昆陽池の昆虫館に入ると、チョウ温室があり、千匹以上のチョウが飛び、熱帯の色鮮やかな花が咲いている。コートを着ていると汗をかくが、ヒラヒラと音も無く舞うチョウは、ときどき人の指に止まったりする。子どもたちが蜜を指につけて、チョウを誘うと、疑うことなく寄ってくるのだ。
チョウの姿をアップすると、怪獣かバレリーナか、美しくもあり恐くもある。
写真を撮ろうとするがなかなか素早くて大変だ。「なかなか撮れないねえ」孫を連れたおじいさんが、同情してくれた。かと思うと、人間を全く気にしないで、花の蜜を吸うのに熱中しているチョウもいる。
蜜を吸うときは、羽を閉じていることが多いが、開いたり閉じたりするのもいて、開いたときの美しさは格別である。何かの意味があるのだろうなあ。
温室の中は独特の平和な楽園である。人や荒々しい動物達のような争いごとが無いように見える。命が短いせいで、無駄な争いをしないのだろうか。
生き物の生態は、時として感動的でもある。
チョウの姿をアップすると、怪獣かバレリーナか、美しくもあり恐くもある。
写真を撮ろうとするがなかなか素早くて大変だ。「なかなか撮れないねえ」孫を連れたおじいさんが、同情してくれた。かと思うと、人間を全く気にしないで、花の蜜を吸うのに熱中しているチョウもいる。
蜜を吸うときは、羽を閉じていることが多いが、開いたり閉じたりするのもいて、開いたときの美しさは格別である。何かの意味があるのだろうなあ。
温室の中は独特の平和な楽園である。人や荒々しい動物達のような争いごとが無いように見える。命が短いせいで、無駄な争いをしないのだろうか。
生き物の生態は、時として感動的でもある。