ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の穴(2)

2017-06-25 20:59:43 | 水戸

六地蔵寺(六反田町767)
 寺の北側に胎内くぐりの洞窟があります。碑によると石屋さんが貢献したようです。また、六地蔵寺の中興第3世の恵範(えはん)は、「土龍(もぐら)の恵範」と称されて、土室にこもって勉学に励んだそうです。この洞窟もそれに関係あるのでしょうが、恵範の穴蔵がどこにあったかはわからないようです。

 

弘道館(三の丸1-6-29)
 幕末の藩内騒乱で、会津から戻って弘道館に立て籠もった諸生党に対して、官軍となった天狗党が攻撃してできた銃丸による穴が今もたくさん残っています。写真は正庁入口杉戸に残る弾痕です。

 

偕楽園(常磐町1-3-3)
 ウメは木によってなぜか、中心部を守る樹皮に問題があるのかもしれませんが、心の部分がなくなってしまうようで、ねじれたり、臥龍梅のような形状になるようです。そのひとつのかたちとして穴があるようです。

 

かたくりの里公園(有賀町2053-2)
 徳川氏の前の領主であった佐竹氏は、領国の各地で金山を開発し、その産出量は全国の第3位だったそうです。有賀金山もその一つだったそうです。

 

神崎坂(常磐町1)
 常磐線臨時駅・偕楽園駅前の道を東にいったところにある、神崎坂(かみさきざか)上り口にある、神崎石を切り出した跡の穴です。今も水がしたたりおちていて、普通のものを保存する穴蔵としては不向きなようです。

コメント
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