような喧嘩をするので、結局ラッキーを義父に貰ってもらった。
トビオはおっさんみたいな割りに甘えと嫉妬心が強く、いつも主人公だ。クロは文句も言わずいつもじっと我慢する役割だ。クロはもともとペットショップで売れ残った犬で、店の人もあまり奨めなかった。案の定病弱で、しかもいつまでたっても幼稚な面影が消えない。あるとき、おしっこが出なくなって、動物病院に電話すると、すぐに連れて来て下さいとのこと。直に手術して一命を取りとめた。尿道結石だった。それからも免疫介在性溶血性貧血という病気にかかったり、可哀想だった。けなげで幼稚なクロは、人に触られるのが嫌いだったが、今は慣れてきて私の足に飛び乗り、ペロッと顔をなめる。ただ、いつもくしゃみするので参るが。
いつもトビオ君にスポットが当たるが、クロは文句も言わない。ただ私が食事を始めると、必ずクスンクスン泣いてアピールする。クロを部屋に出すと、トビオが警察官のように猛然と止めにかかるので、サークルの中が多いのだ。
トビオは人間と同じ感性を持っているので、プライドを傷つけると、これまた可哀想なのだ。一見平和な犬の暮らしにも、日々あれこれ複雑だ。
以前2匹とも家出して行方不明になったことがある。警察署から連絡があり、どんな犬ですかと聞かれ「アウウ、アウウ」と言うと、「アッ、その犬です」と見つかったのがクロ。
引き取りに行って帰るとき、若い女性の腕に抱かれて入って来たのがトビオ君だった。トビオはいつも抜け目が無い。クロはいつもけなげだ。
トビオはおっさんみたいな割りに甘えと嫉妬心が強く、いつも主人公だ。クロは文句も言わずいつもじっと我慢する役割だ。クロはもともとペットショップで売れ残った犬で、店の人もあまり奨めなかった。案の定病弱で、しかもいつまでたっても幼稚な面影が消えない。あるとき、おしっこが出なくなって、動物病院に電話すると、すぐに連れて来て下さいとのこと。直に手術して一命を取りとめた。尿道結石だった。それからも免疫介在性溶血性貧血という病気にかかったり、可哀想だった。けなげで幼稚なクロは、人に触られるのが嫌いだったが、今は慣れてきて私の足に飛び乗り、ペロッと顔をなめる。ただ、いつもくしゃみするので参るが。
いつもトビオ君にスポットが当たるが、クロは文句も言わない。ただ私が食事を始めると、必ずクスンクスン泣いてアピールする。クロを部屋に出すと、トビオが警察官のように猛然と止めにかかるので、サークルの中が多いのだ。
トビオは人間と同じ感性を持っているので、プライドを傷つけると、これまた可哀想なのだ。一見平和な犬の暮らしにも、日々あれこれ複雑だ。
以前2匹とも家出して行方不明になったことがある。警察署から連絡があり、どんな犬ですかと聞かれ「アウウ、アウウ」と言うと、「アッ、その犬です」と見つかったのがクロ。
引き取りに行って帰るとき、若い女性の腕に抱かれて入って来たのがトビオ君だった。トビオはいつも抜け目が無い。クロはいつもけなげだ。