ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のすべり台(2)

2016-10-31 21:01:36 | 水戸

 今、公園には、ぶらんこはなくても、すべり台はあるようです。次々と新しいかたちのものがでてきているようで、この世界も多様なようです。

 

小吹運動公園
 小吹町820-2(もっとも一般的なかたちのものですが、旧式になってきているようです。)

 

少友幼稚園
 備前町5-36(建物の2Fからすべり下るかたちです。避難器具でもあるのでしょう。)

 

杉崎ふるさとコミュニティーセンター
 杉崎町818-1(年齢差を考えた2種類のすべり台が一体化しています。)

 

聖母幼稚園
 五軒町2-4-32(スピードがつかないように考えられたものなのでしょうか、途中に踊り場があります。)

 

那珂川堤防
 上国井町(あと段ボールがあれば。これがすべり台の原点でしょう。)

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水戸の自慢(3)

2016-10-30 21:23:28 | 水戸

グランドピアノ
 慶応元年(1865)にスタインウェイ社で作られた日本最古のピアノが、茨城県立歴史館にある旧水海道小学校本館の展示室に保存されています。明治4年に横浜のハーパー夫人が購入して、最後に水海道小学校に至ったものだそうです。申し込まないと見ることはできません。(写真は旧水海道小学校本館)

 

宮内町吉田神社
 宮内町の吉田神社は、東夷を鎮定した日本武尊(やまとたけるのみこと)が船をとめて、境内にある朝日三角山で休息したという故事から創建されたそうです。承和13年(846)が資料に出てくる初めだそうですが、日本武尊を祀る最古の神社だろうといわれています。(写真は朝日三角山遺跡)

 

種痘
 徳川斉昭のもとに、本間玄調が中心となって、藩内3、000人を超える人々に種痘を実施したそうです。斉昭は「小児を種痘の苦難から救ってやりたい、そのためには他人の誹謗などかまってはいられない」といったそうです。また、本間は、まず自分の5男に種痘を試みたそうです。(写真は本間玄調)

 

救民妙薬
 編纂した穂積甫庵は、「大君徳川光圀が、求めやすい処方を集めて民を救えと自分に命じたので、397種の薬方を編集して救民妙薬と名づけた」といった主旨の序文を書いています。京都で出版され、初版から100年以上出版され続けたそうです。

 

岩樋を使った水道
 佐倉の人平賀保秀によって設計され、永田勘衛門によって工事がおこなわれ、寛文3年(1662)に完成した笠原水道は、凝灰質砂岩の神崎石(かみさきいし)でつくられた岩樋による地下を流れるものでした。全国的には18番目につくられた水道だそうですが、他藩には暗渠という形での水道はなかったそうです。(写真は復元された岩樋)

水戸の自慢(2)

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水戸の神社本殿と拝殿のつながるかたち

2016-10-29 21:24:21 | 水戸

 神社には、拝殿(普通におまいりする建物です)と本殿があります。一般的に本殿は、拝殿の背後にあり、周囲を塀で囲まれ、拝殿からでないと参拝はできません。この二つの建物のつながる形にはいろいろな形があるようです。以下はもちろん素人の区分けです。

1、分離型
  (1)屋根なし(これが一般的でしょう)(栗崎町芳賀神社)↓

 

 (2)屋根あり
  ①拝殿と本殿は分離(田野町鹿島神社)↓

 

    ②拝殿と本殿は屋根で一体化(小吹町香取神社)↓

 

  ③拝殿と一体の鞘堂が本堂を納める(赤尾関町春日神社本殿 この神社は初めからこの形かもしれないそうです。本殿は市の指定文化財です。)↓

 

2、一体化型(小さな神社の場合の一般的なかたちです)
  (1)後がでる(千波町素鵞神社)↓


 

  (2)後が出ない(三の丸黄門神社)↓

 

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水戸市植物公園薬草園の植物(2)

2016-10-28 19:34:33 | 水戸

 水戸市は、徳川光圀が出版させた「救民妙薬」を生かすべく、薬草をキーワードにした色々を考えているようです。すでに植物公園の喫茶フィオレンテでは養命酒製造と組んだ薬草メニューが始まっているそうです。

 

アイ(藍)
 タデ科 生薬名:藍葉(らんよう) 使用部位:葉 用途:解熱、解毒、毒虫さされ

 

カワラヨモギ(河原蓬)
 キク科 生薬名:茵陳蒿(いんちんこう) 使用部位:花穂 用途:抗真菌作用、胆汁分泌促進作用

 

サラシナショウマ(晒菜升麻)
  キンポウゲ科 生薬名:升麻 使用部位:根茎 用途:扁桃炎、かぶれ、湿疹など

 

ツルドクダミ(蔓毒痛)
 タデ科 生薬名:何首烏 使用部位:塊根 用途:降血脂、抗菌、強壮、整腸など

 

ツワブキ(石蕗)
 キク科 生薬名:橐吾(たくご) 使用部位:葉、根茎 用途:抗菌作用、健胃、食あたり、下痢など

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水戸の女人講中 石像(3)

2016-10-27 21:15:16 | 水戸

 子どもを抱いた如意輪観音像に、女人講中の文字が刻まれているものばかりを選んでいますが、その文字のない石像も数多くあります。一般的にはこれらを総称して子安観音といっているようです。海野庄一著の「水戸の石仏」によると、調査した石仏・石塔が674、その内、子安観音が142、十九夜、二十三夜が合計で33です。後者もおもに女性が信仰したようですから、これらを合計すると全体の25%です。この他に、如意輪観音が54あって、これも女性が関係したものがあったでしょう。一番多い地蔵が180となっていますから、その多さが分かると思います。講を維持したり、石像を建てたりするにも当然のことながら費用がかかります。水戸だけのことなのかもしれませんが、女性がこれだけ石像造立にかかわっているらしいことを見ていると、江戸時代の女性の位置や、お金の管理について、いろいろ考えさせられます。撮影のときに赤い前掛けをはずしたものがあります。

 

うりなみ印刷(元吉田町376-13)近く
 文化年間(1804-1818)、2つの女人講が共同で建てたようです。

 

東組共同墓地(河和田町611近く)
 天保6年(1835)、東原村女人講中6人と刻まれています。

 

中原不動尊(中原町786)
 天保12年(1841)と刻まれています。

 

滝下橋の桜川左岸100mくらいの左側
 嘉永年間(1848-1854)。

 

福徳弁財天(水戸市渋井町652近く)

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