ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の山門の中に入った本堂(2)

2022-02-28 20:32:37 | 水戸

 どのお寺もみごとに本堂が門の中に入っています。

 

妙徳寺(加倉井町909)
 ここは加倉井館という城址だそうで、門前には堀の跡が、寺の背後には土塁の跡が見られます。茨城県の日蓮宗で一番古いお寺だそうです。本堂近くに梅の古木があります。

 

神応寺(元山町1-2-64)
 天正19年(1591)に神生平(かのうだいら 藤沢小路)に建立された藤沢道場が始まりで、その際は、現・藤沢市の本山再興までの間、時宗の本拠地にもなっていたそうです。延宝8年(1680)現在地へ移ったそうです。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 天和2年(1682)に水戸藩家老・中山備前守信正を供養するために建てられた香華院というお寺で、宝永5年(1708)に今の寺号になったそうです。本尊の勢至菩薩が二十三夜様といわれて、広く信仰されたそうです。

 

清巌寺(元吉田町3240)
 文禄3年(1594)に常陸太田市から移ったともいわれているそうです。関東第4番観音の札所としても広く信仰されたそうです。

 

蓮乗寺(元吉田町2705)
 かつては上市にあったそうですが、元禄17年(1704)に今の地に移ったそうです。池上本門寺の末寺で、常陸では広く知られた寺院だそうです。

水戸の山門の中に入った本堂(1)

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ぶらっと歩きの風景in水戸(93)

2022-02-27 19:07:26 | 水戸

ハクチョウ(千波湖南岸)
 別にどうということもないながめですが、何となく面白く思いました。千波湖の野鳥は、餌やりにそうとうなれてきているようです。

 

モズ(逆川緑地 千波町)
 たぶんモズなのでしょう。考えるモズといった感じです。モズはほかの野鳥と比べて、長く枝にとまっているようです。

 

雛人形(見川稲荷神社 見川2-91)
 神社でも雛人形を飾るようになってきたようです。なんとなくしっくりしているように見えます。

 

ウロのある切り株(逆川緑地 千波町)
 樹木が倒れることの危険性がいわれるようになってきているようです。逆川緑地で見た切り株ですが、たしかに、これくらいウロができると、そうとうあぶなそうです。左側のウロも中央のウロにつながっています。

 

消毒液(茨城県立近代美術館 千波町666-1)
 アルコール消毒薬で、こんな表示がありました。私のような酒好きにはたいへん説得力がありますが、ほんとかなあとも思います。

ぶらっと歩きの風景in水戸(92)

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水戸の扇(1)

2022-02-26 20:02:36 | 水戸

山門の佐竹氏扇紋(天徳寺 河和田町914-1)
 一旦は源頼朝に討たれた佐竹秀義が、その後頼朝に仕えて出兵したときに、白旗で参加したそうですが、源氏の白旗と紛らわしいということで、頼朝から旗の上に扇をつけるように命じられたことから出来た家紋だそうです。水戸では、徳川氏にいじめられた寺社には佐竹氏の名残がときどきあるようです。扇の中の丸は月だそうです。

 

頼房像(36°22'22.4"N 140°28'53.5"Eあたり)
 扇を持ち、刀を差した頼房正装の姿が、篠原洋によって作られているようです。

 

享保雛(水戸市立博物館 大町3-3-20)
 現在、「渡り鳥の不思議」展と同時に、「水戸城下の雛まつり」展が、水戸市立博物館で開催されていて、そこに展示されていました。時代ごとに分かりやすく雛人形が展示されています。享保年代(1716-36)くらいさかのぼると、おひな様も、現在の感性とはそうとう違った顔立ちで作られているようです。持っているのは檜扇(ひおうぎ)という、ヒノキの骨の扇だそうです。

 

徳川吉子歌扇(弘道館 三の丸1-6-29)
 斉昭の妻・吉子(扇面右端が吉子)が梅を詠んだ和歌が書かれた扇面だそうです。「したひこぬ 人もあらじな おほ国の よそまでゆかむ 梅の下かぜ」(梅木の下を吹く風は、藩の外まで吹いて香りをひろめ、慕ってこない人はいないだろうという感じなのでしょう)。これなど、吉子が斉昭を信頼していたことが感じられる歌のような気がします。

 

板戸の歌扇図(好文亭 常盤町1-3-3)
 普通は、ふすまに扇面が貼られるようですが、好文亭では、板戸に扇面が描かれています。モミジアオイとユリとケシボウズのようですが、須田珙中(きょうちゅう)が、戦後、好文亭復元のときに描いたようです。

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水戸の光明真言供養塔(2)

2022-02-25 19:49:14 | 水戸

奉為供養光明真言(小林ふるさとコミュニティーセンター 小林町867-1)
 元文1年(1736)とあります。光明真言から下が見えません。小林町には、ほかにも三百万、五百万といった光明真言碑があるようなので、これも「光明真言」の下にそうした数字があるのかも知れません。

 

光明真言供養塔(慈眼寺 有賀町1071)
 右に天明8年(1788)とあり、下部に、当所(右)講中(左)敬白(下)とあるようです。お寺が中心になってたてられたという感じです。このお寺の今の住職は音楽好きだと誰かから聞きました。

 

光明真言供養(墓地 飯島町36.372610, 140.392935あたり)
 寛政3年(1791)とある石碑です。これも「光明真言供養」までしか見えません。

 

供養塔(石地蔵墓地 堀町36.406132, 140.427909)
 堀町墓地の石造物群の中にある、天保2年(1831)に建てられた碑のようです。剥がれてよく分かりませんが、「坪中」とありますので、地元の講中が建てたのでしょう。

 

光明真言供養塔(鯉淵東薬師堂 鯉淵町862-1)
 石造物群の中の一つです。天保3年(1832)ありますが、当時から、屋根で守られていたのでしょうか、あまり風化しないで残っているようです。側面に男女講中とあります。こうした形の講もあったようです。

水戸の光明真言供養塔(1)

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水戸市植物公園の梅の花(1)

2022-02-24 18:53:31 | 水戸

 偕楽園HPの梅図鑑になくて、水戸市植物公園(小吹町504)の梅林で見た梅花です。まだ、早くて、満開といった感じの梅はありませんでしたが、わずかに咲いていた花を撮してきました。

 

青萼梅(アオガクバイ)
 小枝が青い青軸性で、そうした梅では珍しい八重咲きの梅だそうです。花の色は赤、中輪で香りが強いようです。

 

鴛鴦(エンオウ)
 一枝に実が二つずつつくので、夫婦梅(めおとうめ)とも呼ばれ、夫婦仲の良いというオシドリ(鴛鴦)がその名になったようです。早咲きで、中輪、紅色の花だそうです。

 

錦光(きんこう)
 濃い紅色で、八重咲きの中輪だそうです。オシベの花糸という柱部分は赤みを帯びているそうです。

 

紅冬至(コウトウジ)
 早咲きだそうで、花は淡い紅色、一重咲きの中輪だそうです。蕾はそうとう赤い感じなのですが、開くとそれほどではなくなるようです。

 

麝香梅(ジャコウバイ)
 薄い紅色の一重咲きの中輪で、名前はその香りからついたそうです。それほど強い香りとは思いませんでしたが、私の鼻が悪いのでしょう。

 

高砂(タカサゴ)
 白色の八重咲きで中輪の梅だそうです。偕楽園では、高砂枝垂れを見ました。

 

山の里(ヤマノサト)
  解説が見つからないので、見たままをいいますと、白色、八重咲きで、やや大型の梅です。

水戸・偕楽園の梅の花(2)

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