積まれた酒樽はもちろん空で、杉の空樽や、ベニヤ板などで成形された樽形に菰(こも)をかぶせているのだそうです。多分樽奉納の時には、別に酒なども奉納されているのでしょう。いかにも神社らしい装飾で、最近は外国人観光客の話題になっているとか。酔っぱらい天国に住む、酒好き日本人を象徴するアイテムの一つなのでしょう。
東照宮(宮町2-5-13)
拝殿前左右にずらりと並んでいました。
別雷皇太神(元山町1-1-57)
奉納している滝田酒造店(酒銘 三ツ扇)には、現在別雷皇太神で演じられる向井町散々楽(ささら)が以前保管されていたそうです。
水戸八幡(八幡町8-54)
初詣の時の写真です。ふだんは置かれていないようです。
弘道館鹿島神社(三の丸1-6-4)
反対側には副将軍の酒樽が積まれていました。
大串稲荷神社(大串町2251)
昨年9月の写真です。ここにも棒ささらがあるそうです。